新年度がスタートしたと思っていたら、
あっという間に来週からはGWに入ります。
アクシス将軍野校では4月28日(日)~5月5日(日)
までは「完全休校」とさせていただいております。
期間中はWebからの各種お問い合わせは受付しておりますが、
お電話での受付再開は5月6日(月)14:00~となりますので、
よろしくお願いいたします。
さて、本日は中学生の数学の計算練習の採点をした時に
感じたことをお伝えします。
何人かの生徒の採点をしたのですが、計算間違いが多い生徒の
共通点はノートの字がとても小さいのです。
例えば、分数の計算で分母と分子を1行に書いてしまっているため
字が非常に小さくなってしまって、自分でも何と書いたのかもわからなくなって
約分をする時に間違ってしまっていました。この場合の解消方法は
「分数は2行使って書くこと」です。
ただ、本人と話をすると「できるだけ小さく書く」ことに“こだわり”のような
モノを持っているような感じがしたので、聞いてみました。
「なんのために、計算練習をするのだろう?」
すると「計算のスピードと正確性を上げるためです!」と
答えてくれたので、目的を理解していることは確認できました。
しかし“計算力向上”という目的を実現するためには、
「字を大きく書く」ことが必要です。
目的に応じて手段を工夫し、行動を変えていくことが大切です。
また、私は秋田県小中学校で課されている「家庭学習ノート」も注意が必要だと感じています。
私も中学2年生の娘がいるので、たまにノートを見せてもらうのですが。
問題の答えをスキマなく“ギチギチ”に書いていることが多いです。
その理由を聞くと、その方が「達成感」を感じやすいからだそうです。
なるほど、それはその通りだな、と。
しかし、学校の授業で使うノートを見せてもらうと字は大きく、余白も充分にとって
後から見返しやすいように書かれていました。
このようにノートの使い方ひとつでも「手段」と「目的」を考えることが大切です。
小中学生の保護者の皆さま、ぜひこのGW期間中にご家庭でお子様の
ノートのチェックをしてみてはいかがでしょうか??