苦楽園口校兵庫県西宮市

高1、高2のみなさん もし国公立大の進学を考えているならば、今すぐ動き出しましょう。 特に、高２ならば冬休みから…とか考えていてはちょっと遅い。 なぜなら高校受験は受かる受験。 大学受験は落ちる受験だからです。 神戸高校の入試倍率は1.17倍でした。 これは神戸高校を受験する中3と同じレベルの学習をしていればほぼ合格すると捉えることができます。 一方、神戸大学の倍率は全体では3.22。 経済学部では3.4。経営学部では4倍です。 これは神戸大学を受験する高校生たちと同じレベルの勉強をしていても落ちる。 その中で上位25％-30％にいないといけないと捉えられます。 また科目数が多く学校のテストを中心に回していては時間が足りません。 テスト前だけ必死にやって定期テストが良いだけでは対応しきれず日頃からの復習が大事です。 高1の数Iで躓いていたら共通テストでは相当苦戦します。 かつてのセンター試験よりも解きにくいからです。 高3の共通テスト模試で数Iが30点とか、市西の子でも割と多いです。 センター試験時代ではなかった傾向です。 そのうち分かるようになるだろう、と楽観していてはいけません。 学校では次々に新しい単元に入りますので余計混乱するだけです。 今のうちに理解できるようにしておかないといけません。 高2で理系ならば理科の対策を始めましょう。 今から始めれば来年1月の河合の共通テスト模試までに3カ月ありますから基本事項だけでもいくつかの単元は復習できます。 そのうえで模試を迎えることができます。 高1は英語と数学を丁寧に理解していきましょう。 英語は読解のために文法知識が必要です。入試に文法問題が出ないからと言って文法を軽んじると共通テストで6割あたりから伸び悩みます。 高校受験は、地頭だけで突破できる側面もあるので短期間で急激に成績が伸びることもあります。 しかし大学受験は、範囲が広く深いのでとても間に合わないというのが現実。 そうはいっても部活続けたいし、どうすればいい？と悩むでしょう。 この2学期からはこれまでより1日あたりプラス1時間の勉強をしましょう。 全ての時間を勉強に全振りする必要はありません。 ただ1日を振り返って何もしていない時間を減らすのです。 そこから1時間を捻出しましょう。 高3では10時間勉強するのが普通ですがいきなり長時間勉強できません。 その体力を養うためにも今から準備ですね。