九州大学合格(2025年度)大学受験体験記「受験は得点が10割」

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  • 九州大学国立

    共創学部

  • 高江洲 湊さん
  • 出身高校
    那覇高等学校

    出身校舎 :
    個別指導Axis金城校

日々の繰り返しが自分を形作る

情熱大陸というドキュメンタリー番組で公邸料理人の方の回で付けられていたキャッチコピー。
この言葉で習慣から生まれてくるものが人を何者かにしてくれると考えるようになって、毎日努力ができる人になろうと思った。

個別指導Axisに通ってよかった!と思う体験談

受験は得点が10割

高校2年生でAxisに入ってから、時間が経つにつれ受験勉強に取り組むようになった。僕はその時から九州大学を志望していて、他の志望者よりも成績が低かったので急いで成績を上げる必要があった。
高3になる前の春休みで時間があった僕はまず苦手な数学の対策を始めた。とりあえず何かしようと思ってyoutubeでおすすめされていた数学の網羅的な参考書を買った。参考書を買ったことを自慢しようと思って塾の先生にそれを報告したら、それは最短の勉強法ではない、という様なことを言われた。僕は参考書を買った時点で偉いと思っていたので、ダメ出しを受けてびっくりした。先生は続けてこう言った。「受験勉強で何よりも優先すべきことは点を取ること。そのために最も大切なのは過去問と模試の2つ。試験本番まで1年を切って時間がないのだから、網羅的な参考書をやって出るか分からない問題をやるより、共テや九大の過去問・模試を解いて出題傾向や絶対に必要な知識を押さえることが優先だ。なぜなら受験は点数を取った人が勝つスポーツだから。ただなんとなく勉強して満足するのではなく、どうすれば点数が上がるのかを考える。そのために過去問・模試を解いて、復習をして、また問題を解くべき。」そんな話をしていた。僕は衝撃を受けた。その通りだと思った。自分が”点を取る”という面倒な思考から逃げていたことに気づいた。
それからは基本事項を学んだ後は過去問や模試の問題集を解くことに集中することで、数学の点数を上げることができた。その先生のおかげで数学の点数を合格ラインに持っていくことができたので、すごく感謝している。

受験生活を振り返れば、
悩んだり落ち込んだり焦ったり…
そんな時、 支えて一緒に乗り越えてくれた人へ、
感謝のメッセージ

オンライン授業を担当してくれたK先生

K先生 お疲れ様です。2年間、小論文の指導ありがとうございました。
本来前日には小論の解答を提出すべきところを、授業開始の10秒前に解答を提出したりして本当に申し訳ありませんでした。僕自身物事を先延ばしにしてしまう悪癖とは未だ格闘中ですが、寛大な心でいつも提出されたばかりの答案をものすごく丁寧に添削し、関連知識の説明までしてくださり本当に感謝しています。今は九州大学の共創学部でいろいろな人と会って毎日がとても楽しいです。授業などで同級生と一緒に社会課題について考えるとき、K先生に教えてもらった課題発見・解決の方法論のおかげで僕は自分の考えを明確にして他人に伝えることができています。
共創学部で僕は沖縄に関わる課題に取り組みたいと思っています。この方法論を磨き上げて自分の誇れるスキルとした上で、小論文ではない実際のフィールドに立ってK先生から教えてもらった多くのことを実践していこうと思います。

先生からのコメント

高江洲君、志望大学合格おめでとうございます。この一年受験の重圧にも負けず、着実に力をつけてきたことが、そばから見ていてわかりました。大学ではいろいろな教師、学生に出会うことと思います。新たな環境で知見を広げてください。あらためて合格おめでとう!

後輩に伝えたい!合格のポイントになった勉強法

すっごいリアルでカンタン復習

僕は九大数学の過去問演習をするにあたって、最初は自由帳を使って解答を記述、丸付けをして、最後に計算ミスや足りなかった知識を「敗因」としてメモしていた。その後試験本番で用いられる解答用紙をweb上で入手できることを知ったので、その解答用紙をコピーして使うようになった。しかしその解答用紙には「敗因」をメモするほどの余白がなかったし、ただの紙なので管理が面倒で自由帳のように後でまとめて見返すことも難しかった。なので私は紙を綴るファイルと大きめの付箋を買った。丸付けをした解答用紙にその付箋を貼れば「敗因」を描く余白が生まれるからだ。最後に用紙をファイルに綴っていけば問題と敗因がまとめられたアーカイブが作れる。このようにすることで常に試験本番に近い演習をしながらしっかりと反省点を記録することができるので自分にはとても良いやり方だった。何より自分オリジナルの勉強法だったので、大学受験の世界に革命を起こしている気分で楽しかった。学校や塾の先生の意見を聞きながらも、勉強を楽しもうとしてみることがとても大事だと思う。

