【徳島県】定時制高校・通信制高校一覧|違いや選び方、不登校からの進学について解説
公開日:
【徳島県】定時制高校・通信制高校一覧|違いや選び方、不登校からの進学について解説
「徳島県で定時制高校や通信制高校を探している」
「学校に毎日通うのが難しいけれど、高校を卒業できるだろうか」
「定時制高校と通信制高校は、どちらが自分に合っているのだろう?」
徳島県で高校進学を考える中学生や保護者の方のなかには、
このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
高校には、毎日通学する全日制高校だけでなく、
定時制高校や通信制高校という選択肢もあります。
定時制高校には昼間や夜間に授業を受ける学校があり、
通信制高校では自宅などで学習を進めながら高校卒業を目指すことができます。
また、学校によって授業の進め方や登校日数、学習のサポート体制なども異なります。
この記事では、徳島県の定時制高校・通信制高校について、
学校の一覧やそれぞれの特徴、選び方、不登校や欠席が多い場合の進路について解説します。
お子さまに合った高校を考える際の参考にしてください。
1.徳島県の定時制高校・通信制高校にはどんな学校がある?
まず、徳島県内にある公立の定時制高校と通信制高校を確認してみましょう。
徳島県教育委員会が公表している令和9年度の生徒募集案内には、定時制課程のある公立高校として、次の6校が掲載されています。
徳島県の公立定時制高校一覧
| 高校名 | 所在地 | 課程・学科 |
|---|---|---|
| 徳島科学技術高校 | 徳島市 | 定時制・工業科 |
| 徳島中央高校 | 徳島市 | 定時制・普通科 |
| 富岡東高校 | 阿南市 | 定時制・普通科 |
| 鳴門高校 | 鳴門市 | 定時制・普通科 |
| 名西高校 | 石井町 | 定時制・普通科 |
| 池田高校 | 三好市 | 定時制・普通科 |
※所在地・課程・学科は、徳島県教育委員会の公表資料をもとに整理しています。募集内容や入試日程は年度によって変更される場合があるため、受験する年度の募集案内をご確認ください。
このほか、徳島県内には公立の通信制課程や私立の通信制高校もあります。
徳島県の公立通信制高校
公立の通信制課程を設置している高校として、徳島中央高校があります。
徳島中央高校には、定時制の昼間部・夜間部と通信制課程が併設されています。
同じ高校のなかでも、課程によって学習の進め方や登校の仕方が異なるため、
それぞれの特徴を確認することが大切です。
徳島県内に本校がある私立通信制高校
徳島県内に本校がある私立通信制高校として、次の学校が挙げられます。
- みのり高等学校(三好市)
- マーキュリー国際高等学校(徳島市)
※2026年4月1日現在の徳島県の私立学校一覧に基づく情報です。
通信制高校には、徳島県内に本校がある学校のほか、県外に本校を置き、徳島県内に学習拠点などを設けている学校もあります。
そのため、進学先を探す際には、学校の本校所在地だけでなく、実際に通学する場所やスクーリングの会場も確認しておきましょう。
2.定時制高校と通信制高校の違いは?
定時制高校と通信制高校は、どちらも全日制高校とは異なる学習スタイルを持っています。
しかし、授業の受け方や日々の学習の進め方には違いがあります。
定時制高校の特徴
定時制高校では、決められた時間帯に登校して授業を受けます。
学校によって昼間に授業を行う場合と、夜間に授業を行う場合があります。
定時制高校の主な特徴は、次のとおりです。
- 決められた時間に登校して授業を受ける
- 教員から直接授業を受けられる
- 学校生活のリズムを作りやすい
- 自分の学習状況に応じて、段階的に学習を進められる
- アルバイトなどと両立しながら通学できる場合がある
定時制高校は、毎日ある程度決まった時間に登校し、学校で学習を進めたい人にとって、検討しやすい選択肢です。
ただし、登校時間や授業日数、卒業までに必要な年数は学校や履修状況などによって異なります。
「定時制高校は必ず4年間で卒業する」と決まっているわけではありません。卒業に必要な単位を修得することで、3年間で卒業できる制度を設けている学校もあります。
通信制高校の特徴
通信制高校では、自宅などで学習を進め、レポートの提出や試験、スクーリングなどを通じて単位を修得します。
通信制高校の主な特徴は、次のとおりです。
- 自宅などで学習を進められる
- レポートの提出を通じて学習する
- スクーリングで授業や指導を受ける
- 登校日数や学習の進め方は学校によって異なる
- 自分の生活や体調に合わせて学習計画を立てやすい
通信制高校は、毎日の通学が難しい人や、自分のペースで学習を進めたい人にとって、検討しやすい選択肢です。
一方で、通信制高校であれば、何もしなくても卒業できるわけではありません。
レポートの提出期限を守り、必要なスクーリングに参加し、試験などの条件を満たして単位を修得する必要があります。
定時制高校と通信制高校の比較
| 比較項目 | 定時制高校 | 通信制高校 |
|---|---|---|
| 基本的な学習方法 | 登校して授業を受ける | 自宅学習・レポート提出など |
| 登校 | 決められた時間帯に通学 | スクーリングなどで登校 |
| 学習ペース | 学校の時間割に沿って進める | 学校の制度に沿って計画的に進める |
| 教員の授業 | 学校で直接授業を受ける | スクーリングなどで指導を受ける |
| 自宅学習 | 必要 | 重要な学習方法の一つ |
| 向いている人の傾向 | 通学して学習したい人 | 自分のペースで学習したい人 |
※上記は一般的な特徴の比較です。実際の登校日数や授業形態、学習サポートは学校ごとに異なります。
大切なのは、定時制高校と通信制高校のどちらが優れているかではありません。
本人の生活リズムや学習状況、卒業後の進路などを踏まえ、無理なく学び続けられる環境を選ぶことです。
3.徳島県の定時制高校はどこを選べばよい?
