寺尾前通校
新潟県新潟市西区またまたスマホの話
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スマホのことで家庭内がぎくしゃくしているご家庭は少なくありません。
「テストの点数が悪かったからスマホを取り上げる。」
親としては当然の対応に思えるかもしれません。しかし、多くの場合、これで問題は解決しません。
なぜなら、子どもにとってスマホは単なる道具ではなく、友達とのつながりや娯楽、日常生活の一部になっているからです。
突然取り上げられると、子どもは反発します。
親は「勉強しなさい」と言い、子どもは「うるさい」と言う。
やがて会話は減り、スマホの話になるたびに険悪な空気になります。
親子関係まで悪くなってしまうのです。
さらに厄介なのは、取り上げたからといって依存状態が改善するわけではないことです。
子どもは布団の中に隠れてスマホを触ります。
親に見つからないよう深夜まで動画を見たり、SNSをしたりします。
結果として睡眠時間が削られます。
睡眠不足になると、授業中の集中力は落ち、記憶の定着も悪くなります。
当然、テストの点数も下がります。
点数が下がる。
親が怒る。
スマホを取り上げる。
子どもは隠れて使う。
睡眠不足になる。
さらに成績が下がる。
この悪循環に入ってしまうのです。
そもそも、スマホのルールは問題が起きてから作るものではありません。
本来は買い与える前に決めておくべきものです。
利用時間はどうするのか。
夜は何時までにリビングへ置くのか。
テスト前はどうするのか。
親子で話し合い、納得できるルールを作ることが大切です。
スマホは便利な道具です。
しかし、使い方を誤れば学力だけでなく、睡眠や親子関係まで蝕んでしまいます。
「スマホを持たせるかどうか」ではなく、「どう管理するか」。
そこに保護者の責任があるのだと思います。
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