河内長野市千代田の小学6年生へ|中1でつまずかないための中学準備【英語・算数・学習習慣】
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小学6年生になると、「中学校に入る前に何を勉強しておけばよいですか?」というご相談が増えてきます。
中学準備というと、中1の内容をできるだけ早く予習することをイメージされるかもしれません。しかし、個別指導Axis千代田校では、いきなり中学校の内容を先取りすることが必ずしも最優先ではないと考えています。
中学校では、英語は「英語に触れる」段階から、単語を覚え、文法を理解し、自分で英文を読んだり書いたりする学習へと変わります。数学では問題量が増え、分数を含む計算を速く正確に処理する力が求められます。
そのため、小6のうちに大切なのは、
小学校内容の抜けを確認する
→ 英単語や計算などをスラスラできるようにする
→ 自分で勉強する習慣を作る
→ 余裕があれば中1内容を先取りする
という順番です。
この記事では、河内長野市千代田周辺の小学6年生が、中学校へ進学するまでに準備しておきたい英語・算数・国語について、千代田校で実際に中学生を指導してきた経験も交えながら解説します。
この記事で分かること
この記事では、主に次の内容を解説します。
- 中学英語で急につまずきやすくなる理由
- 小6のうちに身につけたい英単語の覚え方
- 英文法を「形」だけで覚えないほうがよい理由
- 中学数学の前に分数計算を仕上げておきたい理由
- 主語・述語などの国語文法と英文法の関係
- 小学校内容の復習と中1の先取りを、どの順番で行えばよいか
中学校の勉強は、小学校の延長ではありますが、勉強の量だけでなく「勉強の仕方」も変わります。
中学入学後に困ってから戻るのではなく、小6の間に少しずつ準備しておくことが大切です。
小6の中学準備で大切なのは「英語・数学・学習習慣」
中学準備で優先したいのは、単に中学校の教科書を先に進めることではありません。
個別指導Axis千代田校では、
①小学校内容の理解
②英単語・計算などの基本の自動化
③毎日の学習習慣
④中1内容の先取り
の順に考えています。
中学校では「分かっている」だけでは点数になりにくい
小学校では、一つひとつの問題を比較的ゆっくり考えられるテストも多く、「やり方は分かっている」状態でも点数につながることがあります。
中学校では少し事情が変わります。
例えば数学なら、当校で確認してきた定期テストには、大問が10題を超え、多くの計算や小問を限られた時間で処理するものもあります。
そのため、
- 解き方は分かっていたのに符号を間違えた
- 分数計算に時間がかかって最後まで解けなかった
- 一度解いた問題を見直す時間がなかった
ということが起こります。
英語も同じです。
「この英文は見たことがある」というだけではなく、
なぜここは isなのか
なぜ疑問文では語順が変わるのか
なぜこの文ではdoesを使うのか
といった仕組みを理解していないと、学習内容が増えるにつれて混乱しやすくなります。
中学校では、「時間をかければ分かる」から「必要な知識をすぐ使える」状態へ近づけていくことが重要になります。
小学校の苦手を残したまま先取りしない
だからといって、小6の冬から全員が中1教材をどんどん進めればよいわけではありません。
例えば、
- 分数の通分・約分で止まる
- 割合の意味がよく分からない
- 主語と述語を見つけにくい
- 英単語をどう覚えればよいのか分からない
という状態で先取りしても、中学校の内容が上に積み上がるだけです。
特に算数は、小学校内容が中学数学の計算や文章題にそのまま使われます。
まず小学校内容の穴を確認し、必要であれば小5・小6の内容に戻る。そのうえで余裕があれば中1の1学期内容を予習するほうが、結果的には中学校の勉強を進めやすくなります。
英語|中1でつまずかないために「単語の覚え方」と「文法の理由」を身につける
中学準備の中でも、特に注意したい教科が英語です。
小学校で英語を習っているため、「中1の最初くらいなら大丈夫」と感じやすい一方、中学校では学習の仕方そのものが変わってきます。
小学校英語と中学校英語では「できる」の基準が変わる
現在の小学校英語では、3・4年生の外国語活動で扱った語も含め、5・6年生までに600~700語程度を扱うこととされています。
ただし文部科学省も、この600~700語すべてを「覚えて使いこなさなければならない」という意味ではないと説明しています。小学校英語では、実際のコミュニケーションの中で英語を使う経験も重視されています。
ここが中学校との大きな違いです。
中学校に入ると、
- 単語のつづりを書く
- 英文を読んで内容を理解する
- 文法問題を解く
- 語順を考えて英文を作る
といった場面が増えていきます。
小学校で英語に楽しく触れてきたことは大きな財産ですが、「英語を聞いたことがある・言ったことがある」と「テストで自力で読み書きできる」は同じではありません。