合格までの高校3年間ストーリー

  • 高校1年

  • 高校受験をやり切ったばかりなので大学受験にむける気持ちはほとんどなかった。なんとなく琉球大学に進学するんだろうなと思っていた。自学自習は全くしていなかったが、高校の早朝講座は毎回真剣に受けていた。早朝講座で基礎的な英文法知識を完璧に仕上げたことが大学受験の最後まで活きたので、学校の授業は真面目に受けた方がいいと思う。

  • 高校2年

  • 2年生になってから自習の時間を設けるようになった。週に2、3回図書館で3時間くらい数学の勉強をするようになった。高2の秋に県外大学派遣プログラムに参加して九州大学共創学部を志望校に決めた。プログラムの参加直前にAxisに入塾した。この時から本格的に受験勉強を始めた。
    塾では数学と英語を受講していて、共に基礎レベルの問題から解いていって基礎力の強化に努めていた。

  • 高校3年

  • Spring

    共通テスト模試がいくつも実施されるようになったので、その対策を中心に行なっていた。模試を解いて、結果を確認して、点が取れていない分野を復習する、ということを繰り返していた。
    塾の授業で二次試験対策を定期的に行うようにしていた。

    Summer

    夏休み期間中に、共通テストで古典・社会・理科の合格点を取るために必要な知識を全て学習するように努めた。長くても1週間で1教科終わらせるペースで行った。

    秋冬

    Autumn&Winter

    夏で共通テスト対策に一区切りつけたことで秋は二次試験対策に力を入れることができた。共通テスト直前はとにかく本番形式で過去問を大量に解いた。時間配分を間違えたら全て崩れると思っていたので毎回時間を測って解くペースや時間配分の取捨選択にミスがないか確認していた。
    また、共テや二次試験の朝は早起きする必要があるので、共テ本番の1ヶ月前くらいから早めに家に帰って11時就寝→6時おきの生活リズムを保つようにしていて、二次試験が終わるまでその生活を続けた。
    共通テストが終わって学校が休みに入ると勉強のモチベーションが下がりがちだったので、友達と一緒に問題を解くなどしてなんとか毎日全力で勉強できるように頑張った。

my 高校生活プロフィール

志望大学について

志望大学を決めた時期

高校2年9月

志望大学・学部を決めた理由

高2の9月に沖縄県が行っていた県外大学派遣プログラムに参加して、九州大学を訪問する中で共創学部を知った。自分の関わりたい社会課題に応じてカリキュラムを組むことができる学部の特質に惹かれたので共創学部を志望した。

大学選びで最も重視したのは

学びたい内容
偏差値
大学のブランド
その他(キャンパスの広さ)

勉強時間など

受験勉強を始めた時期

高校2年5月ごろ

過去問を使い始めた時期

高3の4~6月

高校1年 夏休みの1日の勉強時間

2時間以下

高校2年 夏休みの1日の勉強時間

3時間

高校3年 夏休みの1日の勉強時間

10時間以上

定期試験は何日前から勉強した?

1週間くらい前

スランプについて

スランプを感じたことはありますか?

はい

その内容と解消方法

二次試験に向けて小論文の対策を行なっていたが、資料の分析・統合や文章の要約、解決策の考案などやるべきことがとても多かった。そのため演習をやること自体が億劫になり回答が書けない期間があった。
オンライン授業を通して自分に足りない能力を1つずつ地道に見直して、どうにか小論文を楽しめるようになるまで勉強した。

アクシスについて

入会時期

高校2年9月

個別指導Axisに通い始めたきっかけ

大学受験のために塾に入ろうと思った時、友達がAxisに入っていたためそのまま自分もAxisに入った。
僕の志望校は二次試験の科目に小論文と英語が含まれていて、オンライン授業であればよりその問題を知り尽くした先生に教えてもらうことができると分かり、Axisのオンライン家庭教師を利用しようと思った。

個別指導Axisで
成績がどのように上がりましたか?

河合塾の共通テスト模試、九州大学の冠模試ともに九大の判定がD判定からA判定まで上がった。
受験期の後半では東進の冠模試で学部1位を取れた。