○110.公立高校学力検査の結果(神奈川公立高校入試R8)
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こんにちは。Axis川崎京町校です。
今年も「公立高等学校入学者選抜学力検査の結果」が県教育委員会から発表されました。概観を述べようと思います。
5科合計平均点は299.1点。去年286.1点、一昨年278.7点、2年続けての上昇。国語を除く4科で比べると、去年212.3点、今年235点でしたので、23点もの上昇。思ったくらい、いえそれ以上に易化だったようです。
英語+4.6点、国語-9.7点、数学+5.4点、理科+8.3点、社会+4.4点。平均点を見た感じでは、文高理低は解消、いい方向に向かっていると言えそうです。しかし、先日記述しました通り、理、社において問題の質に変化が感じられ、その教科、分野ならではの考察や洞察力を試す出題が減り、原理の理解よりも情報的な知識を問う問題が増えた結果と言えるようにも思います。両教科とも分布は台地状となり、とくに理科では二こぶの様子も見られ、これまでの過去問から理科らしい計算や洞察問題を見て、対策をはじめからあきらめた人と最後までがんばった人の差が特に中間層で開いた結果だったのかなと感じます。社会は全体に例年より数問多くとれて、とくに苦手層が崩れなかったことから台地状を形成した感じに見えます。
英、数においては少し数字をあげますと、英語満点2.6p、91点以上11.3p、そして、もっとも多い層が31-40点で13.3p、次が21-30点で12.6p、平均は56点。数学満点0.1p、91点以上0.6p、もっとも多い層が51-60点で25p、平均は56.7点。数字が出てきても何のことやらわかりにくいですよね。平均点はほぼ同じ両教科で、満点の割合が2.5pも違います。受験者数が43000人くらいでしたから、英語の満点は1000人以上、90点以上も5000人くらいいます。数学の満点は50人いません、90点以上も300人いません。こちらも先日述べましたが、今年の数学は去年より取り組み易かったと思います。しかし、「捨て問」には触れないという「掟」を誰からともなくささやかれ、数学のできる生徒すら、作戦通りに進めたことで目標点を抑えた結果ではなかったでしょうか。
今年の出題は尖ったものを伸ばす感じではなく、全体に丸くこなれた、ふつうに頑張った人に成果をもたらせたものだったと思います。あるいは、特色検査との棲み分けだったかもしれません。
個別指導Axis川崎京町校