小6から中1への移行では、この違いを意識して準備する必要があります。
英単語は「見たことがある」から「自分で覚えられる」へ
千代田校で中学生を指導していると、
単語を覚えるのが苦手です
という相談は非常に多くあります。
しかし、実際に確認すると、能力的に単語を覚えられないというよりも、「どうやって覚えればよいのか」を身につけていないケースがあります。
例えば、新しい単語を一度ノートに書いただけで、
勉強した
と終わってしまう。
これでは翌日には忘れていても不思議ではありません。
小6の間に身につけたいのは、単語の個数以上に、
①単語を見て読む
②意味を確認する
③つづりを確認する
④見ないで書く
⑤間違えた単語だけもう一度書く
⑥翌日にもう一度確認する
という覚え方です。
この方法を身につけておけば、中学校で覚える単語が増えても、自分で学習を進めやすくなります。
逆に、単語の覚え方が分からないまま中1になると、
単語が覚えられない
→ 英文が読めない
→ 文法問題でも単語の意味が分からない
→ 英語全体が難しく感じる
という流れになりやすいため注意が必要です。
英文法は「形」ではなく「なぜそうなるか」を理解する
中1英語で、もう一つ重要なのが英文法です。
例えば、
I am a student.
You are a student.
という英文を、
Iのときはam
Youのときはare
という「形」だけで覚えることもできます。
中1の1学期であれば、それでも問題を解きやすいです。
しかし、2学期に入って学習が進むと、
- be動詞
- 一般動詞
- 疑問文
- 否定文
- 三人称単数現在
- 過去形
などが次々に加わります。
このとき、
この文の主語は何か
動詞はどれか
なぜbe動詞を使うのか
なぜ一般動詞の疑問文ではDoやDoesを使うのか
を理解していないと、「どの形を使えばよいのか」が次第に分からなくなっていきます。
結果、"I play soccer."(私はサッカーをします。)を、
"I am play soccer."と間違って書いてしまうようなミスが出やすくなります。
千代田校で英語を指導する際も、答えの形だけを覚えさせるのではなく、
「この文の主語はどれ?」
「この文で動作を表している言葉はどれ?」
「だから、この文では何を使う?」
というように、なぜその英文になるのかを確認することを重視しています。
中1・2学期から英語の平均点が下がりやすい理由
この違いは、定期テストの点数にも表れます。
個別指導Axis千代田校で過去に確認してきた中1の定期テストでは、1学期の英語の学年平均が70~80点程度だった一方、2学期になると50点前後まで下がることがよくあります。
もちろん、学校・年度・テストによって平均点は異なるため、「中1の2学期になると必ず50点になる」という意味ではありません。
ただ、実際の指導でも、1学期までは比較的得点できていた生徒が、
2学期になって急に英語が分からなくなった
と感じることは少なくありません。
1学期の英語は、アルファベットや基本的な表現など、小学校英語とのつながりを感じやすい内容もあります。
ところが2学期以降は、単語量が増え、文法事項も積み重なります。
そのため、
「この形を覚えておけばよい」
という学習から、
「英文の仕組みを理解して、自分で正しい形を選ぶ」
学習へ切り替えられるかが重要になります。
小6の中学準備では、単に中1教科書を先へ進めるだけでなく、単語の覚え方と英文法の考え方を身につけることを優先したいところです。
英検だけでなく、入試で実際に解ける英語力を作る
大阪府の公立高校入試では、英語資格を入試得点に読み替える制度があります。
現在は英検2級で80%の読替え率ですが、2028年度(令和10年度)選抜以降は英検2級が70%に変更される予定です。準1級・1級についても90%となります。
これは、英検を取る意味がなくなるということではありません。
英検取得には、
- 語彙を増やす
- 長文を読む
- リスニングを練習する
- 目標を持って英語を学ぶ
という大きなメリットがあります。
一方で、資格だけを目標にするのではなく、高校入試当日に単語・文法・長文を自分で読んで解く力も、これまで以上に大切になります。
だからこそ、小6の段階では、
何級を取るか
だけでなく、
単語を自分で覚えられるか
英文の主語・動詞を見つけられるか
なぜその英文になるのかを理解できるか
という土台を作っておくことをおすすめします。
国語|主語・述語・品詞を理解し、英語文法の土台を作る
中学準備というと英語と数学に目が向きやすいのですが、実は国語の基礎も重要です。
特に、主語・述語や名詞・動詞など、言葉の役割を理解する力は英文法にもつながります。
「誰が・どうした」を正確に捉える
例えば、
弟が公園でボールを投げた。
という文なら、
主語:弟が
述語:投げた
です。
大人には簡単に見えますが、中学生を指導していると、日本語の文の中から主語や述語を見つけることに苦労する生徒もいます。
そして英文法では、
He plays tennis.
