公立高校の入試では、合格ラインの前後に何十人も固まると言われ、内申点の差で合否が分かれることがあります。しかし、多くの場合、内申点には中学3年間の成績や活動実績が反映されるため、受験生になってからではなく、中1から内申点を上げる努力をしておくことで高校受験が有利になります。

内申点アップ

2025年度入試における
調査書点(内申点)の計算方法

通知書の評定をもとに内申点を計算することができます。鹿児島県公立高校入試の一般選抜では、中3の9教科5段階の評定が内申点の対象になり、主要5教科を2倍に、実技4教科を20倍にして計算します。つまり、{(主要5教科×5段階×2倍)+(実技4教科×5段階×20倍)}=合計450点満点となります。

内申点の計算方法

2024年度/令和6年度

評定の記載方法
中学1年生 5段階(絶対評価)
中学2年生 5段階(絶対評価)
中学3年生 5段階(絶対評価)

調査書点(内申点)の算出方法

中3重視、実技重視

調査書点(内申点)の算出方法
中学1年生 -
中学2年生 -
中学3年生 5教科×5段階×2+実技4教科×5段階×20=450点

一般入学者選抜

450点満点

内申点を上げるには?

各教科の評定は、定期テストや単元テストの点数だけでなく、提出物の状況や授業態度なども含めて評価され、点数化されます。また、内申書では、学校行事や部活動、委員会活動などへの積極的な参加やリーダーシップ、貢献度なども評価されます。そのため、毎回のテストや日々の授業に真剣に取り組むことはもちろん、授業以外でさまざまな活動に参加して実績を積むことは、受験にも有利に働きます。

定期テスト(中間テスト・期末テスト)の点数

単元テスト・小テストの結果

授業態度

課題(ワーク・レポートなど)の提出

授業以外の活動

鹿児島県

中学校別対策

中学校の定期テストや単元テスト、
提出物、授業への取り組み方など。

鹿児島大学教育学部附属中学校

鹿児島県鹿児島市

2学期制のため1・2年生は定期テストの回数は少ないですが、その分テスト範囲が広く、早めの学習が高得点の鍵になります。また出題される問題数も多く、難易度も高いため、日々の学習に加え応用問題に対応できる実力をつけていく必要があります。そのため、アクシスでは、学校よりも少し速いスピードで学校内容を先取りし、テスト前に復習や応用問題に取り組む時間を作っています。3年生にとっても定期テストは重要ですが、それ以上に学校独自の錬成テストが重要になります。アクシスでは、学校進度に合わせた対策はもちろん、錬成テスト前後や長期休暇の時に苦手教科の克服や、志望校別の対策も行っています。学校の定期テストで高得点を取り、その先の高校入試を見据えた学習提案をいたします。

鹿児島市立鹿児島玉龍中学校

鹿児島県鹿児島市

玉龍中学は市立の中高一貫校で附属中と並んで鹿児島市内では人気の高い中学校です。原則全員が玉龍高校へ進学します。高校受験が無いので6年間しっかりと先を見据えて大学受験の準備ができる点が大きなメリットです。ただし、中学3年生の2月に高校のクラス分けテストが行われ、選抜クラスの振り分けが決まります。このテストの難易度が高く、直前対策だけでは通用しません。どの教科も1年生の頃からコツコツと定着させ、早いうちから苦手教科を無くすように復習を欠かさないようにすることが必要です。定期テストは年4回(5月、8月、11月、2月)実施されます。ポイントは英語と数学の対策。数学は進度が速く中3からは高校内容の履修に入ります。英語は数学ほど進度は早くありませんが「深度」に注意が必要です。その他の公立中と同じ教科書を使いますが、副教材で高校レベルを扱います。アクシスでは定期テストの事前対策とテスト後の振り返りを丁寧に確実に行い、大学入試に通用する基礎力育成に取り組んでいます。

鴨池中学校

鹿児島県鹿児島市

鴨池中学校では、例年20名程度が鶴丸・甲南・鹿児島中央高校に進学しているようです。1学年約150名の生徒数ですので、公立トップ高校を目指すのであれば鴨池中学の上位10%のポジションを獲得する必要があります。そのためには早期からバランスよく5科目を学習することが必須です。部活や習い事があっても、曜日・時間帯が選べる個別指導であれば大丈夫。学習計画を一緒に立てながら、両立できるようにアドバイスしていきます。日常学習としては、定期テストに向けて教科書準拠教材での学習、長期休み期間には苦手な所を徹底的に克服・志望校別の対策をしています。鴨池中では特に理科の定期テストは難しい、という声を在校生からよく聞きます。アクシスでは理数系に強い教室長・講師が控えておりますので是非ともご利用ください。教室が開いている日は自習室の利用もできますので、日々の学習でわからないことがあればいつでも質問を受け付けています。

甲南中学校

鹿児島県鹿児島市

鹿児島市の中心部に位置する甲南中学校は西郷隆盛や大久保利通など幕末から明治維新にかけて活躍した偉人らを数多く輩出した地域でもあり、公立トップの進学校である甲南高校への進学者が毎年20名程度と高い進学率を誇ります。また部活動も盛んで、運動部へ所属する生徒の割合も高い文武両道の学校でもあります。学習面では、日々の宿題はあまり多くありませんが、定期テストごとに副教材を自主的に進め、定期テスト後に提出が課されています。自分で計画的に学習することと、学習習慣の定着が必須となってきます。アクシスでは定期テストに向けて副教材の進捗管理や直前の対策プリント等を用意し、一人ひとりの目標点突破をサポートします。

城西中学校

鹿児島県鹿児島市

城西中学校は鹿児島市内で最も鶴丸・甲南・中央への合格数が多い公立中学校であり、毎年60名程度の在校生が公立トップ高校に進学しています。鶴丸高校を目指すのであれば学年順位30番以内が目安となります。定期テストは年間4回実施(6月、10月、11月、2月)され、出題内容のレベルは周辺公立中学校に比べると基礎レベルよりも応用レベルの出題割合が高くなっています。不得意な科目や単元を集中的に取り組んだり、暗記事項をトレーニングしたりする一定の時間を確保する必要があります。遅くともテスト2週間前から計画的に学習を組み立てましょう。そのポイントは「理解力を必要とする」英語・数学において、曖昧な未消化テーマをテスト直前に持ち込まないことです。普段からその2科目は時間と労力をかけて実力を養っておくことで、その他の科目の対策時間を十分にとることができ、それが定期テストの高得点獲得につながります。自分の学習状況と目的に沿った最適な学習スタイルを早期に造り上げることをお勧めします。

武中学校

鹿児島県鹿児島市

武中学校は部活動や学校行事も盛んな学校で、通っている生徒からも「楽しい」「いい学校」という声をよく聞きます。ただ、鹿児島公立高校の選抜方法において「内申点」が他県に比べて重視されておらず、受験対策が「入試実戦演習」に偏り、本腰をいれて入試対策に入る時期が遅れ気味の受験生が多い印象があります。内申点の影響に関係なく、数ヵ月の学習成果が問われる定期テストで重要単元を定着させたり、毎回のテスト結果からそれまでの学習方法や計画性を振り返り、軌道修正をして次回テストに挑んだりすることができれば、自然と入試の基礎力はついてきます。中1,中2の早い時期から学習習慣と基礎学力の確立を意識した学習に取り組んでほしいと思います。受験直前期に慌てることなく、高校進学後も通用する本物の学力作りをぜひアクシスで身に着けてください。

その他の中学校別対策

アクシスでは、鹿児島県内および
近郊のすべての中学校に対応しています。
上記以外の中学校については
校舎までお問い合わせください。