高校入試情報
2011年度都立高校入試の特徴
英語:長文を読み取る力を問う長文重は前年同様
国語:評論文が難化
数学:二次関数の復活、超難問の不出題、ひっかけ問題の出題で全体的には難化
理科:資料、実験結果、グラフからヒントを得て解答する問題の多様化が進み若干難化
社会:資料読み取りに時間がかかる問題が多いのは前年同様
国語の評論の難化は受験生には厳しかったと思います。理科・社会の実験や資料の読み取り問題の多用化は近年の特徴でもありますが、数学の大問1の計算問題も一癖のある問題が採用されているなど、基礎の応用をしっかりとやりこなさなければ得点しづらかったと思われます。
入試動向と合否判定
(1)入試動向
都立高校合格をめざす場合のステップは、先ず第一に内申の安定、そして学力の増強という所に目を向けるというのが鉄則です。
ところが、受験生の中には、内申と学力の差が激しくなってしまい、受験校選定において難しい判断をしなければならなくなっている学生もい ます。進学校と呼ばれる東高校以上の学校では、より学力のある学生の獲得を狙い、当日点重視の7 : 3 の割合になっております。このことから も、内申はあくまで内申であって、当日点を取らないと都立高校一般入試の合格は勝ち取れないといえるのです。また、最近の少子化傾向から、 各高校の募集人員の縮小が行われ、受験倍率の高率化が進んでしまっているのも厳しさに拍車をかけています。
以上のように、最近の都立入試の傾向は、学力重視、倍率高率化という2つのことが窺えます。
(2)合否判定方法
【合否判定の例】
都立入訟は内申点(調査書)と学力検査の合計点(総合得点・1000点満点)で合否を判定します。
内申点と学力検査の点数をみると
内申点は…51点満点(主に5教科25点満点+その他4教科20点満点×1.3)
学力検査は…500点満点(100点×5教科)
で計算されます。また、学校ごとに内申点:学力検査の比率が決められています。
(上位校ほど学力検査重視の7(学力): 3(内申)の比率)
比率7 : 3の高校の5教科入試の場合の得点計算は以下の通りです。
『自分の学力検査点/500×700+自分の調査書点/51×300(調査書の満点)』
例えば、内申点がオール4の女子が城東高校を受験する場合に必要な入試得点は…
城東高校:V模擬合格基準総合得点750点、合格基準内申点41点、比率7:3
これを計算すると、学力検査得点は「367点」。つまり1 教科あたり「73点」が必要になるということです。このように、都立高校の合格判定は、 学力検査と内申点で総合的に算出されます。受験勉強だから入試問題対策をするということだけではなく、今から始められる受験対策とし て内申点をあげるための勉強もとても大切なのです。

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