を見て、
He=主語
plays=動詞
と判断する必要があります。
日本語の段階で、
誰が
どうする(した)
という文の骨組みを捉えることに慣れていれば、英語で「主語+動詞」と説明されたときにも理解しやすくなります。
小学校でも主語・述語などの内容は学習します。したがって「小学校では国文法を習わない」ということではありません。
大切なのは、用語を一度習ったかどうかではなく、実際の文章で使える状態になっているかです。
名詞・動詞など言葉の役割を理解する
同じことが、名詞・動詞などの品詞にも当てはまります。
例えば、
dogは名詞
runは動詞
と英語で説明されても、
そもそも名詞とは何?
動詞とは何?
という状態では、英文法そのものが難しく感じられます。
そのため小6では、日本語の文を使って、
- 人・物・事柄の名前を表す言葉
- 動作や状態を表す言葉
- 文章の中でそれぞれがどんな役割をしているか
を確認しておくと、中学英語へ入りやすくなります。
国文法を大量に暗記する必要はありません。
まずは、
主語・述語が分かる
名詞・動詞の違いが分かる
という基本を、実際の文の中で判断できることが重要です。
指示語・接続語・段落の中心を意識して読む
もちろん、国語は英文法のためだけに勉強するものではありません。
中学校では、
- 国語の説明文・物語文
- 英語の長文
- 数学の文章題
- 理科・社会の資料問題
など、さまざまな教科で文章を正確に読む必要があります。
そこで小6のうちから意識したいのが、
「これ」「それ」は何を指しているのか
「しかし」の前後で話はどう変わったのか
この段落で一番伝えたいことは何か
を考えながら読むことです。
ただ文章を最後まで読むだけでなく、
文章のつながりを確認しながら読む習慣
をつけておくと、中学校の各教科で役立ちます。
算数|中学数学の前に「分数を速く正確に計算できる」状態にする
数学の中学準備では、いきなり正負の数や文字式を先取りする前に、まず小学校算数の計算力を確認します。
中でも優先度が高いのが分数です。
中学校の数学は問題数が増え、見直し時間を取りにくい
小学校では、
一度全部解く
↓
もう一度見直す
という時間を取れた子でも、中学校の数学では同じようにいかないことがあります。
当校で確認してきた中学校の定期テストには、大問が10題を超え、多数の小問を解く形式のものもあります。
すると、
「やり方は分かっていたのにマイナスを付け忘れた」
「途中の計算で数字を書き間違えた」
「最後まで解いたら見直す時間がほとんど残っていなかった」
といった間違いが増えてきます。
特に中1数学では、正負の数が入るため、
+と-
を正確に処理しながら計算する必要があります。
つまり、中学校では「計算方法を知っている」だけでなく、基本計算に時間をかけず、正確に処理できることが大切になります。
分数の計算は中学数学でも何度も使う
小学校では小数を使う問題も多くあります。
一方、中学数学では、
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
- 比例・反比例
- 関数
- 式の計算
など、今後さまざまな単元で分数を含む式が登場します。
例えば、
例えば、
2/3x + 1/4x23x+14x\frac{2}{3}x+\frac{1}{4}x
のような式を見たときに、通分そのものに時間がかかってしまうと、中学校で新しく習った内容ではなく、小学校の分数計算の部分で止まってしまいます。
そこで小6のうちに、
- 約分
- 通分
- 分数のたし算・ひき算
- 分数のかけ算・わり算
を確認しておきます。
目標は、
やり方を思い出せば解ける
ではなく、
問題を見たら迷わず計算を始められる
状態です。
特に約分・通分は、毎回時間をかけて考えるのではなく、ある程度スムーズにできるよう練習しておくと、中学数学がかなり進めやすくなります。
割合・比・速さなどの算数の抜けも確認する
中学数学につながるのは分数だけではありません。
小学校で習う、
- 割合
- 比
- 速さ
- 単位量あたり
- 文章題
