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🍬 English Drops | Vol.5 | 年末スペシャル:その英語、実は不自然?「A Happy New Year」の真実

公開日:

街中でよく見かける「あの英語」
【English Drops ~ 受験と学習のための、知の味わい ~】

今年も残すところあとわずか。この時期になると、こんなフレーズをよく見かけませんか?

"A Happy New Year"

なんとなく「あけましておめでとう」の定番として使われているこの言葉。実はこれ、ネイティブスピーカーが見ると「おや?」と違和感を覚えることがあるのをご存知でしたか?

誰かに話したくなる「A」のミステリー
クリスマスソングの定番『We Wish You a Merry Christmas』では、「A Merry Christmas」と歌っていますよね。なのに、なぜ新年の挨拶で「A」をつけると不自然になるのでしょうか?

1. 「文章」の一部なら「A」がいる
歌の歌詞を思い出してみましょう。
We wish you a Merry Christmas...

これは、「私たちは(We)祈っています(wish)あなたに(you)あるひとつの(a楽しいクリスマスを」という完全な文章(SVOO文型)です。この場合、「楽しいクリスマス」という名詞の塊として扱うため、冠詞の「a」が必要になります。

2. 「挨拶」だけなら「A」はいらない
一方で、私たちがカードに書くのは「文章」ではなく、呼びかけとしての「挨拶」です。

  • Good Morning(× A Good Morning)
  • Merry Christmas(× A Merry Christmas)
  • Happy Birthday(× A Happy Birthday)

これらと同じで、"Happy New Year" も、挨拶として単独で使う場合は「A」をつけないのが自然なのです。「A Happy New Year」とだけ書くと、ネイティブには「(あるひとつの)よいお年を……」と言われた後、「……え、なに?(その後に文章が続くの?)」という待ちぼうけ感を与えてしまう可能性があります。

それではみなさま、Have a great new year!
(↑これは「よい年を過ごしてね」という文章(命令文)なので「a」がいります!)

来年も本コラム 及び 個別指導Axisをよろしくお願いいたします。

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