個別指導Axis
研究学園校
責任者
佐々木 麻衣
学校の授業で習ったことの中で、今でも教科書のページの画や習った時の感情も覚えていることがいくつかあります。
そのうちの一つが、倫理の授業で学習した古代ギリシャの哲学者アリストテレスの思想です。
中庸(メソテース)という、人間の行為や感情における超過と不足を調整する徳についての講義を聞き、教科書の図を見た時、衝撃を受けました。
例えば、中庸の状態が「勇気」の場合、超過は「無謀」、不足は「臆病」となります。
平たーーーく言ってしまえば「バランスが取れている」ということです。
「バランス」と意味を広げると、普段の生活でも意識すべき場面が多くあることを実感できると思います。
お子さまにおいては、例えば勉強と部活や趣味の両立、保護者の方においては、例えば勉強をしないお子さまへの声掛けの程度など、バランスの取れている状態はどこなのだろうと考える場面は無限にあります。
物事によっては、明確な答えは存在せず、一生考え続けなければならないこともあるかもしれませんが、そういったことについては考え続けること自体に意味があるのだと思っています。
ですが、一人で考えていると放り投げてしまいたくなることもあります。
皆さまにとって個別指導Axisが、考えること、その時の自分のベストな答えを出す楽しさを感じることの助けになれば嬉しいです。
私の今意識している「中庸」は、今まで個別指導Axis研究学園校で作り上げてきたものを大切に守ること、自分らしく、理想的な校舎を自ら考えて実現に向けて行動することです。
それぞれの「中庸」は何か考え、実現を心がけ、一緒に成長していきましょう!