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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り大問数は10問で、リスニングから英作文までバランスよく出題されました。大問1~4のリスニングは全て記号選択式で、大問3では放送を聞いてメモを完成させる岩手県特有の形式が継続されています。また、大問9の並べ替え問題では受動態や関係代名詞といった重要文法の深い理解が試されました。それ以外は適語補充、会話文読解、長文読解、条件英作文が出題されますが、基本的な文法内容が理解できていれば得点できる問題です。長文は対話や説明文から必要な情報を素早く正確に読み取ることができるかがポイントになります。

対策のポイント
大問10題中3題が、会話文または長文読解の問題!

長文読解は、文中の空所に単語や文を補充する問題や、内容に合う選択肢を選ぶ問題、複数のイラストを適する順番に並び替える問題など、様々な形式の問題が出題されます。長さは400語程度で公立高校入試においては平均的な分量ですが、制限時間を考えるとある程度の速読力が求められます。

日本文の内容を20語以上で書く英作文が出る!

本年度は「ロボットと人間のどちらの店員が良いか」という現代的な題材に対し、自分の考えを20語以上で書く問題が出題されました。難解な単語は不要ですが、理由を論理的に説明する力が必要です。教科書の例文を暗記し、意見と理由をセットで書ける「型」を習得することが、合格への鍵となります。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ
絵や地図を使う
メモ・グラフ・表を完成する
日本語[英語]で答える
自分の考えを英語で書く
発音・アクセント 発音・アクセント
くぎり・強勢・抑揚
読解 英文和訳(記述)
脱文挿入
内容吟味
要旨把握
語句解釈
語句補充・選択
段落・文整序
指示語
会話文
文法・英作文 和文英訳
単語の穴埋め
語句補充・選択
語句整序
正誤問題
言い換え・書き換え
英問英答
条件英作文
自由英作文
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数10101010
小問数30292930
リスニング10101010
英作文2222

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は12問、小問数20問でほぼ例年どおりの構成でした。 大問1の小問集合、大問2~7の方程式や図形、箱ひげ図の問題は典型的な出題でした。大問7以降は例年配点が高く、特に関数分野は十分に準備しておくことが重要です。ただし関数や図形の最後の小問は難易度が高いことも多いので、そこに時間をかけすぎず、前半の問題を取りきることが高得点獲得へのカギとなります。 大問1の小問集合は確実に全問正解できるよう、典型問題の一つ一つの解法を理解・納得したうえで、手を動かして演習することが必要です。

対策のポイント
「連立方程式の文章題」 が出る!

今回までで6年連続で連立方程式の文章題が出題されています。近年の傾向として、日常の現象と絡めた出題が増えてきており、しっかり準備しておく必要があります。教科書の「深い学び」や各章末の問題Bの「活用の問題」には過去問と似た題材が紹介されていますので、きちんと取り組んでおきましょう。

記述式の 「図形の証明問題」と「三平方の定理」 が出る!

図形の証明は毎年必ず出題されます。本年度は2つの正五角形から合同を証明する基本的な問題でした。証明問題では、結論から逆算して必要な条件を見つける論理的思考力が求められます。典型的な図形の性質を整理し、自分の言葉で根拠を記述する練習を繰り返すことで、部分点を含めた確実な得点源にしましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数
文字式
方程式・不等式
式の計算
連立方程式
平方根
多項式
2次方程式
関数 比例と反比例
1次関数
関数 y = ax2
図形 平面図形
空間図形
平面図形と平行線の性質
図形の合同
図形の相似
円周角と中心角
三平方の定理
データの活用 データの分布・比較
確率
標本調査
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 12121212
小問数 15202020
記述問題 図形の証明(説明)1111
その他の説明・証明など1000
立式・解法の過程の記述1111
作図(図形)1111
作図(グラフ)0000

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問1:小説 瀧羽麻子「さよなら校長先生」 大問2:論説文 平田晃久「建築は、もっと自然に近づくことができる」 大問3:短歌 辻桃子・安部元気「やさしい俳句入門 17音で世界が変わる!心がおどる!」 大問4:古典 「孔子家語」 大問5:資料読解・作文 大問6:漢字 昨年に引き続き今年も大問数は6問構成。昨年は出題されなかった融合問題が今年「現代文+俳句」という形で復活。古典は漢文の書き下し文の出題でした。また、25字以内を条件とする記述が1題、45字以内が3題、70字以上が2題出題されました。

対策のポイント
複数の文章の融合問題が出る!

一昨年まで「古文+漢文」「小説+古文」「説明文+漢文」などの融合問題が出題されていました。昨年は出題されず今年「現代文+俳句」として復活しました。今後も出題される可能性があります。いろいろな文章を読み、考える習慣をつけておくことが大切です。

「複数資料の読み取り問題」が出る!

