曳馬校静岡県静岡市
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小学生の道徳に対する大人の対応
公開日:
小学校高学年の道徳に「手品師のジレンマ」という題で内容が掲載されています。
ある手品師が街角の少年と出会い、手品を見せようとしましたが、急な連絡が入り見せることができませんでした。
そこで手品師は、少年に「明日見せてあげるね」と約束してその場を去りました。
その日の夜に、あるイベントプロデューサーから連絡が入り、「明日の公演で欠席者が出たので、代わりに出演してほしい」という依頼でした。
手品師はどちらを選ぶべきでしょう?
という問いです。
ちなみに、手品師はその日暮らしの生活で貧困を余儀なくされています。イベントに参加すれば高額の賃金が手に入ります。
答えは、人によって考えが違うため正解はありません。
なぜなら、自分の約束と子供との約束の葛藤があるからです。
少年の約束の方が大事、という小学生もいれば、イベントがお金になるのならそちらを選択するべきという小学生もいると思います。
この時に大人の意見を子供達に話してしまうと、小学生の高学年ならそっちの意見の方が良いのかなぁ・・・と考えてしまうので、自分の意見を言うのはタブーです。
ここでの目的は、正解を出すのではなく、それぞれの小学生の答えに至った過程を大事にすることです。
大人はすぐに結論を急いでしまいますが、じっくりと考えることも必要です。
私自身も結論を急いでしまうことがあるので、注意しなければいけないと思いました。