大阪府公立高校入試情報

合否判定

調査書と学力検査の比重

3：7～7：3

比重の計算方法は以下の5タイプから高校が選択する（ステップスクールを除く）。

• 〈調査書点（内申点）・学力検査点（当日点）〉
• Ⅰ：0.6倍・1.4倍（当日点を重視）
• Ⅱ：0.8倍・1.2倍（当日点をやや重視）
• Ⅲ：1.0倍・1.0倍（バランスを重視）
• Ⅳ：1.2倍・0.8倍（内申点をやや重視）
• Ⅴ：1.4倍・0.6倍（内申点を重視）

判定方法

点数加算方式

実技検査を実施する場合

• ①受験生を総合点の高い順に並べ、定員より少し多め（110％）の人数を合格候補者（Ⅰ）群として選抜し、上位9割を合格とする。
• ②（Ⅰ）群で合格が決まっていない受験生を（Ⅱ）群（ボーダーゾーン）とし、自己申告書と調査書の「活動/行動の記録」により、各高校の「アドミッションポリシー（求める生徒像）」に極めて合致する者を、総合点の順位に関わらず優先的に合格とする。
• ③合格者が定員に満たない場合は、（Ⅱ）群で合格が決まっていない受験生の中から総合点の高い者から順に、定員枠を満たすまで合格とする。

複数志望がある高校の場合

• ①受験生を、第1志望・第2志望に関わらず、総合点の高い順に並べる。
• ②総合点の高い順に、第1志望の学科に振り分ける。
• ③②において定員の110％に当たる人数まで埋まった学科から、先に合格者を決定する。
• ④すでに合格が決まった人を除いて、第1志望・第2志望に関わらず再び総合点の高い順に並べ、残りの定員枠を満たすまで合格とする。

面接を実施する場合

（1）人物重視の枠：50％

学力検査点が一定の基準を満たしている受験生が対象

• ①面接、自己申告書、調査書の「活動/行動の記録」を2：1：1の割合で評価する。
• ②①をもとに、各高校の「アドミッションポリシー」に最も合うと判断された順に合格とする。

（2）点数重視の枠：残り50％

（1）で合格とならなかった受験生の中から、総合点の高い者から順に合格者を決定する。

総合学科（多様な教育実践校）の場合

評価を2つの軸で分け、高校が総合的に判断し、合格者を決定する。

• ・横軸（学びの評価）：調査書点と学力検査点の合計を9つのグループに分けたもの。
• ・縦軸（意欲の評価）：面接の結果による評価。

複数志望がある高校の場合

• ①学力検査点が一定の基準を満たしている受験生の中から、第1志望者だけを対象にする。
• ②各高校の「アドミッションポリシー」に極めて合致する者から順に、定員の50％までを合格とする。
• ③②で合格とならなかった受験生を学力検査点の高い順に第1志望に振り分ける。
• ④第1志望者だけで定員の100％まで満たされた学科から、先に合格者を決定する。
• ⑤100％まで満たしていない学科は、第1志望・第2志望の区別なく、学力検査点の高い順に並べ、残りの定員枠を満たすまで合格とする。