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実力テストで点が取れる中学生の勉強法~伸びない5つの原因と対策

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授業をまじめに受けて宿題もきちんとこなし、定期テスト前には一生懸命勉強しているのに、実力テストになると点数が取れない。がんばっていても思うような結果が出ないのは、努力が足りないからではなく、実力テストで求められることと普段の勉強法が少しずれているのかもしれません。 この記事では、実力テストに強い生徒が普段から意識している勉強法や考え方を、具体例を交えながら解説します。

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定期テストと実力テストの違い|点が取れない根本的な理由

定期テストは、限られた範囲のワークを繰り返したり、授業ノートを見返したりといった対策が点数につながります。範囲内の内容を「覚えているか」を問われる問題も多いです。実力テストは過去の内容や初見の問題、複合問題も出されるため、定期テストを経て「残った学力」が試されると同時に、一歩進んで「理解して使えるか」も問われます。

定期テストが「レシピ通りに作る料理」なら、実力テストは「冷蔵庫にある材料で料理を作ること」です。日ごろ身につけた知識を使いこなせるかがカギです。今持っている知識や解法を、いろんなパターンで何度も使う経験を積むことが大切です。しかし、すぐには冷蔵庫の材料でパパっと作れるようにはなりません。そうなるためには、基本の料理をマスターすること=基礎力を定着させることがまずは不可欠です。

[関連ページ]中学生の定期テスト勉強のコツは?準備することや教科別のテスト対策

中学生の実力テストで点数が伸びない5つの原因

原因(1):定期テストを「やりっぱなし」にしている

定期テストが終わったら、その単元の勉強は終わりと思っていませんか。実力テストは定期テストの延長上にありますので、引き続き勉強をしないと実力テストで点を取ることは難しいのです。まずは定期テストを大切にすること。間違えた問題の分析や直しを丁寧におこないましょう。何もしないまま次に進むと、弱点がそのまま残った状態になり、実力テストで失点につながります。

[関連ページ]定期テストで高得点を維持・安定化させる、中学生の勉強法を解説

原因(2):時間をあけた定期的な「復習」をしていない

定期テストで90点取れても、半年たって同じ問題をしてみたら70点だったというようなことはよくあります。特に、テスト直前に急いで詰め込んだ内容は抜けていきがちです。また、そのときは間違い直しをしてわかったつもりでも、翌日、1週間後、1か月後など念押しの復習をしないとどんどん忘れていきますので、日をあけて繰り返し取り組むことが必要です。

「何も見ずにいつでも自力で解ける」状態になって初めて定着したと言えます。実力テストで得点するにはその状態を目指しましょう。

原因(3):問題演習などの「アウトプット」が不足している

ノートまとめをしたり教科書を読んだりすること、授業を聞くこと、解説を読んで「なるほど」と思うこと。これらはすべてインプットの学習です。それだけでは実力テストで点を取ることはできません。

「わかる」と「できる」は違います。「わかったこと」を実際に「できること」に変換するためには、問題演習の時間をしっかり取る必要があります。料理のレシピをいくら読んでも作れるようにはなりません。実際に作って、失敗して、改善して…を繰り返して上手になっていくのです。問題を解いて、直して、もう一度解くことで、テストでも使える力になるのです。アウトプットの学習を意識的に多めに取り入れましょう。

原因(4):応用問題に対応できる「基礎力」が固まっていない

実力テストでは、たいてい発展的な内容が3割ほど出題されます。だから基礎が定着していて標準的な問題ができていれば、応用問題が解けなくても7割を取ることは可能だということです。

しかし、それが簡単ではないのはなぜでしょうか。「定期テストでは得点できているから基礎は大丈夫」と思っていても、習った直後はできる、学校のワークでは解ける、だけでは充分に基礎が固まっているとは言えないからです。前学年の単元に抜けがないか、問題の形が少し変わっても解けるか、時間がたっても思い出せるか、再確認してみましょう。