定時制高校を選ぶ際には、学校の所在地だけでなく、課程や学科の特徴も確認しましょう。
例えば、徳島市内で定時制高校を検討している場合、徳島科学技術高校と徳島中央高校が選択肢になります。
徳島科学技術高校の定時制
徳島科学技術高校には、工業科の定時制課程があります。
工業分野に関心がある人は、学習内容や卒業後の進路などを確認してみましょう。
徳島中央高校の定時制
徳島中央高校には、普通科の昼間部と夜間部があります。
昼間に通学したいのか、夜間に通学したいのかによって、検討する課程も変わります。
また、同校には通信制課程も設置されています。
通学して授業を受ける形と、自宅学習を中心に進める形の両方を検討したい場合は、それぞれの課程について情報を集めてみるとよいでしょう。
徳島市外の定時制高校
徳島市外では、富岡東高校、鳴門高校、名西高校、池田高校にも定時制課程があります。
定時制高校は、通学距離や登校時間が学校生活に影響する場合があります。
自宅から通えるかどうか、公共交通機関を利用できるかどうかなども、学校選びの重要なポイントです。
学校の特色だけでなく、無理なく通い続けられるかという視点も持っておきましょう。
4.通信制高校を選ぶときに確認したい5つのポイント
通信制高校は学校によって仕組みが異なるため、学校名や知名度だけで決めるのではなく、具体的な学習環境を確認することが大切です。
① スクーリングの日数と場所
通信制高校では、スクーリングと呼ばれる面接指導が必要です。
登校日数や実施場所、実施時期は学校によって異なります。
徳島県内で生活している場合は、スクーリングをどこで受けるのか、宿泊を伴う日程があるのかなどを確認しましょう。
② レポートの提出方法
通信制高校では、レポートの提出が重要です。
紙で提出する学校もあれば、オンラインを活用する学校もあります。
自分にとって取り組みやすい方法かどうか、提出期限を管理できるかどうかも確認したいポイントです。
③ 学習のサポート体制
通信制高校では、自宅学習を中心に進めるため、学習を継続するための仕組みが重要になります。
例えば、次のような点を確認してみましょう。
- わからない問題を質問できるか
- 学習計画について相談できるか
- レポートの提出状況を確認してもらえるか
- 学習の遅れが生じた場合に相談できるか
- 進路指導や進学相談を受けられるか
学校によってサポート内容は異なるため、入学前に具体的な説明を受けておくことをおすすめします。
④ 卒業までにかかる費用
通信制高校の費用は、学校や履修する単位数、利用するサポートなどによって異なります。
授業料だけでなく、入学金、教材費、スクーリングにかかる交通費、施設利用料なども確認しましょう。
また、国の就学支援制度などの対象となるかどうかも、学校や家庭の状況に応じて確認することが大切です。
⑤ 卒業後の進路
高校を卒業した後、大学や専門学校への進学を考えている人もいれば、
就職を目指している人もいるでしょう。
通信制高校を選ぶ際には、高校卒業資格の取得だけでなく、その先の進路についても考えておきたいところです。
大学進学を希望する場合は、受験に必要な科目をどのように学習するのか、学校の授業だけで必要な学力を身につけられるのかなども確認しましょう。
5.不登校や欠席が多い場合、定時制高校・通信制高校に進学できる?
