先生からのコメント

もともと高校受験のときにもアクシスに通ってくれていた後の、再入会のＯさん。高校受験のときは、私（坂田）とは顔見知り程度でしたが、２年前くらいに教室の外で草むしりをしていると、学校帰りのＯさんから「お久しぶりです、憶えてますか？」と声をかけてくれましたね。「大学受験、ヤバくて。またアクシスに入ろうと思うんです」と。そこからしばらくしてアクシスに戻ってくれました。お母さまとの面談で「本当にあの子は、自分の意志で勉強するのが苦手で、先生たちにハッパをかけてもらって初めて頑張れる子なんです」とお聞きし、高校受験のときの担当、西川先生からも同じことを引継ぎ、そしてＯさん本人からも同じことを聞きました。これまでのＯさんの経緯から、受験直前にメンタルが弱くなるだろうことは想像できていたので、励ましと叱咤とを交互にすること、継続的に声をかけることを、数学のＫ先生とも打ち合わせました。
振り返ってみると、Ｏさんのアクシスでの受験生活では二つのヤマがあったと思っていて、一つめは、その「数学」の受講をどうするか、でした。志望校の選定、国公立を受けるかどうか、本当に数学を切って良いのか？これもいろいろ話をしました。本当に優しい、数学のＫ先生のアドバイスも、そのあとの「踏ん切り」に役立ったのではないでしょうか。そこからは覚悟を決めて、自分にとって必要な科目を、ほぼ毎日自習室で遅くまでがんばっていきました。そして二つめのヤマは、やはりやってきた受験前のメンタルです。プレッシャーに負けそう、と自習室で涙ぐむ日がありました。今となってはあのときどう対処したかよく覚えていませんが、しばらく塾をお休みして、ケロっと戻ってきたのですかね？政経がなかなか上がらない、英語の試験時間が間に合わない・・他にもいろいろ、語り尽くせない苦悩があったと思います。
でも！神奈川大の給費生試験で涙を飲んで以降、結局私立は全勝！ここまでがんばれるとは！お父さまに作成していただいた受験日程表に「合！」のマークをするのが楽しみでした。念願かなって神奈川に進学できて、本当に良かった。Ｏさんの受験エピソードは多すぎて書き切れませんが、とにかくおめでとう・おめでとう！