ことわざ
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こんにちは、Axis野々市校です。
先日、長男・次男と一緒にお風呂に入っていたときのことです。
二人が突然、知っていることわざと、その意味を言い合い始めました。
次男:「猿も木から落ちる。意味は、どんなに名人でも失敗することのたとえ」
長男:「河童の川流れ。意味は、さっきと同じ」
私:「その二つのほかにも、同じような意味のことわざがあるんだけど、知ってるか?」
そう言いながら、私は湯船のお湯を両手ですくい、指の間からこぼすという仕草を何度も繰り返しました。
もし二人が、そのことわざを知っているなら、この仕草がヒントになって答えにたどり着けるかもしれません。
反対に、知らなかったなら、いくら仕草を見せても答えは出てこないでしょう。
でも、その場合も、正解を聞いたあとで、
「あっ、だからお父さんは、ずっと水をこぼしていたのか」
と、ことわざと目の前の光景が結びつけば、意味を理解しやすくなり、きっと印象にも残ります。
どちらにしても、ただ答えだけを伝えるよりは、よいだろう。
そんなことを考えながら、私は何度もお湯をすくっていました。
二人はしばらく考えていましたが、なかなか答えが出てきません。
「最初の一文字は?」
などとヒントも出してみましたが、残念ながら正解にはたどり着きませんでした。
そこで、正解発表。
私:「正解は、『上手の手から水が漏る』」
長男:「あっ! だからお父さん、ずっとその仕草を繰り返していたのか」
どうやら今回は、後者だったようです。
ようやく、私が何度もお湯をすくってはこぼしていた意味に気づいたようでした。
長男は、それまで、
「お父さん、さっきからずっと何をしているんだろう?」
と思っていたとのこと。
一方、次男は、
「お父さん、肩にお湯をかけようとしているのかと思った」
とのことでした。
「上手の手から水が漏る」とは、どんなに上手な人でも、ときには失敗することがあるという意味のことわざです。
今回は、お風呂の中だったからこそ、「水が漏る」を実際に見せることができました。
言葉の意味を説明するだけでなく、実際に見たり、身近なものと結びつけたりすることで、理解しやすくなったり、記憶に残りやすくなったりすることがあります。
子どもによっては、言葉だけではなかなか理解できなくても、図に描いたり、実際に見せたりすることで、
「あっ、そういうことか」
と腑に落ちることがあります。
今回の長男も、正解を聞いた瞬間、それまで見ていた仕草とことわざの意味がつながったようでした。
もっとも、次男には最後まで、「お父さんが肩にお湯をかけようとしている姿」に見えていたようですが。
それでも、今回のやり取りで、二人とも「上手の手から水が漏る」はきっと忘れないでしょう。