なども重要です。
例えば中学校の方程式では、文章を読んで「何をxとするか」を考え、数量関係を式にします。
このとき、小学校の割合や速さの考え方そのものがあいまいだと、
方程式は解けるけれど、文章題の式を作れない
という状態になりやすくなります。
千代田校では、中学準備を始める際、「小6だから中1教材から始める」とは決めません。
分数計算や割合などを確認し、必要であれば小5・小6の内容に戻ります。
そのうえで小学校内容に大きな問題がなければ、
正負の数など、中1・1学期の数学を少しずつ先取りする
という流れにします。
中学入学後に学校で初めて聞くのではなく、
塾で一度理解した内容を、中学校でもう一度学ぶ
状態を作っておくと、授業にも入りやすくなります。
中学校では「毎日宿題がある」とは限らない|自分で勉強する習慣を作る
中学準備では、英語や算数の内容だけでなく、勉強の進め方そのものを変えていく準備も大切です。
小学校では、漢字ドリルや計算ドリル、プリントなど、毎日の宿題が比較的はっきり決められていることが多くあります。そのため、
学校から出された宿題をする
=その日の勉強が終わる
という生活になっている小学生も少なくありません。
一方、中学校では学校・学年・教科によって違いはありますが、小学校のように毎日全員へ一定量の宿題が出るとは限りません。
学校ワークや小テストの準備、定期テストに向けた復習などを、自分で計画して進める場面が増えていきます。
小学校のように毎日決まった宿題が出るとは限らない
中学生になると、
- 授業は毎日進む
- 英単語や漢字の小テストがある
- 学校ワークも進める必要がある
- 定期テスト前には複数教科の提出物がある
という生活になります。
ところが、その日に何を勉強するかまで毎日細かく指定されるとは限りません。
そのため、小学校まで
「宿題が出たから勉強する」
という習慣だけだった場合、中学校に入って宿題が少ない日に、
今日は何もすることがない
と考えてしまうことがあります。
実際には、宿題がなくても、
- 今日習った数学をもう一度解く
- 英単語を覚える
- 学校ワークを少し進める
- 小テストの準備をする
など、日々進めておきたい勉強があります。
小6のうちから、「学校から言われたことだけをする」から「自分でやることを決める」へ少しずつ変えておくと、中学校生活へ移行しやすくなります。
定期テスト直前に学校ワークを始めない
中学生を指導していると、定期テスト前によく見られるのが、
テスト範囲表が出てから学校ワークを始めたら、終わらない
というケースです。
例えば数学のワークが30ページ残っていて、英語・理科・社会にも提出物がある。
そうなると、
問題を理解するための勉強
ではなく、
提出日に間に合わせるために答えを書く作業
になりやすくなります。
本来であれば、
授業で習う
↓
その範囲のワークを少し進める
↓
間違えた問題を直す
↓
テスト前にもう一度解く
という流れを作りたいところです。
そのためにも、小6のうちから学校の宿題とは別に、
今日は算数を1ページ
英単語を10分
昨日間違えた問題をもう一度
といった短時間の自主学習を習慣にしておくことをおすすめします。
最初から長時間である必要はありません。
大切なのは、
宿題がなければ勉強しない
という状態から抜け出しておくことです。
「勉強したか」だけでなく「できるようになったか」を確認する
もう一つ大切なのが、勉強量だけで判断しないことです。
例えば、
算数を3ページやった
英単語を20個書いた
だけでは、本当にできるようになったかは分かりません。
確認したいのは、
- 間違えた問題を直したか
- 何も見ずにもう一度解けるか
- 英単語を隠して書けるか
- 翌日にも覚えているか
です。
中学校では、勉強する内容が増えるため、「やった量」より「できるようになった量」を見ることがさらに重要になります。
小6からこの確認方法に慣れておくと、中学校の定期テスト勉強にもつながります。
中学準備は「復習→自動化→先取り」の順で考える
中学入学が近づくと、
中1の勉強を早く始めたほうがよいですか?
