一つの単語や文章について何も知らない人がなるほど、と納得できるような説明を頭の中で組み立てていました。例えば現代文だと、筆者はどんな経緯でどのようなことを表現したくて抽象的な語を使ったのか、日本史だと、ある事件は当時の政治的・経済的背景とどんな関連があり、後にどんな影響を及ぼしたのか等の要素を踏まえて説明(脳内で)していました。授業や演習に出てくる単語を[ただの単語]として読み流さないことを意識していました。文章に関しても同じで、いかに論点を詰めてわかりやすく自分の言葉で解釈するかに重きを置いていました。塾の授業で志望校の過去問(現代文)のあらすじを先生に伝えて納得してもらえた時は、自分の国語の力に自信を持てました。頭の中でできるのでスキマ時間があるたびに繰り返していました。