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公立高校入試の動向

高校別大学合格者数2005年度から学区制が廃止され、志望校を選択する幅が広がっています。石川県の公立高校入試は、推薦入試と一般入試の2回に分けて実施されます。推薦入試は、石川県立高校の数多くが導入していますが、普通科では募集定員の上限20%以内とされているため、人気校での募集定員は少なく、倍率は一般入試より高くなっています。
一般入試の倍率については毎年変動していますが、金沢市内の進学校の人気は根強く、金沢泉丘、金沢二水は1.2倍程度の質の高い少数激戦、金沢桜丘、金沢錦丘などは1.5倍を超える高い倍率となる傾向があります。

推薦入試

推薦入試では、学校長推薦という形式で行われ、志望校に対する進学意識が高く、学習意欲があるものに対して、面接・作文・実技・調査書などにより合否が判定されます。募集定員は普通科で定員の20%以内、職業科・総合学科で定員の30%以内となっています。
2012年度の公立高校入試で、新たに金沢西、志賀が全日制普通科の推薦入試を廃止することになりました。推薦入試実施校は08年度に21校ありましたが、その後毎年減少傾向が続き、2012年度は8校になります。

一般入試

一般入試では調査書と5教科の学力検査の結果で合否が判定されます。2011年度までは、一般入試は2日間に渡り行われ、1日目に全校共通の5教科による学力検査、2日目には作文や小論文あるいは面接など、学校により独自に行われていました。しかし、2012年度からは、作文、小論文がなくなり、1日目に3教科、2日目に2教科と面接、適性検査を実施することになりました。
これは「ゆとり教育」からの脱却を目指す「新学習指導要領」の完全移行を機に取られる措置です。県教育委員会が2009年度までの3年間の全国学力テストの結果を分析したところ、石川県の場合、「知識」を試す問題に比べ、「活用力」を問う問題の正答率が低く、「問題解決に至る思考力や判断力、表現力が十分ではない」と判断しました。すでに、2011年度から試験問題の傾向が変わり始め、単に答えを書かせる従来の問題だけでなく、答えに至るまでのプロセスや論理展開を問う設問が増えてきているのです。この設問の変化が影響してか2011年度の合格者の5教科平均合計点数(500点満点)が、2010年度を47点下回り、一気に247点に低下しました。今後もこの傾向は続くと予想され、日ごろから記述問題を意識した対策が必要になってきます。
また、合否判定は、調査書と学力検査の相関関係から判断することになっていますが、その判定は各学校の裁量に任されており、これまでの入試結果から考察すると、学力検査の得点率が合否判定に大きな影響力を与えている傾向がうかがえます。合否のボーダーラインの場合は、もちろん調査書の内容も重視されるので、定期テストや生活態度もしっかりしておきましょう。

志望校合格に必要な対策とは…

上記のような高校入試の動向から、「志望校合格」に必要なキーワード(対策)が浮かび上がってきます。

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