というご相談を受けることがあります。
先取りには大きなメリットがあります。しかし、全員が同じ時期に同じ内容を先取りすればよいわけではありません。
個別指導Axis千代田校では、中学準備を大きく
復習 → 自動化 → 先取り
の3段階で考えています。
まずは復習です。
分数・割合・比など、小学校内容で理解が不十分なところがあれば、そこを先に埋めます。
次が自動化です。
例えば分数の通分や約分は、
やり方を聞かれれば説明できる
だけではなく、
問題を見ればすぐに計算を始められる
ところまで練習します。
英語も同じで、
appleを一度書いたことがある
ではなく、
見なくてもつづりを書ける
翌日にも覚えている
状態を目指します。
そして、小学校内容に大きな問題がなくなれば、初めて先取りです。
中1・1学期の英語や数学を少し学んでおけば、中学校の授業が「初めて聞く内容」ではなくなります。
| 現在の状態 | 優先する中学準備 |
|---|---|
| 分数の通分・約分で止まる | 分数計算を繰り返し、速く正確にできるようにする |
| 割合・比・速さが苦手 | 小学校算数へ戻って考え方を復習する |
| 英単語をなかなか覚えられない | 単語の覚え方そのものを練習する |
| 英文を「形」で覚えている | 主語・動詞を確認し、文法の理由を理解する |
| 主語・述語が分かりにくい | 国語文法の基本を復習する |
| 宿題以外はほとんど勉強しない | 毎日の自主学習を短時間から始める |
| 小学校内容に大きな苦手がない | 中1・1学期の英語・数学を先取りする |
先取りそのものを目的にするのではなく、先取りしても困らない土台を先に作ることが大切です。
小6の2学期・冬休み・1~3月で中学準備をどう進める?
中学準備は、6年生の1年間ずっと同じ内容を勉強する必要はありません。
時期によって目的を変えると進めやすくなります。
| 時期 | 中学準備で取り組みたいこと |
|---|---|
| 小6・2学期 | 算数・英語・国語の苦手を見つける/自主学習を始める |
| 冬休み | 小学校内容の苦手をまとめて復習する/英単語・分数計算などを反復する |
| 1~2月 | 小学校内容を仕上げながら、中1英語・数学を少しずつ始める |
| 3月 | 中1・1学期の英語・数学を予習し、中学校生活へつなげる |
2学期|苦手単元と勉強習慣を確認する
小6の2学期は、いきなり中1教材へ進むより、まず現在の状態を確認したい時期です。
算数なら、
- 分数
- 割合
- 比
- 速さ
など。
英語なら、
- アルファベットを正確に書けるか
- 基本単語を読めるか
- 単語の覚え方を知っているか
などを確認します。
同時に、
学校の宿題以外に勉強する習慣があるか
も見ておきます。
苦手が見つかれば、この時期から少しずつ戻って復習しておくと、冬休みに大量の復習をする必要がなくなります。
冬休み|英語・算数・国語の小学校内容を仕上げる
冬休みは学校の授業が止まるため、復習をまとめて行いやすい時期です。
算数であれば分数や割合などを重点的に確認し、国語では主語・述語や読解の基本、英語では単語の読み書きや覚え方を確認します。
ここで大切なのは、広い範囲を一度ずつ触ることより、
中学校で使う基本を、本当に使える状態にすること
です。
