新高校1年生の皆さま、入学おめでとうございます。
高校1年生の1学期はあっという間に終わってしまいますが、とても重要な3カ月です。
中間テストは3科目~4科目と科目数が少なく、最初のテストなので一生懸命に勉強するため、大きくつまずく学生は少ないです。
逆に、この時、数学や英語で大きくつまずいた場合は早急に対策を取らなければなりません。
差が開くのは中間テストの1か月後の期末テストからで
下記の3つが大きな原因です。
①複数教科をバランス良く学習できない
②数学が難しくなる(神島・田辺高校の普通科は数学Ⅰと数学Aのテストがあります)
③英語の定期テスト対策学習に時間が取れない(予習に追われる)
中学生と高校生でのテストで大きく異なる点は科目数です。
数学2科目、英語2科目、理科1~2科目、社会1~2科目、国語2科目、保健・体育、家庭、情報…合計11~13科目
この中でも特に数学2科目・英語2科目の負担が大きいです。
数学は問題集のページでいうと約20~30ページ、問題数でいうと大問数で100~150問、小問まで入れると300問近くになり、テスト期間中に全てを解こうとすると数学のテスト勉強だけで終わってしまいます。
英語も英文法とリーディングの2科目になり、英文法の学習と教科書の長文読解の学習、さらには教科書とは別の単語帳からも単語が出題されるなど、中学生の頃と比べると負担の差は歴然です。
定期テスト期間だけの学習で点数を取るのであれば、テストに出てくる問題を予想し【フル暗記】で点数を取ることも可能ですが、それでは難関大の受験に太刀打ちすることは難しいです。推薦型選抜で難関大合格を狙う生徒も増えていますが、内申+共通テスト等の学科試験が課されることが多く、1年生の時から内申点を取りつつ、実戦力も磨いていく必要があります。
将来、どういった進路に進むかにより学習の仕方は大きく変わります。
『高校1年生からもう進路を決めるの?』
と思われるかもしれませんが、大学受験は高校1年生の5月、中間テストからスタートしています。
しっかり学習計画を立てて日々を過ごしましょう。