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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は4問、小問数は25問で例年並みです。配点はリスニング(33点)、対話文(27点)、説明文(30点)と、ほぼ例年通りの構成に加え、自由英作文(10点)が出題されました。各大問に記述問題や条件付き英作文、整序問題がバランスよく配されています。読解問題(大問2・3)は複数の発言やスライド、外部データを関連付けて読み解く「複数テキスト(ダブルパッセージなど)」の形式が定着しており、英文の概要や要点を素早く正確に捉える高い情報処理能力が求められる傾向が続いています。

対策のポイント
複数テキストから情報を整理する力を磨こう!

近年の長文読解は、対話文、スピーチ、グラフ、スライドなど複数の異なる素材を関連付けて読み解く形式が定番になっています。単に英文を追うだけでなく、「誰がどんな意見を持ち、データが何を表しているか」を整理する力が必須です。日頃から文章の要点を素早く正確に捉える練習を重ねましょう。

多様な語数の英作文に柔軟に対応しよう!

リスニングでの7語以上の質問記述をはじめ、大問2の8語以上の意見記述、大問4の25語以上40語以内の自由英作文など、多様な条件付き作文問題が出題されています。単なる構文の丸暗記ではなく、基本的な文法を土台として、自分の考えやその理由を正しい英語で論理的に表現できる発信力を養いましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ
絵や地図を使う
メモ・グラフ・表を完成する
日本語[英語]で答える
自分の考えを英語で書く
発音・アクセント 発音・アクセント
くぎり・強勢・抑揚
読解 英文和訳(記述)
脱文挿入
内容吟味
要旨把握
語句解釈
語句補充・選択
段落・文整序
指示語
会話文
文法・英作文 和文英訳
単語の穴埋め
語句補充・選択
語句整序
正誤問題
言い換え・書き換え
英問英答
条件英作文
自由英作文
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数26262625
リスニング9999
英作文9965

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は4問、小問数は18問で例年通りの構成です。大問1は計算、確率、データの活用を含む小問集合(36点)、大問2は長方形の折り返しを題材にした平面図形と証明・作図(23点)、大問3は反比例と幾何・座標を融合した関数(20点)、大問4は立体と円柱の配置規則性に関する空間図形(21点)でした 。解答形式は記号、記述、証明、作図と多岐にわたります。問題は後半に向けて図形認識能力やハイレベルな立式の処理能力が求められる、滋賀県特有の応用的で難度の高い傾向が維持されています。

対策のポイント
大問1の小問集合は全問正解が絶対条件!

全体の配点の3割強を占める大問1は、数、式、方程式、関数、図形、確率、箱ひげ図から基本問題がバランスよく出題されます。ここではケアレスミスによる失点は絶対に避けなければなりません。各分野の基礎を徹底的に定着させ、素早く正確に完答できる計算力と読解力を、日頃の反復演習で磨き上げましょう。

図形と関数・規則性の「横断的融合問題」を突破しよう!

大問2以降は、図形の折り返し、反比例のグラフと円の性質の融合、直方体への円柱の配置規則性など、複数のテーマが横断的に絡む応用問題が出題されます。単なる公式の暗記だけではなく、図形の性質を関数に応用したり、三平方の定理などを空間図形に応用したりする論理的な思考力と高い記述力を養うことが不可欠です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数
文字式
方程式・不等式
式の計算
連立方程式
平方根
多項式
2次方程式
関数 比例と反比例
1次関数
関数 y = ax2
図形 平面図形
空間図形
平面図形と平行線の性質
図形の合同
図形の相似
円周角と中心角
三平方の定理
データの活用 データの分布・比較
確率
標本調査
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 4444
小問数 20191818
記述問題 図形の証明(説明)1111
その他の説明・証明など0010
立式・解法の過程の記述1001
作図(図形)1111
作図(グラフ)1110

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

従来通りの大問3問構成です。大問1は随筆文(しっぽに関する文章)、大問2は論理的文章(脳の記憶に関する論文素材)、大問3は漢字(書き5問、読み5問)と品詞・文法および古文(『おくのほそ道』)の出題です。現代文では複数のテキストや生徒の話し合いを関連付けて読ませる「複数素材」の出題が定着しています。また、現代仮名遣いに直す問題が今年も出題されたほか、100字〜140字の条件付き作文など記述量が非常に多いのが滋賀県の特徴です。

対策のポイント
複数テキストから議論の主眼を捉える訓練をしよう!

一つの文章を読み込むだけでなく、本の一部や生徒同士の話し合い、先生の解説など、異なる視点のテキストを関連付けて読ませる問題が主流です。話し合いの展開を追いながら、「どこに議論の主眼があるか」「筆者の主張がどう具体化されているか」を多角的に整理し、情報を統合する読解力を磨きましょう。

条件を的確に満たす「論理的記述力」を身につけよう!