特に英単語や分数計算は、冬休み中に一度できるようになって終わりではなく、間隔を空けて何度か確認すると定着しやすくなります。
1~3月|中1・1学期の英語・数学を先取りする
小学校内容に大きな苦手が残っていなければ、1月以降は中学校の予習へ移ります。
数学なら、正負の数。
英語なら、基本的なbe動詞や一般動詞など、中1前半で学ぶ内容から始めます。
目的は、中1の内容を何か月分も終わらせることではありません。
一度聞いたことがある
基本問題なら解いたことがある
という状態で4月を迎えることです。
学校の授業で同じ内容をもう一度学ぶことで理解を深められれば、中1の最初から余裕を持ちやすくなります。
千代田小・楠小から千代田中へ進学する小6が意識したいこと

千代田小学校や楠小学校などから千代田中学校へ進学する小学6年生にとって、中学入学は勉強の内容だけでなく、勉強の進め方を変えるタイミングでもあります。
小山田小学校から長野中学校へ進学する場合なども基本的な考え方は同じですが、学校によって授業進度や定期テストの内容は異なります。
そのため、中学校へ入ってからは学校の進度を見ながら学習方法を調整していくことも必要です。
小学校から中学校で「勉強の仕方」が変わる
中学校では教科ごとに担当の先生が変わり、定期テストも始まります。
小学校では、
今日の宿題を終わらせる
ことが日々の学習の中心になっていた子も、中学校では、
次の小テストまでに単語を覚える
数学ワークを授業進度に合わせて進める
定期テストに向けて以前の範囲も復習する
など、少し先を考えて勉強する必要があります。
この変化を中1の4月から突然始めるのではなく、小6から少しずつ準備しておくとスムーズです。
中学校に入ってからの定期テスト・内申点・高校受験までを含めた勉強の進め方については、こちらでも詳しく解説しています。
[内部リンク:河内長野市の中学生向け・成績を上げる勉強法]
中1最初の定期テストだけで安心しない
中1最初の定期テストで高得点を取ると、
中学校の勉強は大丈夫そうだ
と感じることがあります。
もちろん、良いスタートを切れることは大切です。
ただし、最初の定期テストだけでその後も問題ないとは限りません。
中学校では、学期が進むにつれて学習量が増えます。
数学でも計算だけでなく方程式や関数などが加わり、英語も単語・文法事項が積み重なります。
大切なのは、最初のテストの点数だけを見るのではなく、
日々の勉強方法が中学校仕様になっているか
を見ることです。
千代田中学校の定期テストや高校受験に向けた勉強については、千代田中学校の定期テスト・高校受験対策の記事でも紹介しています。
1学期より2学期に差がつきやすい教科もある
特に注意したいのが英語です。
前半でも触れたように、個別指導Axis千代田校で過去に確認してきた中1英語の定期テストでは、1学期よりも2学期に平均点が大きく下がった年度がありました。
1学期は比較的高い点数が取れていても、2学期になると、
- 覚える単語が増える
- 文法事項が増える
- 英文が長くなる
- 小学校までの「見たことがある英語」だけでは対応しにくくなる
という変化が出てきます。
そのため、小6の中学準備でも、
中1最初のテストで点数を取ること
だけを目標にするのではなく、
2学期以降も自分で単語を覚え、文法を理解して勉強を続けられる状態を作ること
まで意識しておきたいところです。
中学準備で塾を利用したほうがよい小学6年生は?
