津嘉山校沖縄県島尻郡南風原町
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沖縄県公立高校入試の出題傾向と変化
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今回は前回の共通テストの変化をふまえて、沖縄県公立高校入試がどのように変化したのかをまとめます。
【理科・社会】
特に顕著な変化がみられる教科。2017年時点では「知識」だけで解ける問題が理科90%・社会77%を占めていたが、2025年では「知識」だけで解ける問題が理科32%・社会30%に減った。代わりに「知識+情報処理」(資料読解、グラフの読み取りなど)が必要な問題が理科68%・社会70%と知識問題を大きく上回るようになった。
【数学】
2004年の数学の問題冊子は5ページで収まっていたが、2024年では10ページと倍増している。試験時間は50分で変わっておらず、解答する問題数も39~40問とほぼ変化がないため、単純に1つの問題に対する文字量が大幅に増えている。数学が得意な生徒も試験時間ギリギリか、解き終わらないといったことも見受けられる。
【記述問題】
全教科60点満点中の10点は記述問題となっていて、出願した高校の裁量で採点される(もし仮に国語の作文問題で全く同じ内容のものを2つの別々の高校が採点したら、点数が異なるということ)。進学校に出願した生徒は、「作文の完成度・説明記述」で差がつく。一方で進学校以外に出願した生徒は、「とりあえず何か書く!」ことでプラス1点が確保できる。注意点としては、模試(プレ入試・おきなわ県模試)は高校入試本番と採点基準が異なるため、ただ書いただけでは0点になることも多い。しかし、めげずにコツコツと問題を解くことでさらにプラス1点ないしプラス2点につながりやすい。視点を変えると、進学校以外に出願する生徒は記述問題は点数をとりやすい。勉強に苦手意識がある生徒ほど何も書かないことが多いが何か書くだけで周りと差をつけやすい。
【余談】
中学校で定期テストの実施回数が減ってきている影響で、「試験範囲が無制限」のテストに慣れていない生徒が急増し、中3の初回模試(夏休み前後)の平均点も低下傾向にある(中1~中3の1学期までの学習を忘れているか理解していない生徒が増えているということ)。中学校の成績と模試の点数のギャップにショックを受ける生徒が増えている。
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