公立高校の入試では、合格ラインの前後に何十人も固まると言われ、内申点の差で合否が分かれることがあります。しかし、多くの場合、内申点には中学3年間の成績や活動実績が反映されるため、受験生になってからではなく、中1から内申点を上げる努力をしておくことで高校受験が有利になります。
内申点アップ
通知書の評定をもとに内申点を計算することができます。岐阜県公立高校入試の[調査書と標準検査による選抜]では、中1〜中3の9教科5段階の評定が内申点の対象になり、中3の主要5教科と実技4教科をそれぞれ2倍にして計算します。つまり、中1{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階)}+中2{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階)}+中3{(主要5教科×5段階×2倍)+(実技4教科×5段階×2倍)}=合計180点満点となります。
内申点の計算方法
中学1年生 | 5段階(絶対評価) |
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中学2年生 | 5段階(絶対評価) |
中学3年生 | 5段階(絶対評価) |
調査書点(内申点)の算出方法
中3重視
中学1年生 | 9教科×5段階=45点 |
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中学2年生 | 9教科×5段階=45点 |
中学3年生 | 9教科×5段階×2=90点 |
180点満点
内申点を上げるには?
各教科の評定は、定期テストや単元テストの点数だけでなく、提出物の状況や授業態度なども含めて評価され、点数化されます。また、内申書では、学校行事や部活動、委員会活動などへの積極的な参加やリーダーシップ、貢献度なども評価されます。そのため、毎回のテストや日々の授業に真剣に取り組むことはもちろん、授業以外でさまざまな活動に参加して実績を積むことは、受験にも有利に働きます。
岐阜県
中学校別対策
岐北中学校
岐阜県岐阜市
3学期制の岐北中学校、年間の定期テスト回数は3回。定期テストの間隔が長く、試験範囲も広くなる傾向がありますが、学校からの宿題はあまり多くなく、日頃の学習への取り組みが大切です。「基本~標準問題」を確実に得点できるようにすることが、高得点をキープするために必要です。一回の定期テストが学期の「内申点」を大きく左右するため、定期テストで着実に結果を出すことが求められます。 各教科の「ワーク」「教科書」「単元テスト」から出題される方針のため、提出物など普段の学習への丁寧な取り組みが重要です。 アクシスでは岐北中の「出題傾向」を把握し、どの時期にどんな学習をするべきか、テスト勉強はいつから取り組むべきか、具体的な学習指示を出しています。 授業において、前回授業のポイントを「テスト形式」で確認。暗記事項(英単語・語句)も、毎授業「確認テスト」を実施して、知識の定着を図ります。家庭学習(宿題)も必要量指示し、授業以外の時間でも「学習習慣」を身につけることを目指しています。
島中学校
岐阜県岐阜市
島中学校の年間の定期テスト回数は「4回」。9月頭に実施の「前期期末テスト」は、夏休みに計画的に学習を進める必要があるため、注意すべき試験です。定期試験に向けた日々の学習について、まずは各教科の「ワーク」中心に「基本~標準問題」を確実に押さえていきましょう。ただし、実際の試験では「ワーク」より難易度の高い問題が出される傾向があります。高得点を取るためには「ワークの丸暗記」ではなく、演習の中で得た知識を活用して、「使える」ようにする練習が大切です。そのためには、定期試験範囲の「ワーク」を仕上げた後、さらなる発展学習にも取り組む必要があります。 アクシスの授業では、個々の「目標別」に使用教材を変更するなど、最適化学習で定期試験での得点アップを実現出来るよう対応をしています。さらに、どの時期にどんな学習をするべきか、テスト勉強はいつから取り組むべきか、具体的な学習指示も出しています。
岐阜清流中学校
岐阜県岐阜市
“岐阜5校”への進学率が高い岐阜清流中学校。中間・期末テストでも応用レベルの問題が出題されることがあります。特に数学が苦手という清流中のみなさんからのご相談が多い印象です。アクシスでは苦手の原因を独自の「定着度測定テスト」で見つけ出し、その解消にあたるサイクルをつくるよう心がけています。また、清流中の応用レベルのテスト問題にも対応するため、目標点数に応じて最適な教材をご提案しています。社会は資料問題が多く出題されます。学校で配られる問題集や教科書に載っている資料はもちろん、学校の授業中でもらったプリントなども隅々まで見直さないと点数に結び付きません。問題集を早めに何回も反復して仕上げ、資料や図、年表などの見直しにも時間を使えるようにしておきましょう。
陽南中学校
岐阜県岐阜市
単元テスト・年間4回の定期テスト・実力テスト(1、2年生:1月、3年生:5月、9月、10月、1月)の結果が成績に影響します。スパンの短い単元テストに対応するためには、学校の授業を先取りし、学校の授業が復習になるような流れが理想的です。また、つい後回しにしがちな理科・社会といった科目の学習も重要です。理科・社会は単元ごとに対策することで、前回のテストよりも大きく点数を上げることも可能です。さらに、陽南中では解答までのプロセスも重視する定期テストとなっています。そのため、テスト直前期には、テスト範囲の総復習、予想問題などの実戦を徹底する必要があります。単元テスト対策は、夏・冬・春の長期休暇の間に、前学期の復習、新学期の予習をしておくことも有効です。
本荘中学校
岐阜県岐阜市
年間4回の定期テスト以外にも実力テスト(1、2年生:1月、3年生:5月、8月、10月、12月)や単元テストと呼ばれる小テストが行われ、その結果も成績アップのためには重要となります。学校の授業の理解度を高めるために、学校進度を正確に把握し、いま必要な学習内容の理解を学校授業の先取りで学習する習慣をつけたいところです。また、つい後回しにしがちな理科・社会といった科目の学習も疎かにしてはいけません。そして、定期テスト前には、テスト対策に力を入れ、予想問題などを実戦するのが重要です。夏・冬・春の長期休暇には、前の学期の弱点補強を行い、新学期・新学年の準備もしておくと、ゆとりを持って単元テスト・小テストに臨めます。
その他の中学校別対策
アクシスでは、岐阜県内および
近郊のすべての中学校に対応しています。
上記以外の中学校については
校舎までお問い合わせください。