本年度は「地産地消の生産者と消費者にとって良い点」というテーマで作成した≪原稿≫を友人の助言をもとに修正案を作成するという新傾向でした。インタビューとグラフという複数の資料を用い、≪原稿≫の内容をふまえつつ友人の助言を取り入れて、段落構成の条件もを守りスピーディーに意見をまとめて書く練習が必要です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)
熟語(三字熟語・四字熟語)
語句(ことわざ・慣用句)
文法 文と文節
品詞・用法
敬語、その他
表現・情報 グラフ・図表の読み取り
話し合い
伝え方の工夫
課題作文
聞き取り問題
文学史 文学史
現代文(読解) 主題・表題
大意・要旨
情景・心情
内容吟味
文脈把握
段落・文章構成
指示語
接続語
脱文・脱語補充
古典 古文のかなづかい・古語
古文の会話・主語
古文の展開
漢文・漢詩
文章のジャンル 論説文・説明文
記録文・報告文
小説・伝記
随筆・紀行・日記
和歌(短歌)
俳句・川柳
古文
漢文・漢詩
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5655
小問数23252525
記号解答10111211
記述式解答(漢字の読み書きも含む)13141314

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り大問数は6問構成になっています。小問集合が8問、物理、化学、生物、地学から各1問、融合問題が1問出題されています。 大問1は小問集合で、複数単元からの出題があります。大問2以降の各大問では、「得られたデータから何がいえるか」を問う問題や、「必要な情報を得るために比較するデータを選んで考える」といった問題が増えていますので、情報の読み取りの練習も必要です。計算問題は単位変換も大切です。公式を理解し使いこなせるまで練習しましょう。

対策のポイント
「化学反応式」が出やすい!

ここ数年、化学反応式が必ず出題されています。イオンも含めて、化学反応式を正確に書けるように練習しておきましょう。特に化学反応式を係数も含めて正確に書く力や、水溶液中のイオンの増減を捉える力は必須です。教科書にある主要な反応式を網羅し、物質の変化を原子・分子のレベルで説明できるよう演習を重ねましょう。

計算問題は要練習!

本年度は仕事率(W)の算出や飽和水蒸気量を用いた露点の判別、密度の計算など、幅広い分野から計算問題が出題されています。公式を使いこなすだけでなく、秒やメートルといった単位の変換ミスを防ぐ注意力も不可欠です。過去問を通じて計算の手順をパターン化し、正確かつスピーディーに解く力を養いましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき
光と音
電流
電流と磁界
力のつり合いと合成、分解
運動の規則性
仕事とエネルギー
化学 物質のすがた
水溶液
状態変化
物質の成り立ち、原子・分子
物質の化学変化
化学変化と物質の質量
水溶液とイオン、電池とイオン
化学変化と電池
生物 生物の観察と分類の仕方
生物の体の共通点と相違点
生物と細胞
植物の体のつくりと働き
動物の体のつくりと働き
生物の成長とふえ方
遺伝の規則性と遺伝子
生物の種類の多様性と進化
地学 身近な地形や地層、岩石の観察
地層の重なりと過去の様子
火山と地震
自然の恵みと火山災害・地震災害
気象観測
天気の変化
日本の気象
自然の恵みと気象災害
天体の動きと地球の自転・公転
太陽系と恒星
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)
生物と環境(生物・地学)
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数6666
小問数32323132
記号解答22211821
短文記述5444
計算問題3452
図・グラフ、モデル1121
語句記述

[関連記事] 【中学生】理科の成績の上げ方|苦手になる原因や勉強のポイント

社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り、大問数は8問で構成されています。小問は28問、文章記述問題は6問でした。 例年通り全体的に基本的な知識を問う問題が多い一方、文章記述問題のほとんどは、用意された資料を読み解き答える問題が多いため、資料読解力が重要です。特に最後の大問は近年恒例となっている「ディベート型記述問題」(あるテーマに基づいた課題と利点、長所と短所等の2つの立場から答える問題)が出ることが多く、本年度は空地の企業誘致案についての出題でした。資料の読み解きと多角的な答えを求められることが増えています。

対策のポイント
「資料の読み取り」は事実と想像を分ける!

資料の読み取り問題は問題文が長く、条件を整理しながら解答する必要があります。何に答えるのかを明確にして、必要事項を盛り込んで記述する練習を積みましょう。特に「資料に書かれていない」ことを勝手に追加したり想像して書いたりしないように「事実」と「自分の考え」を分けて考えるようにしましょう。

「略地図の問題」が出る!

例年、大問1では略地図を用いた世界の地理や距離・時差の問題が出題されています。どんな地図にどんな特徴があったか、どういうメリットとデメリットがあったかをしっかり復習しましょう。また、日本各地や諸外国の雨温図から気候の特徴を判別する練習も不可欠です。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形
気候
人口
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)
第二次産業(工業)
第三次産業(商業・サービス業)
貿易
地域 アジア州
ヨーロッパ州
アフリカ州
南北アメリカ州
オセアニア州
九州地方、中国・四国地方
近畿地方、中部地方
関東地方、東北地方、北海道地方
歴史的分野 日本史 平安時代まで
鎌倉・室町時代
戦国・江戸時代
明治時代以降
世界史 古代
中世
近世
近・現代
テーマ史 政治・外交史
社会・経済史
文化史
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治、三権分立
地方自治
経済 消費生活と流通
企業と生産活動
財政、国民生活と福祉
国際 地球社会と私たち
経済と貿易
環境問題
時事問題
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数8888
小問数28282828
記号解答18191719
用語記述4353
文章記述6686
作業・作図0000