すべての小学6年生が、中学準備のために塾へ通う必要があるわけではありません。
家庭で復習や予習を進められ、小学校内容にも大きな苦手がなければ、自宅学習でも十分に準備できます。
一方、次のような場合は、第三者に現在の理解度を確認してもらい、優先順位を決めて勉強するメリットがあります。
英単語・英文法の準備に不安がある
例えば、
- 英単語を何度書いても覚えられない
- 単語の覚え方が分からない
- 主語・動詞がよく分からない
- 英文を丸ごと形として覚えている
という場合です。
この場合、中1教材を先へ進めるよりも、まず英語の勉強方法から整えたほうが、その後の学習が進みやすくなります。
分数・割合・比など算数に苦手が残っている
中学数学の予習を始めても、小学校算数の計算や考え方で止まってしまうことがあります。
特に、
- 通分・約分に時間がかかる
- 分数のわり算で迷う
- 割合の式を作れない
- 比の考え方があいまい
といった場合は、先取りより復習を優先します。
「何年生のどこまで戻ればよいか」が分かりにくい場合は、個別に確認すると効率よく進められます。
家では毎日の学習習慣を作りにくい
勉強内容ではなく、
家では宿題しかやらない
という場合もあります。
中学校では、自分でワークや小テストの準備を進める場面が増えるため、毎日の自主学習習慣を作っておくことが大切です。
塾を利用する場合も、授業だけ受けて終わりではなく、
授業のない日に何をするか
まで決めておくほうが、中学準備として効果的です。
中1・1学期の英語・数学を先取りしておきたい
小学校内容に大きな問題がなく、家庭学習もできている場合には、中1の先取りが有効です。
ただし、急いで先へ先へと進む必要はありません。
中学入学前に、
- 数学の正負の数
- 英語の基本的な文構造
などを理解しておけば、学校の授業で復習する形になり、余裕を持って1学期の勉強をスタートしやすくなります。
個別指導Axis千代田校の小学6年生・中学準備
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個別指導Axis千代田校では、小学6年生の中学準備を始める際、全員に同じ内容を進めるのではなく、現在どこまでできているかを確認してから学習内容を決めます。
中学準備の目的は、早く中学校の教科書を終わらせることではありません。
4月から中学校の授業を理解し、自分で勉強を続けられる状態を作ることを重視しています。
英語は「単語の覚え方」と「文法の理由」から指導する
英語では、まず単語の状態を確認します。
単語が覚えられない場合は、ただ何度も書くのではなく、
見る
読む
意味を確認する
隠して書く
間違いを直す
翌日にもう一度確認する
という覚え方から練習します。
文法についても、答えの形だけを覚えるのではなく、
主語はどれか
動詞はどれか
なぜこの文ではbe動詞を使うのか
を一緒に確認します。
その土台ができてから、中1内容の予習へ進みます。
算数は分数計算・苦手単元を確認してから中学数学へ進む
算数では、まず中学数学につながる内容を確認します。
特に、
- 分数
- 割合
- 比
- 速さ
などです。
例えば通分に時間がかかる場合、その状態のまま中1数学へ進めるのではなく、必要な範囲まで戻って練習します。
小学6年生であっても、必要であれば小5内容へ戻ります。
学年ではなく、その生徒がどこから始めれば中学校の内容を理解しやすいかを基準に考えます。
小学校内容が完成したら中1・1学期を先取りする
復習が終わり、基本計算や英単語の学習方法が身についてきたら、中1内容へ進みます。
数学なら正負の数、英語なら基本的な文の仕組みなどから始めます。
目標は、
学校より何か月も先へ進むこと
ではありません。
中学校の授業で、
一度勉強したことがある
基本は分かる
という状態を作ることです。
この余裕があると、学校の授業では理解を深めることに時間を使いやすくなります。
毎日の家庭学習まで含めてチェックする
授業で理解できても、家庭で何もしなければ知識は定着しにくくなります。
そのため、千代田校では宿題を出すだけでなく、
きちんとできたか
間違い直しまで終わっているか
前回できなかった問題ができるようになったか
も確認します。
特に中学校では、自分で勉強を管理する力が必要です。
小6のうちから、
授業で理解する
→ 家で練習する
→ 次回確認する
という流れを作り、中学校へつなげていきます。
中学準備について相談される場合は、まず現在の学習状況を確認したうえで、復習から始めるのか、中1の先取りへ進むのかを考えます。
まとめ|小6の中学準備は「復習→自動化→先取り」
小学6年生の中学準備で大切なのは、できるだけ早く中1内容へ進むことではありません。
まず確認したいのは、次の4点です。
- 小学校内容に苦手を残さない
分数・割合・比など、中学校でも使う内容を確認します。 - 基本をスラスラできるようにする
分数計算や英単語は、「考えればできる」から「迷わずできる」状態を目指します。 - 宿題以外にも勉強する習慣を作る
中学校では、自分でワークや小テストの準備を進める力が必要になります。 - 準備ができたら中1・1学期の英語・数学を先取りする
一度学んだ内容を中学校でもう一度習う状態を作れば、入学後の負担を軽くできます。
つまり、中学準備は、
復習 → 自動化 → 学習習慣 → 先取り
と考えると分かりやすくなります。
お子さまによって、「復習を優先するべきか」「もう中1内容へ進んでよいか」は異なります。
何から始めればよいか判断しにくい場合は、まず現在の理解度や家庭学習の様子を確認し、中学校入学までに何をできるようにするかを決めることから始めてみてください。
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