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中学入試の動向

青森県においては、国立の弘前大学附属中学校の入試が最も注目されていましたが、昨今の少子化の流れを受けて2015年度入試より募集人員が35名減の165名となります。附属小学校からの持ち上がりの生徒数が105名と変わりがないため、合格の難易度が大きく高まることが予想されます。
また、将来の大学進学も考え、私立中学校へ進学させようという保護者の方が増えています。地元の青森山田中学校も特進カリキュラムの強化を打ち出しており、弘前学院聖愛中学校、八戸聖ウルスラ学院中学校も公立中学校より難度の高い学習をすることで生徒の学力が伸び、人気が高まってきています。2015年度より青森明の星中学・高校は男女共学となり、国際的な人材育成にさらに力を入れていくようです。 
さらに、青森県教育委員会は、公立学校としては県内初の併設型中高一貫教育を、大学進学をはじめ、文化、スポーツにも優れた実績を残している県立三本木高等学校で実施することとし、同校の校舎内に県立中学校を新設したことで、さらに中学受験への関心が高まっています。
併設型中高一貫教育は、高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続し、6年間を見通した計画的かつ継続的な一貫した教育指導を行うことにより、生徒の資質・能力を最大限に伸長し、進路希望の達成をめざすものです。さらに、高等学校段階で、併設の中学校からの入学に加え、他の中学校からも入学することから、新たな人間関係が生まれ、お互いに切磋琢磨することにより、望ましい人格形成が期待されています。
一般の公立中学に比べ特色のあるカリキュラムや授業、活動を取り入れていることが多く、「一様の教育」ではなく「独自の教育」が存在し、進学意識や目的意識の高い生徒が集まることで教育水準の向上も期待されています。

県内中学入試概要

<弘前大学附属中学>※2015年度入試要項に基づく
Ⅰ.募集人員は165名で、男女ほぼ半数ずつ(附属小学からの連絡入学予定者約105名を含む。)
Ⅱ.選抜方法は国語(聞き取り含む)・社会・算数・理科の基礎的・基本的な学力についての検査と面接を行います。選考は、学力検査の得点及び面接、調査書によって総合的に判断して行います。
Ⅲ.選考の日時は2014年12月23日(火・祝)午前9時~午後2時30分頃まで。なお、合格者の発表は2014年12月26日(金)午前10時。

<三本木高等学校附属中学>※2015年度入試要項に基づく
Ⅰ.募集人員は男女合わせて80名
Ⅱ.適性検査Ⅰと適性検査Ⅱ、そして面接で選抜されます。適性検査は、志願者の思考力、判断力、表現力、問題解決能力などをみるための筆記による検査とし、検査Ⅰ及び検査Ⅱ(各45分)で構成されます。面接は志願者の目的意識や学習に対する意欲をみることとし、一人あたり7分程度の個人面接とします。
Ⅲ.選考の日時は2014年12月6日(土)、12月7日(日)で、初日に適性検査、2日目に個人面接が行われます。なお、合格発表は2014年12月24日(水)となります。

小学校教育に関する最新情報

新学習指導要領のポイント2015年度の教科書改訂と学習指導要領について
2015年度の小学校教科書改訂については、2010年版学習指導要領が継承されるため、教科書の内容に大きな変更点はないと予想されます。ただし、初めての改訂ということからも学習指導要領の意図をさらに明確に反映した教科書になることが十分考えられます。2010年版学習指導要領のポイントとなる主なキーワードは右記の7つです。
特に(2)の思考力・判断力・表現力育成の点で言えば、体験で感じ取ったことを言葉や図で表現することや、観察などの結果を正確に理解し伝達すること、学習に関わる概念、法則、意図を解釈して説明すること、情報を分析・評価し論述するなどの力が不可欠と言われています。単に理解し、解釈するだけでなく、活用、伝達できるレベルが要求されていると言えます。論述までつながるような学習が今後も重要度を増していくと言えるでしょう。また、(4)の理数教育の充実については、旧指導要領の施行時と比べ、算数、理科ともに約16%の学習時間が増やされた点に変化はないことから引き続き日々の学習の重要性が増していると言えます。表現力を論述や説明する力にまで高めるといった点は、ぜひ、覚えておきたい点です。

小中一貫教育の広がり
小学校6年間と中学校3年間の教育を一体で行う「小中一貫教育」が、全国にじわじわと広がっています。文部科学省の今後の方向性としても、現在この制度は示されていますが、公式な制度として実施されているものではなく文部科学省の「研究開発学校」や政府の「構造改革特区」といった特例を使って広がっています。「中1ギャップ」という言葉も一般的になってきましたが、小学校と中学校では学校生活のあり方や授業のやり方も全然違うため、その変化に子どもたちがついていけなくなっているために起こると言われています。小中一貫教育はこのギャップを埋めて、学力向上はもとより生活指導面や心の育成面などさまざまな点で効果が期待されています。逆に言えば、現在の小学校、中学校が分離した体制では小6から中1に上がった際の1年間が非常に重要であり、多くのお子さまの成績の明確な分かれ目になっているといっても過言ではありません。特に注意が必要と言えるでしょう。

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