公立高校の入試では、合格ラインの前後に何十人も固まると言われ、内申点の差で合否が分かれることがあります。しかし、多くの場合、内申点には中学3年間の成績や活動実績が反映されるため、受験生になってからではなく、中1から内申点を上げる努力をしておくことで高校受験が有利になります。

内申点アップ

2025年度入試における
調査書点(内申点)の計算方法

通知書の評定をもとに内申点を計算することができます。福岡県公立高校入試の一般選抜では、中3の9教科5段階の評定が内申点の対象になり、{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階)}=合計45点満点となります。ただし、これに傾斜配点を実施する高校もあります。

内申点の計算方法

2024年度/令和6年度

評定の記載方法
中学1年生 5段階(絶対評価)
中学2年生 5段階(絶対評価)
中学3年生 5段階(絶対評価)

調査書点(内申点)の算出方法

中3重視

調査書点(内申点)の算出方法
中学1年生 -
中学2年生 -
中学3年生 9教科×5段階=45点

一般入学者選抜

45点満点

傾斜配点を実施する場合

特定の教科の評定×1.5

・北九州・三井・直方・早良の[普通科体育に関するコース]…保体

内申点を上げるには?

各教科の評定は、定期テストや単元テストの点数だけでなく、提出物の状況や授業態度なども含めて評価され、点数化されます。また、内申書では、学校行事や部活動、委員会活動などへの積極的な参加やリーダーシップ、貢献度なども評価されます。そのため、毎回のテストや日々の授業に真剣に取り組むことはもちろん、授業以外でさまざまな活動に参加して実績を積むことは、受験にも有利に働きます。

定期テスト(中間テスト・期末テスト)の点数

単元テスト・小テストの結果

授業態度

課題(ワーク・レポートなど)の提出

授業以外の活動

福岡県

中学校別対策

中学校の定期テストや単元テスト、
提出物、授業への取り組み方など。

柳西中学校

福岡県北九州市門司区

門司区内で最も生徒数の多い中学校であり、周辺の学校と比べて学力は高い傾向にあります。高い評定も比較的取りづらい傾向にあり、しっかりと日々の提出物や振り返りシートの徹底をすることがテストの点数以外では重要になってきます。また、それぞれの教科担当の先生の評価基準を把握しておくことも肝心です。テストでは基本的な問題が出題されることが多いため、アクシスでは教科書に準拠したワークを使用して演習量を確保しています。高得点を狙う際は記述形式の問題演習を行うことで、目標点数の達成を目指します。

則松中学校

福岡県北九州市八幡西区

定期テスト問題に関しては、基本的にサブ教材であるワークと宿題などで出されるプリントからの出題が多くなっています。そのため、ワークの進め方を細かく確認し2回目までは解ききるように指導をしています。昨年までは中3の理科でかなり難度が高い私立の入試問題からの毎週の課題やテストへの出題があり苦労している生徒が多かったですが、今年度より一般的な問題の出題になりました。高得点を取るには計算ミスをしないことと記述問題の対策が必要となります。計算問題は日々の学習や指導で演習を進め計算力を高めています。福岡県の入試問題を意識する先生もいるので試験範囲の入試問題を参考にして、慣れておくことも必要となります。

高須中学校

福岡県北九州市若松区

高須中学校の定期テストでは、教科書及びテスト範囲のワークや学習プリントの内容をしっかりと理解することが求められます。また科目ごとに提出物が求められ、期限が厳格に決められています。期限を過ぎると受け付けてもらえず内申点に大きく影響するため、計画的な学習が必要です。注意点として一学期は中間テストが無く期末テストのみで、出題範囲が広いため特に一年生は最初からつまずかないよう普段から学習習慣をつけておく必要があります。部活動は全体的に盛んで、特に吹奏楽部は全国レベルで有名であり毎日遅くまで練習しています。部活に力を入れている生徒に対しては通塾スケジュールや季節講習の受講について配慮し、自宅学習も活用しながら学習時間を確保できるようにしています。