80字以内の理由説明や、100字〜140字の具体例を伴う条件付き記述作文など、自分の言葉で論理的に表現する問題が合否を分けます。解答をまとめる際は、本文のキーワードを正確に捉え、「~ということ」「~から」といった文末の形に注意し、提示された条件をすべて漏れなく満たす練習を重ねましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)
熟語(三字熟語・四字熟語)
語句(ことわざ・慣用句)
文法 文と文節
品詞・用法
敬語、その他
表現・情報 グラフ・図表の読み取り
話し合い
伝え方の工夫
課題作文
聞き取り問題
文学史 文学史
現代文(読解) 主題・表題
大意・要旨
情景・心情
内容吟味
文脈把握
段落・文章構成
指示語
接続語
脱文・脱語補充
古典 古文のかなづかい・古語
古文の会話・主語
古文の展開
漢文・漢詩
文章のジャンル 論説文・説明文
記録文・報告文
小説・伝記
随筆・紀行・日記
和歌(短歌)
俳句・川柳
古文
漢文・漢詩
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数3333
小問数24252525
記号解答7668
記述式解答(漢字の読み書きも含む)17191817

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り大問4問構成になっています。物理、化学、生物、地学から各1問出題されており、各25点の配点となっています 。教科書の基本事項を重視しつつも、実験・観察のプロセスを重視した「思考力・表現力」を問う記述問題が各大問にバランスよく出題されているのが特徴です。また、単なる暗記では解くことができない、表の数値計算(蒸散量や熱効率)や柱状図を用いた地層の傾きの作図・判定など、データを数理的・論理的に処理する問題が多く出題されているため注意が必要です。

対策のポイント
実験・観察の「目的」と「理由」を言語化しよう!

各大問で「なぜその操作を行うのか」「結果から何がいえるか」を説明させる記述問題が配点の多くを占めています。日頃の学習から、実験器具の正しい扱い方や反応の理由を丸暗記するのではなく、仕組みを理解した上で「~だから」と自分の言葉で正しく論理的に表現できる記述力を磨いておきましょう。

表・グラフから数値を読み解く計算力を鍛えよう!

今回は蒸散量の差の計算や、電気エネルギーから熱エネルギーへの変換効率を求める数理的な問題が出題されました。提示された複雑なデータやグラフから必要な数値を素早く見抜き、基礎的な公式(オームの法則や電力・熱量の関係など)に当てはめて正確に計算をこなす力を演習を通じて身につけましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき
光と音
電流
電流と磁界
力のつり合いと合成、分解
運動の規則性
仕事とエネルギー
化学 物質のすがた
水溶液
状態変化
物質の成り立ち、原子・分子
物質の化学変化
化学変化と物質の質量
水溶液とイオン、電池とイオン
化学変化と電池
生物 生物の観察と分類の仕方
生物の体の共通点と相違点
生物と細胞
植物の体のつくりと働き
動物の体のつくりと働き
生物の成長とふえ方
遺伝の規則性と遺伝子
生物の種類の多様性と進化
地学 身近な地形や地層、岩石の観察
地層の重なりと過去の様子
火山と地震
自然の恵みと火山災害・地震災害
気象観測
天気の変化
日本の気象
自然の恵みと気象災害
天体の動きと地球の自転・公転
太陽系と恒星
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)
生物と環境(生物・地学)
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数22212219
記号解答8489
短文記述7877
計算問題0023
図・グラフ、モデル0011
語句記述

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社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問は地理1問、歴史1問、公民1問の計3問で例年通りでした。配点は地理:31点、歴史:39点、公民:30点でした。小問は21問で用語記述は2問、文章記述問題は3問でした。文章記述問題は統計資料の読み取りや歴史的背景の理解が必須で、情報を抽出してまとめる力が求められます。また、2024年の実際の国会の動きを扱った変則的な時事問題や、滋賀県の「CO₂ネットゼロ社会づくり」条例を題材とした環境記述問題が出題されました。

対策のポイント
複数の統計資料と地図・グラフを連動して読み解こう!

地理や歴史を中心に、複数の世界シェア円グラフや降水量・気温の雨温図、略地図を関連付け、比較して正誤を判断する問題が頻出です。日頃から地図帳や資料集を使い、主要国の産業特徴や環境問題、気候区分などを視覚的データと結びつけて整理し、数字の背景にある意味を捉える訓練をしておきましょう。

指定語句を使いこなす「記述問題」の型をマスターしよう!

各分野で30〜80字程度の記述問題が出題されており、これが得点差を生む大きな壁となります。資料から「季節の逆転」や「国際情勢に伴う軍備縮小」などの本質的な変化を見抜き、指定された条件・キーワードを確実に含めながら論理的にまとめる文章構成力を過去問演習で磨くことが大切です。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形
気候
人口
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)
第二次産業(工業)
第三次産業(商業・サービス業)
貿易
地域 アジア州
ヨーロッパ州
アフリカ州
南北アメリカ州
オセアニア州
九州地方、中国・四国地方
近畿地方、中部地方
関東地方、東北地方、北海道地方
歴史的分野 日本史 平安時代まで
鎌倉・室町時代
戦国・江戸時代
明治時代以降
世界史 古代
中世
近世
近・現代
テーマ史 政治・外交史
社会・経済史
文化史
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治、三権分立
地方自治
経済 消費生活と流通
企業と生産活動
財政、国民生活と福祉
国際 地球社会と私たち
経済と貿易
環境問題
時事問題
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数3333
小問数26262431
記号解答13181725
用語記述10532
文章記述3343
作業・作図0000