公立高校の入試では、合格ラインの前後に何十人も固まると言われ、内申点の差で合否が分かれることがあります。しかし、多くの場合、内申点には中学3年間の成績や活動実績が反映されるため、受験生になってからではなく、中1から内申点を上げる努力をしておくことで高校受験が有利になります。
内申点アップ
通知書の評定をもとに内申点を計算することができます。北海道公立高校入試の一般選抜では、中1〜中3の9教科5段階の評定が内申点の対象になり、主要5教科と実技4教科をそれぞれ中1、中2は2倍、中3は3倍にして計算します。つまり、中1{(主要5教科×5段階×2倍)+(実技4教科×5段階)×2倍}+中2{(主要5教科×5段階×2倍)+(実技4教科×5段階×2倍)}+中3{(主要5教科×5段階×3倍)+(実技4教科×5段階×3倍)}=合計315点満点となります。
内申点の計算方法
中学1年生 | 5段階(絶対評価) |
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中学2年生 | 5段階(絶対評価) |
中学3年生 | 5段階(絶対評価) |
調査書点(内申点)の算出方法
中3重視
中学1年生 | 9教科×5段階×2倍=90点 |
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中学2年生 | 9教科×5段階×2倍=90点 |
中学3年生 | 9教科×5段階×3=135点 |
315点満点
内申点を上げるには?
各教科の評定は、定期テストや単元テストの点数だけでなく、提出物の状況や授業態度なども含めて評価され、点数化されます。また、内申書では、学校行事や部活動、委員会活動などへの積極的な参加やリーダーシップ、貢献度なども評価されます。そのため、毎回のテストや日々の授業に真剣に取り組むことはもちろん、授業以外でさまざまな活動に参加して実績を積むことは、受験にも有利に働きます。
北海道
中学校別対策
青葉中学校
北海道札幌市厚別区
青葉中学校は今年度から二期制となり、定期テストは9月と2月(中3は12月)の2回になりました。夏休み前に9月の定期テストの試験範囲が発表となるため夏休み中に対策出来る反面、各教科とも教科書の60ページくらいが試験範囲と広くなり、早くから計画的な取り組みが必要です。宿題はそれほど多くはありませんが、日頃の学習の様子やノート・ワークシート・作品等、学習課題の提出内容に注意しましょう。定期テスト対策としては少なくとも1ヵ月前から始めていきましょう。アクシスでは「勉強会」「演習会」を行い、定期テスト対策講座と併せて効果的な学習をサポートしております。
琴似中学校
北海道札幌市西区
琴似中学校は前後期制で、定期テストは9月と2月の年2回となっています。定期テストの回数が少ない分、こまめに単元テストや小テストが実施され、毎週何らかのテストがある状況も珍しくありません。単元テストは、取りこぼさないよう普段からの継続的な学習習慣が必要です。定期テストは基礎から応用まで幅広く出題されます。英語は文法問題が多く、教科書本文からの問題は少なくなっています。教科書本文が全くでない時もあり、教科書の丸暗記だけでは対応できない作りになっているので特に注意が必要です。アクシスでは個々のレベルに合わせて予習メイン、復習メインの授業を使い分けて授業を進めています。テスト前は対策授業を設けて内申点アップに努めます。
中央中学校
北海道札幌市中央区
中央中の定期テストは9月の前期末、2月の学年末と年2回実施となりました。必然的にテスト範囲は広くなるので、アクシスでは夏休みと冬休みを重要期間と位置づけて学校内容の復習と予想問題演習でしっかり対策を行います。また定期テストの回数が減ったかわりに各科目、テーマ学習が終了した段階で単元テストを実施しており、ここでの結果も通知表の5段階評定に大きくかかわってきます。テストは約2週間前に発表があり、アクシスではその内容をもとに教科書ワークや学校で配布されたプリントなどを使って繰り返し復習をしていきます。作成する先生のクセなども考慮して対策していきます。
中の島中学校
北海道札幌市豊平区
主要五科目の定期試験は周辺中学校よりも少ない年二回の実施です。このような事情もあり小テスト、単元テストでしっかり結果を残すことが重要です。ただ、これら定期試験以外のテストに関しては、学年、科目毎に実施頻度や難易度が異なるため、クラスごとの実施日程や範囲などの情報収集を密に行い、タイムリーな対策を心がけています。また、日々の宿題や長期休暇中の宿題においても科目ごとにバラツキがあるため、学習量の不足分はアクシスでの対策を通じてサポートしています。 前期末試験は長期休暇明けおよそ二週間程度で実施されるため、夏休み中の学習量が試験結果に大きく影響します。特に三年生は高校受験対策との両立が求めらることもあり、効率的な学習計画を組み立てる事がとても重要です。
もみじ台中学校
北海道札幌市厚別区
もみじ台中学校は札幌市でも広がりつつある「定期テストの無い」学校の一つです。「評価から評定へ」という考え方で、単元別にA・B・Cがつけられ、その観点別学習状況の平均評価が評定(1・2・3・4・5)となります。そのため、各教科とも小テスト(単元テスト)、レポート・ノートなどの提出物、授業中の発言・発表など授業への取り組み等、日頃の学習姿勢がかなり細かく見られています。従って対策としては、日頃の学習準備を怠らずに、毎回の授業を大事にすることが大切です。「よりよく問題解決している」「これまでより改善している」といった学習姿勢が評価されます。一方、定期テストが無いためにアウトプットの絶対量が足りなくなる、試験慣れせず、時間配分や問題の見極めの練習量が不足する、といった懸念も考えられます。従って中1の4月から道コンなどの模試に参加し、テスト慣れと相対的な自分の学力の位置を知っておくことが必要です。
江別第二中学校
北海道江別市
形式は全学年ほぼ同じです。国語は漢字や文法の他、表現技法や作品名、作者名など、記述問題は授業で扱った内容がそのまま出る事が多いです。数学は語句や公式が1~2割出され、基本問題と合わせると得点しやすいですが、ケアレスミスの数で点数差が出てきます。社会と理科は記述や完全解答の問題が多い為、難易度は低くありません。社会は出来事の背景や理由、作られたものの目的が頻出で、理科では実験の操作の目的や結果の判断材料が毎回問われます。英語は並び替えと書き換え、英作文で約35点、教科書内容の表現や英問英答などで40点ほどになります。例文レベルの英文を何度も書く練習が必要です。アクシスでは、英数の反復演習と、理社の日々の緻密なまとめ学習を徹底しております。
アクシスでは、北海道内および
近郊のすべての中学校に対応しています。
上記以外の中学校については
校舎までお問い合わせください。