原因(5):本番の「時間配分」や「ケアレスミス」を意識していない

定期テストとは違い、実力テストでは見慣れない形式や難しい問題が出題されます。焦ってケアレスミスが出たり、時間が足りず最後まで解き切れなかったりということが起こります。全体を見渡して、できるところから取り掛かる、難しい問題はとばす、計算や漢字はややスピードをゆるめて確実に解き進めるなど、解き方のスキルも重要です。普段から本番を意識して取り組みましょう。

実力テスト攻略の鍵|「丸暗記(覚える勉強)」で勝てない理由と対策

「今回のテスト範囲は不定詞だからtoを使う」という勉強は定期テストではうまくいっても、実力テストでは通用しません。「なぜここでto不定詞を使うのか」を理解して説明できる力が必要です。問題を見てすぐに、どの単元のどの知識を使えば良いか判断できることが重要なのです。

そのためには学校のワーク以外に、単元は同じでも初見の問題や違うパターンの問題にも積極的に取り組みましょう。さらに、いろいろな単元が混ざった総合問題にチャレンジすると実力テストへの対応力が鍛えられます。

実力テスト対策の勉強法|毎日「過去の単元」を思い出す仕組み作り

実力テストは、半年前、1年前に習った内容も出題されるので、日ごろから継続的な復習をしている人との差が大きく出ます。定期テストが終わってから一度も解いていない単元がある人は要注意。今習っているところの勉強に追加して、以前に習った単元の問題を解く時間を作りましょう。

中3は毎日が望ましいですが、中1、中2のあいだは週に2~3回でも良いでしょう。今習っている内容の理解度にもよりますが、勉強時間の3割ほどを過去の単元の復習にあてるイメージです。1日に2~3教科をそれぞれ数問ずつ、短時間でも継続することが大切です。学校では歴史を習っていても家では5分だけ地理の問題を解く。宿題が一次関数なら、最後に連立方程式を数問解く。

こうすることで、定期テストのたびにしてきた努力が消えずにきちんと積み重なっていきます。

[関連ページ]【中学生】学習習慣づくりのポイントを解説!親ができるサポートとは?

【定期テスト平均点前後】基礎から系統立てて復習する方法

基礎力にやや不安がありますので、過去の単元を復習する場合は系統立てて取り組むと良いでしょう。たとえば数学なら月曜日に正負の数を5問、火曜日に文字式を5問、水曜日に方程式を5問…というように習った順に少しずつ取り組む方法です。日曜日に間違えた問題だけもう一度解く、というように、その週のおさらいの日を作ることがポイントです。そこでまた間違えたら翌週も同じ単元の復習を続けます。

【定期テスト8割以上】単元をランダムに混ぜて復習する方法

月曜日に一次関数を2問、火曜日に連立方程式を3問、水曜日に計算系を5問…というようにランダムに復習していくと良いでしょう。より実力テストに近い状態で勉強ができます。定期テストとは違い、実力テストではどの単元から出題されるかわからないので、普段からあえて単元を混ぜて復習しておくことがポイントになります。また、問題を見た瞬間に「これは一次関数だ」「これは受動態だ」と判断できれば、テストで初見の問題にも対応しやすくなります。

実力テストに強い中学生の共通点と日々の学習意識

実力テストで点が取れる中学生は、常に「テストでもできるだろうか、1年後もできるだろうか」という視点で勉強をしています。勉強とは、テキストを埋めることでも一時的に暗記することでもありません。学んだことをいつでも使えるように自分の力として育てていくことです。「できた」で終わるのではなく「でき続けること」を目標にしているのです。この意識の違いが、定期テストだけでなく実力テストでも結果につながります。

個別指導Axisでは、前回の授業内容の確認テストに加え、過去単元の定着度をはかるテストも定期的に取り入れ、継続的な復習ができるよう指導をおこなっています。「今」の内容も「前」の内容も取りこぼしません。実力テストの点数が伸び悩んでいる人は、ぜひ一度アクシスにご相談ください。

この記事を書いた人

教育コラムニスト
小林 佳代子(こばやし かよこ)
中学受験から大学受験まで学習塾において20年の指導経験と母の視点から、家庭と学びをつなぐヒントを発信。

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