【公立上位高志望】 数学の応用問題を攻略するトレーニング【第2回】
前回の予習例題はいかがでしたか?
「グラフは描いてみたけれど、ここからどうすれば……」
「面積2等分の問題は記憶あるけど、そのときは点Pが頂点にあった……」
数学で大事なことは、見た瞬間に解法がひらめくかどうかではなく、「分かっている情報(ピース)」を整理し、「ゴールまでの地図(ルート)」を論理的に組み立てられることです。
あなたの頭の中に「正解への最短ルート」を描くマッピングの具体的なプロセスを、今から一緒に体験していってください!
💡前回の予習例題
y = x + 4・・・①,y = -x + 4・・・②,y = 7x – 44・・・③ の3本の直線がある。①と②の交点をA、②と③の交点をB、①と③の交点をCとする△ABCにおいて、辺AC上の点P(6,10)を通り、△ABCの面積を二等分する直線式を求めよ。
💡マッピング(逆算ルート)の例
この問題のルート接続のロジックを見てみましょう。
🔴【ゴール】点Pを通る直線の式を求めたい
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🔴【ゴールの逆算①】どこかにある「もう1つの点Q」の座標が必要(*1)
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🔴【ゴールの逆算②】点Qが「辺AB」にあることを特定する
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🔴【ゴールの逆算③】点Qが辺ABを分ける比(面積を半分にするための比)を特定したい
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💥【ガチッと接続】「点Pが辺ACを分ける比」から、面積を5:5にするための「点Qの比」が逆算でつながる
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🔷【真のスタート地点】出た座標と「点P(6, 10)」から、点Pが辺ACを分ける比を特定する
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🔷【問題文からの順算】直線の式①②③を「連立方程式」で解いて、点A・点B・点Cの座標を出す
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🔷【問題文】3本の直線
(*1)「もう1つの点Q」は、辺ABと辺BCのどちらにあるでしょうか?
「点Pと頂点B」を結ぶと、点Pが点C寄りのため、すでに△ABPのほうが圧倒的に広い状態です。
目標は5:5(半分ずつ)。
❌辺BC側に引くと狭い△CBPがもっと狭くなる
⭕辺AB側に引くと広すぎる△ABPを削ることができる
だから、もう1つの点Qは絶対に「辺ABの上」を通る必要があります。
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もしここで、「面積計算しなくても辺の比だけでマッピングができる」ことに気づいた方。
あなたは、すでにこの問題の解き方に気づいている人で、さらに【STEP3】マスタリーの領域に足を踏み入れている上級者です。
(今回は、誰もが迷わず進める最も確実な王道ルートでマッピングを進めます。)
難問を前にフリーズしていた自分が、*「あぁ、繋がったわ」*と心の中で確信して地図を描く――。
手探りでは思いつかない最短ルートを、マッピングで論理的な理由とともに見つけ出す。
ただし、地図を描いただけでは、まだ現地に道路は開通していません。
ここから必要になるのが、構築したルートに具体的な計算方法を肉付けし、実際に解答を導く――【STEP2】モデリング の領域です。
まずは夏休みの前半、初見の難問を自力で解き進める「マッピング思考」を完全にマスターしていきましょう。
――正解への「地図」は完成しました。
第3回では、この地図を実際に動かした「解法例」をお届けします。
ぜひご自身の解答と見比べながら、次回をお待ちくださいね。
(第2回・完)
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