徳島市の高校生へ。大学受験のその先で差がつく「大学生活」と「就職活動」の話
徳島市の高校生へ。大学受験のその先で差がつく「大学生活」と「就職活動」の話
徳島県の高校生の多くは、徳島大学や県内外の大学への進学を目指して勉強しています。
しかし、大学受験はゴールではありません。
先日、関西の私立大学でキャリア支援を担当されている大学職員の方とお話しする機会がありました。
その中で、高校生や保護者の皆さまにもぜひ知っていただきたい内容がありました。
テーマは、「大学生のキャリア支援」と「これからの就職活動」。
受験生や保護者の方にもぜひ知っていただきたい内容でしたので、ご紹介します。
大学卒業後の人生のほうが、はるかに長い
高校生にとって、大学受験は人生最大のイベントの一つです。
しかし、本当の意味で人生を左右するのは、その先にあります。
文系であれば4年間、理系では大学院へ進学し6年間学ぶ学生も少なくありません。
そして卒業後は、
・大手企業への就職
・公務員
・専門職
・ベンチャー企業
・地元へのUターン就職
・大学院進学
・起業
など、多くの選択肢があります。
つまり、「どこの大学へ入るか」だけではなく、
大学生活をどう過ごすか
が、将来を大きく左右する時代になっています。
「学歴だけ」の時代ではなくなってきている
もちろん学歴は今でも重要です。
しかし、多くの企業はそれだけでは判断しません。
現在の採用では、
- 大学時代に何へ挑戦したか
- 困難をどう乗り越えたか
- 仲間と協力した経験
- 自分で考え行動した経験
などを非常に重視しています。
就職活動でよく聞く「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」が重要視される理由もここにあります。
アルバイトでも、
サークル活動でも、
研究でも、
ボランティアでも構いません。
大切なのは、
「何をしたか」より、「その経験から何を学び、どう成長したか」を説明できることです。
AI時代だからこそ、「人」を見る採用が増えている
最近では、生成AIを活用してエントリーシート(ES)を作成する学生も珍しくありません。
AIを使えば、文章は短時間で読みやすく整理できます。
そのため企業側も、
「文章が上手だから」
ではなく、
「本人が本当に考え、行動できる人物なのか」
を見極める方向へシフトしています。
その結果、
- 面接(一部の企業ではAIを活用した面接や動画選考も導入されています)
- グループディスカッション
- グループワーク
- ケーススタディ
- プレゼンテーション
など、実際のコミュニケーション能力や思考力を見る選考を重視する企業が増えています。採用担当者からは、選考プロセスの「質」を高め、一人ひとりを多面的に評価する傾向が高まっているようです。
英語力・資格・留学経験の価値も高まっている
以前よりも、
- TOEIC
- 英語でのコミュニケーション能力
- 留学経験
- 資格取得
- デジタルスキル
など、英語力や資格、留学経験などを重視する企業は少なくありません。特にグローバル企業や海外との取引が多い企業では、これらが大きな強みになるケースがあります。
近年の調査では、AIが普及しても「英語力の重要性はむしろ高まる」と考える企業が多数を占めています。また、英語力だけで採用が決まるわけではありませんが、TOEICスコアや英語での実践経験は、他の能力と合わせて総合的に評価される傾向があります。
高校生のうちからできること
就職活動は大学4年生になって突然始まるものではありません。
実は、
高校時代の学習習慣
↓
大学での学び
↓
大学生活での挑戦
↓
就職活動
という一本の線でつながっています。
だからこそ、高校生の今から、
- 主体的に学ぶ習慣をつける
- 英語を得意科目にする
- 将来を考える習慣を持つ
- 「なぜ学ぶのか」を考える
ことが、数年後の大きなアドバンテージになります。
では、高校生の今からできることは何でしょうか。
私は次の4つが特に大切だと考えています。
・英語を得意科目にする
・「なぜ?」を考える習慣を身につける
・部活動や学校行事などに主体的に取り組む
・失敗を恐れず、新しいことへ挑戦する
こうした経験は、大学受験だけでなく、大学生活や就職活動でも必ず財産になります。
私は理系だから・・・といっても、
大学も英語は必修。理系でも海外の研究論文は英語なので語学力を求めるという大学もあります。
「志望校合格」だけではなく、
大学へ進学したその先、
さらに社会へ出たその先まで見据えて、生徒一人ひとりの成長をサポートしたいところです。
中学生、高校生のうちから勉強を通して、
- 考える力
- 自分で行動する力
- 相手に伝える力
- 継続する力
を育てることが、将来どんな進路を選んでも活きる本当の学力につながると考えています。
大学受験は、人生の大きな節目です。
しかし、それは決してゴールではありません。
大学で何を学び、何に挑戦し、どのような人へ成長するのか。
その積み重ねが、将来の進路や人生を少しずつ形づくっていきます。
高校生の今だからこそ、「合格すること」だけではなく、その先の未来にも目を向けながら、一日一日の学びを大切にしてほしいと思います。
「受験や将来にお悩みのあなた」はこちら
学習相談






































