「行って終わり」にしない!オープンキャンパスで見るべきところ

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高校生にとって大学選びは人生の大きな選択の一つです。大学のオープンキャンパスは、数年間を過ごす場所を自分の目で確かめるチャンス。「とりあえず行って終わった」にならないよう、きちんと意味のある見学にしたいものです。この記事では高校生のみなさんに、オープンキャンパスの歩き方をわかりやすく紹介します。これから参加する人はぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント

オープンキャンパスに行くべき理由とは?
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インターネットやパンフレットでも、偏差値や就職情報、学部情報、学生の生活などについてある程度調べることができます。しかし、学生の雰囲気や土地の空気感、通いやすさなどは現地でしかわかりません。実際に行ってみると「思っていたより良さそう」「なんだか自分にはピンとこない」のような感覚が出てくるもの。理由は説明できなくてもこの感覚は意外に大事なので、無視しない方がいいでしょう。また、地図ではわからなかったけれど坂がとても多かった、というように行って初めて気づくこともあります。
入試本番の下見になる
初めて大学に行くのが入試当日、というのは不安が大きすぎます。最寄り駅からどのくらいの時間がかかるのか、構内にはどこから入ってトイレがどこにあるのか、などを先に知っておくと当日ソワソワしなくてすみ、試験に専念できます。受験をするかもしれない大学には一度は訪れておきましょう。
また、一人暮らし予定なら、合格発表から入学式までの準備期間はとても短いことを知っておきましょう。部屋を決めるために、たびたび現地に行くことはできません。実際の部屋を見ないまま決めなければいけないこともよくあります。少しでも周辺の状況を知っておくと安心です。
複数の大学を比較するのがおすすめ
同じ名前の学部学科でも、大学によって学べることは違います。学生のカラーも、それぞれの大学ならではの特徴があります。2校以上参加すると比較がしやすくなり、自分なりの「ものさし」ができていくので、時間や気持ちに余裕のある高1、高2の夏休みなどを利用して、複数の大学に参加するのがおすすめです。まだ志望校が決まっていなくても、地元の大学や有名な大学に行ってみるのもいいでしょう。「大学生ってこんな感じなのか」と知るだけでも価値があります。勉強のモチベーションアップにもつながるはずです。
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オープンキャンパス参加前に準備しておくこと
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何も準備せずに行くとただの観光になってしまいます。パンフレットをきちんと読んで大学の基本情報はある程度頭に入れておきましょう。そのうえで、疑問点や質問事項をリストアップしておきます。説明会や模擬授業、体験実習などは予約制のところもあるので、早めに確認することが重要です。見たい施設を決めておくと当日スムーズに回れます。
また、学部や学科以外で譲れない条件があるならそれも書き出しておきましょう。たとえば「図書館が充実しているところがいい」「おしゃれな学食があるところがいい」などをメモしておけば見学中にチェックしやすくなります。ただ受け身でイベントを楽しむのではなく、「ここに自分が通うとしたらどうだろうか」を常に想像しながら見て回ることが大切です。
オープンキャンパス当日の服装・持ち物
制服でなくてもOKです。奇抜すぎなければ私服でも問題ありません。たいていの大学のキャンパスは高校よりもかなり広く階段の上り下りもあります。履き慣れた歩きやすい靴で行きましょう。外を歩くことも考えられますので、夏は日傘や飲み物があると安心です。持ち物は、ノート、筆記用具、事前にまとめた質問事項です。リュックサックなどの手が空くA4サイズ以上の鞄に入れるのがおすすめです。
オープンキャンパス当日に必ず確認したいポイント
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大学で学べる内容・カリキュラムを確認するため、学校説明会、模擬授業は必ず参加しましょう。授業はどのように進むのか、取れる資格や留学制度、卒業後の進路など概要を知ることができます。〇〇学科を考えていたけれど説明会を聞いたら△△学科の方にも興味がわいた、のようなことも出てくるかもしれません。
模擬授業では実際の教室で講義を聞くことで、よりリアルに大学生活をイメージできます。一人の先生の一つの講義だけで全体を知ることはもちろんできませんが、学生に対する大学の姿勢や、教室の空気感などは感じ取ることができるのではないでしょうか。
キャンパス設備・学習環境を確認する
施設面では、その大学ならではの特色ある設備のほかに、図書館や自習ができるスペースも見ておきましょう。大学によっては、高校のように教室を自由に使って自習できるとは限りません。特に一人暮らしの場合は、自宅以外で勉強できる場所を確保できると安心です。
また、細かい点ですが参考になるのは、トイレの清潔さです。掃除が行き届いているか、雑に使われていないか、中庭の芝生や木々の手入れがされているかなども、大学側の価値観を知る目安になります。
在学生・先生の雰囲気を確認する
オープンキャンパスのスタッフだけでなく、他の学生がどのような様子で過ごしているかも見てみましょう。明るくのびのびしているか、また一人で行動していても自然か、浮いていないかなど、居心地が良さそうだなと感じた大学は、自分と相性が良い可能性があります。また、学食を見学するならメニューを確認するだけでなく、そこにいる学生や先生の様子も観察してみましょう。雰囲気や表情から見えてくることもあります。
オープンキャンパスで見落としがちなチェックポイント
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高校生が見落としがちなのが「生活面」。家を出て一人暮らしをするなら、たとえば通学時間、周辺環境、電車やバスの本数、アルバイトのしやすさなども重要です。大学に行くということは、そこで生活するということ。大学以外の生活圏が充実していると精神的にかなり安定します。また、地方と都会、雪国などの生活環境の違いも考慮に入れて。帰省しやすいかどうかも把握しておきたいことの一つです。
さらに、学生生活で困ったときにどんなサポート制度があるかも知っておくと安心です。学業につまずくことも、人間関係で悩むことも、金銭面、健康面の不安が出ることもあるでしょう。そのようなときに相談ができる場所があるかどうかは、充実した学生生活を続けていくうえで本当に大事なポイントです。
オープンキャンパス参加後にやるべきこと
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見学後はできるだけ早く記録しておきましょう。自分が実際に感じたことや参加してみての気持ちは、その場では強く高まっていても何日かたつと薄れていくもの。特に複数の大学を見に行った場合、時間がたつと記憶が混ざってしまいます。あとから比較できるように、きちんとした判断材料にするためにも必ずメモを残しておきましょう。
オープンキャンパスは人生の選択の入り口
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大学で人生が決まるわけではありませんが、大学選びは間違いなく人生の岐路です。オープンキャンパスは、これから先の進路や自分の生き方を真剣に考え始める「入口」です。迷いながら、比べながら自分の道を探す第一歩なのです。とはいえ、気負う必要はありません。少しだけ未来を想像しながらオープンキャンパスの一日を過ごしてみてください。
進路に悩んでいる人も、進路が決まってあとは勉強するだけの人も、個別指導Axisでは高校生のみなさんをお待ちしています。大学受験に強いアクシスならではの指導で、一人ひとりの未来をサポートいたします。
この記事を書いた人

教育コラムニスト
小林 佳代子(こばやし かよこ)
中学受験から大学受験まで学習塾において20年の指導経験と母の視点から、家庭と学びをつなぐヒントを発信。