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糸満照屋校沖縄県糸満市

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なぜ友達に聞く方がわかりやすいのか(後編)

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前回続きです。 先月教えた赤本(琉球大学2023数学)に以下のような解法がありました。 ・ここで図形を横に倒すと規則性が見えてくる これの「図形を横に倒すと」中華鍋にあたります。 生徒は学校で 「規則性を見つけたあとの計算」は習う一方「規則性が見つからないときは図形を横に倒してみる」は習ったことがないはずです。 (「いやよくやるじゃんそれ」と思える人は家に中華鍋があり日常で使い慣れていることになります。いいなぁ) ここで、解説を読んだ本校生徒はだいたいこうなります↓ 「なるほど、図形を横に倒せばいいんだな」メモメモ しかしながら、私が解いた範囲では「図形を横に倒す」解法は2023以外で見たことがないのです。 つまり、その使い慣れていない中華鍋 二度と使用することなく流しの下にしまうことになります。 (塾長の家にはそのような調理器具がたくさんあります) ゆえに、私の授業では「カセットコンロとフライパン」のみで解説を行います。 今回の問題で言えば、図形を横に倒さずとも規則性を見つけることができます。赤本解説より解答が長くなり計算が面倒になるデメリットがありますがそれでも「現実的に思いつく」方のメリットを優先します。 完璧な黄金炒飯ではなく、現実的な家炒飯です。徹底します。 古文漢文や英語では「日本語訳を見ない状態で解説を作る」が私のルールです。これらの科目においては「日本語訳」が中華鍋にあたります。日本語訳を見てしまうとどうしても生徒の感覚とズレて、解説ありきの解説になります。 塾長は各学校の単語帳を見ながら、生徒が訳せる文と訳せない文を仕分けて、現実的に解答できる範囲を決めます(この作業が大変) 毎年、卒業生が合格体験記「授業がわかりやすかった」と書いてくれていますが 「わかる範囲の解説にとどめた」という表現が正しいです。 実際に彼らにとってどうやっても調理不可と判断した問題はあっさり捨てます。 「これは我々には解けません」とはっきり明示することで変に粘らせず、言い換えると苦手意識を作らせずに1年間受験を完走します。 糸満高校、向陽高校周辺偏差値の生徒が現実的に解ける範囲、持っている調理器具を把握してそれに合わせて授業を組み立てるのが本校の強みと言えるかもしれません。