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一乗寺校
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💡自分の「分かる」を、相手の「分かる」⚡️へ。「分かる」を伝えることは、意外と難しいと感じませんか?

公開日:

💡「分かっている」を「分かってもらう」⚡️に変える難しさ

 

勉強をしていると、

「自分では分かっているんだけど、うまく説明できない」

ということがあります。

これは、実は先生にとっても同じです。

数学の問題を解ける。
英語の文法を理解している。
理科の仕組みを知っている。

それでも、

「では、それを相手にどう伝えればいいのか?」

となると、話は変わってきます。

 

自分にとっては当たり前のことが、相手にとっては当たり前ではない。

 

自分には簡単に見える一つの問題の中に、

相手にとっては何段階もの「分からない」が隠れている。

ここに、「理解すること」と「理解してもらうこと」の大きな違いがあります。

 


 

「分からない」の場所は、人によって違う

例えば数学の問題で、

先生は、「この式をここに代入すればいい」

と説明したとしても、

生徒は、「そもそも、なぜこの式を使うの?」

と思っているかもしれません。

あるいは、代入は分かるけれど、計算の途中で分からなくなるのかもしれない。

 

同じ「分からない」でも、その中身は一人ひとり違います。

 

だから、

自分が分かっていることを、そのまま説明すれば伝わる

というわけではありません。

 

 

むしろ、教える側が「分かりすぎている」ことが、難しさになることもあります。

一度身についた知識は、いつの間にか「当たり前」になっていくからです。

 

すると、

「ここは分かるよね」

と、無意識のうちに途中の階段を飛ばしてしまう。

しかし、学ぶ側にとっては、その一段こそが必要なのかもしれません。


 

 

だから、「どこから分からないのか」を一緒に探す

では、どうすれば「分かる」をつなげられるのか。

私たちが大切にしているのは、いきなり答えを説明することではありません。

まず、

「どこまでは分かっているのか」

そして、

「どこから分からなくなったのか」

を一緒に確認します。

 

「ここまでは合っているよ」
「じゃあ、次はどう考えられる?」

と、生徒自身の考えを引き出していく。

必要であれば、ホワイトボードに書いて整理したり、図にしたり、別の例に置き換えたりする。

そして時には、今度は生徒自身に説明してもらう。

 

 

そうすることで、

「先生が分かっている」から「生徒も分かった」へ。

さらに、

「生徒が分かった」から「自分で説明できる」へ。

少しずつ理解をつないでいきます。

 

 


「教える」と「学ぶ」の間にあるもの

先生が答えを持っていて、生徒がそれを受け取る。

それだけではなく、

先生が生徒の考えを聞き、
生徒が先生の問いに答え、
そのやり取りの中で少しずつ答えに近づいていく。

その過程そのものが、学びになります。

そしてこれは、勉強だけの話ではありません。

 

自分の考えを相手に伝えること。
相手の考えを理解する
こと。
自分とは違う見方に気づく
こと。

これから先も必要になる力です。

 


一人で勉強する。でも、一人だけでは身につけにくいものもある。

写真に写っている生徒たちは、それぞれ違う問題に取り組んでいます。

一人で考えている時間もあれば、先生と一緒に考えている時間もあります。

勉強は、自分自身で考えることが基本です。

だからこそ、何でもすぐに教えることが正解だとは考えていません。

自分で考える時間を大切にしながら、必要なときには誰かと一緒に考える。

 

 

そしていつか、

「先生に教えてもらえば分かる」

から、

「自分で考えて、分からないところを自分で見つけられる」へ。

さらに、

「自分の考えを、自分の言葉で伝えられる」へ。

 

「分かる」を「分かってもらう」へ。
そして「分かってもらう」を「自分で伝えられる」へ。

その一歩一歩を、今日も一緒に考えています。

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