三筑中学校

福岡県福岡市博多区

三筑中学校は部活動が活発で、生徒たちが熱心に取り組んでいます。学校行事も定期的に開催され、生徒たちの意欲を高めています。最近では、学校の規則が少し緩くなってきたようです。定期テストの平均点は概ね60点前後です。出題内容は授業で使用するワークに基づいており、特に理科や社会の問題はそのまま出されることが多いです。ワークを3~5回繰り返し解くと、90点以上を取ることができます。一方、数学については、解法の理解と演習量の両方が重要になってきます。内申点の算出にも、テストの成績だけでなく、日頃の提出物が影響してきます。 日々の宿題はほとんどなく、自主学習に任されている部分が大きいため、自己管理ができている生徒は勉強に熱心に取り組んでいますが、そうでない生徒はほとんど勉強をしていないのが実情です。そのため、塾に通う生徒の割合も増えており、学力差が広がる傾向にあります。 アクシスの個別指導では、生徒の苦手な単元をピンポイントで効率的に学習できるため、部活で忙しい生徒にぴったりです。また、塾の授業だけでなく、家庭学習管理はアクシスオリジナルのスケジュール帳「PowerGrip」を使って、家庭学習の勉強量を増やしていくことができます。定期テストの3週間前からは、対策授業や勉強会も開催しています。

警固中学校

福岡県福岡市中央区

授業は近隣の他の中学校に比べて一部の科目の進度が早い場合があります(英語など)。試験対策はいかに普段から学校ワークをすすめていくことが重要ですが、前学年や前学期の復習が含まれる場合もあるので試験範囲プリントの各先生の助言や注意をよく読む必要があります。 アクシスでは、学校ワークを日常的に進めてもらいます。「自習で何をしたらいいか分からない」と言う生徒にも、塾に自習に来たらまず学校のワークを進めると決めて、授業以外の日でも通っていただいています。自習時に何度も質問しにきた生徒は必ず伸びています。テスト期間に入る前に既習範囲まではワークが終わっていて、テスト2週間前から2周目がはじまり、テスト直前までに3周目(苦手・何度も間違う箇所のみ)を仕上げます。校舎には学校の教科書が完備されているので、何冊も自分の教科書を持ってこなくても試験対策が可能です。

柏原中学校

福岡県福岡市南区

部活動が盛んで、多くの生徒が部活動に加入しています。毎週木曜日がノー部活デーに設定されていて、平日の貴重な学習時間確保の機会となります。宿題の量は少なめで(毎日は出ない)、自ら計画的に学習していくことが求められます。定期テストは、学校ワーク・授業プリント中心に出題されることが多いです。評定は、定期テストだけでなく、学校ワークの提出、ノート提出、単元テストなども含めて総合的に判断されます。教科によっては、先生が評価基準の考え方を文書で配布しているケースもあるので、見落としがないようにしましょう。なお、定期テストは6月・9月・11月・2月の年4回実施ですが、9月は夏休み明けすぐにテストとなりますので、夏休みの過ごし方が特に重要になります。

春日西中学校

福岡県春日市

春日西中学校は2学期制の学校で、部活動にも力を入れている学校です。特に男子バレーボール・女子ソフトボール・卓球などは、県内でも上位に入る程の強豪校です。また、毎週「週テスト」が実施されるのが特徴で、学校全体で学力向上を意識した指導が行われております。定期テストについては、例年夏休みが明けた9月上旬に、前期の期末テストが行われます。例年6月実施される、出段範囲の少ない前期中間テストと比べ、前期期末テストは必要な勉強量が多く、夏休みの期間も含めてどれだけ準備ができたかが重要です。また、定期テストや単元テストのだけでなく、提出物の評価も大きな要素となります。そのため、テストの直前に集中的に勉強をするだけでなく、日ごろからの学習習慣の定着が大切です。 アクシスでは普段の授業の中で、学校内容の先取りや定期テスト対策を行っておりますが、学習習慣の定着の為の指導や、学校提出物についても授業前後の自習時間で指導行うなど、丁寧な取り組みを行っております。

諏訪中学校

福岡県久留米市

大規模校である諏訪中は、中~上位層の生徒が多い中学校です。学校定期テストでは標準レベルだけでなく、発展問題も出題され、幅広い学習が必要です。特に英語の英作文や、社会の記述問題は特別な対策が必要です。そのため、定期テストで上位を狙う場合は学校授業の予習・復習だけでなく、実力をつける必要があります。個別指導Axisでは、定期テストで点数が取れるよう、学校内容の復習・定着を徹底しています。また、学校よりも速いペースで学習を進める先取り学習の実施や、中1~中3まで5教科3年間の全ての内容が履修できるタブレット学習を導入し、受験まで見据えた幅広い学習指導を実施しています。

アクシスでは、福岡県内および
近郊のすべての中学校に対応しています。
上記以外の中学校については
校舎までお問い合わせください。