中学校で不登校を経験している場合や、欠席が多い場合、高校進学について不安を感じることもあると思います。
「学校に通えていないけれど、高校に進学できるのだろうか」
「欠席日数が多いと、定時制高校や通信制高校にも入学できないのではないか」
このような心配をされる方もいらっしゃいます。
まず知っておきたいのは
不登校を経験したことだけを理由に、
高校進学の選択肢がなくなるわけではないということです。
ただし、入学者選抜の方法や出願条件は学校によって異なります。
定時制高校を受験する場合は、募集要項で出願資格や選抜方法を確認する必要があります。
通信制高校についても、学校ごとに入学者選抜の方法や
出願条件が異なるため、個別に確認しましょう。
また、現在の学校への通学が難しい場合でも、
今後の学習や進路について相談できる場所があります。
本人の状況に応じて、中学校の先生や教育相談窓口、
高校の相談会などを活用し、具体的な選択肢を確認していきましょう。
徳島での高校進学だけでなく、入学後の学習も考える
高校入試に合格することは大切ですが、入学後に学習を続け、
卒業を目指すことも重要です。
特に、大学進学を希望している場合は、高校卒業に必要な学習と
大学受験に向けた学習をどのように両立するか考える必要があります。
現在の学習状況や目標によって、必要な学習内容や進め方は異なります。
本人に合った学習環境を選ぶとともに、入学後の学習についても考えておくとよいでしょう。
6.定時制高校と通信制高校、大学進学を目指すならどちらがよい?
定時制高校と通信制高校のどちらからでも、大学進学を目指すことは可能です。
ただし、大学受験に必要な学力をどのように身につけるかは、本人の学習状況や志望大学によって異なります。
徳島の定時制高校から大学進学を目指す場合
定時制高校では、学校で授業を受けながら学習を進められます。
学校での授業に加えて、大学受験に必要な科目や内容を計画的に学習していくことが重要です。
志望大学によっては、学校の授業だけでは十分でない科目が出てくる場合もあります。
そのため、早い段階から受験に必要な科目や学習範囲を確認しておきましょう。
通信制高校から大学進学を目指す場合
通信制高校では、自宅学習を中心に学習を進めるため、
自分の時間を確保しやすい場合があります。
一方で、大学受験に必要な学習を自分で計画し、継続していくことが重要です。
大学入試では、学校の単位を修得するための学習とは別に、
志望大学の入試に対応した対策が必要になる場合があります。
一般選抜を目指すのか、総合型選抜や学校推薦型選抜を検討するのかによっても、準備する内容は変わります。
大学進学を考えている場合は、高校卒業に必要な学習と、
大学受験に必要な学習を分けて考えてみましょう。
7.徳島県の定時制高校・通信制高校の入試情報はどこで確認できる?
高校の募集内容や入試日程は年度によって変わる場合があります。
受験を検討している方は、最新の公式情報を確認しましょう。
徳島県教育委員会の入試情報
徳島県教育委員会の「高等学校・中学校入学者選抜情報」では、県立高校の学校情報や入学者選抜に関する資料が公開されています。
定時制高校についても、各校の募集案内や選抜情報を確認できます。
通信制高校については、徳島中央高校の公式サイトで、募集案内や入試に関する情報を確認できます。
また、私立通信制高校については、各学校の公式サイトで入学条件や募集要項、学費、スクーリングなどの情報を確認しましょう。
学校説明会や個別相談会が実施されている場合は、実際の学習方法やサポート体制について質問してみることもおすすめです。
8.まとめ|徳島県で自分に合った高校を選ぶために
徳島県には、定時制高校や通信制高校など、全日制高校とは異なる学習スタイルを持つ高校があります。
定時制高校では、決められた時間帯に登校して授業を受けます。
通信制高校では、自宅などで学習を進めながら、レポート提出やスクーリング、試験などを通じて単位の修得を目指します。
どちらにも特徴があり、どちらが合っているかは本人の状況によって異なります。
高校を選ぶ際には、次の点を確認しておきましょう。
- 学校の所在地と通学方法
- 登校日数や授業の時間帯
- レポートやスクーリングの仕組み
- 学習面のサポート体制
- 学費や利用できる支援制度
- 卒業後の進路
また、不登校や欠席が多い場合でも、進路について相談しながら選択肢を探すことができます。
高校選びでは、学校の名称やイメージだけで判断せず、実際の学習環境や卒業後の進路まで考えることが大切です。
お子さまに合った学び方を見つけ、無理なく高校生活を送れるように
準備していきましょう。
徳島市で高校受験・大学受験の学習相談をお考えの方へ
能開の個別指導Axis沖浜校では、生徒一人ひとりの目標や学習状況に応じて、学習計画をご提案しています。
高校進学に向けて学力を伸ばしたい方や、高校入学後の大学受験に向けて準備したい方など、それぞれの目標に合わせた学習の進め方を考えていきます。
高校選びや進学後の学習についてお悩みの方は、Axis沖浜校までご相談ください。
能開の個別指導Axis沖浜校
「学習に関するお悩みや受験に関するお悩みのあるあなた」はこちら
学習相談