高校入試情報
公立高校入試の動向
「仙台への一極集中ではなく、仙台の中での移動が激しい」
宮城県の教育・入試事情は、今大きな転換期を迎えています。
平成22年度における学区の撤廃により受験生の出願動向も大きく変化し、平成23年度入試においても同様の傾向が見られました。しかし、出願の流れや学校別出願状況には若干の違いがあります。平成22年度入試では2回目の予備調査と本出願の倍率にほとんど変化がなく、2回目の予備調査の段階で出願校をほぼ決定したと思われます。一方で、平成23年度入試では2回目の予備調査と本出願の倍率に差異が見られ、多くの受験生がぎりぎりまで出願校の決定を遅らせたことが推察されます。特に理数科で顕著に表れていますが、この背景には学区撤廃初年度の平成22年度入試において、仙台や旧仙台南学区に受験生が集中したことが挙げられるのではないでしょうか。仙台への一極集中に関しては、地域間の学力差や地元志向の進路指導により、学区撤廃前の水準からほとんど変化していません。また、旧仙台北学区から南学区への移動は平成22年度に倍増し、平成23年度入試も同水準のまま推移しています。旧南学区の高校に受験生が集中している影響は特にトップ校で顕著に表れ、旧北学区の仙台二高・宮城一高は、この2年間いずれも低倍率となっています。旧北学区の受験生が、最難関と言われる仙台二高の受験を見送り、旧南学区のトップ校である仙台一高に志望校を変更したことが原因と思われます。また、ここ数年着実に大学進学実績を伸ばしている仙台三高に人気が集まったことも宮城一高の倍率低下の要因でもあります。入試制度に変更がないことから平成24年度入試でも大きな傾向の変化はないものと思われます。公立高校入試では実力をしっかりとつけるのと同時に、出願状況を見極めながら志望校を決定する必要があります。
入試情報
平成24年度の高校入試は、仙台青陵中等教育学校の後期募集の停止を除いて大きな制度変更はなく、日程も平成23年度入試のスケジュールを踏襲しています。また、推薦入試も多くの高校において内容に大きな変化はありません。難易度の高い作文を課す仙台一高・仙台二高・宮城一高・仙台二華高の進学校については十分な推薦対策を行うことが求められます。
新しい入試制度について(平成25年度入試で導入)
現在の中学2年生が受験する平成25年度の入試から、これまでの推薦入試制度が廃止され、前後期選抜制度に移行されます。現行の推薦入試は、「基準がわかりにくい」、「学力検査がないために、生徒の学習意欲が低下している」などの声があり、入試制度全体を見直すことになりました。新入試制度の概要と前期選抜の特色は以下のとおりです。

志望校合格に必要な対策とは…
上記のような高校入試の動向から、「志望校合格」に必要なキーワード(対策)が浮かび上がってきます。

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