公立高校の入試では、合格ラインの前後に何十人も固まると言われ、内申点の差で合否が分かれることがあります。しかし、多くの場合、内申点には中学3年間の成績や活動実績が反映されるため、受験生になってからではなく、中1から内申点を上げる努力をしておくことで高校受験が有利になります。
内申点アップ
通知書の評定をもとに内申点を計算することができます。長野県立高校入試の後期選抜では、中3の9教科5段階の評定が内申点の対象になり、{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階)}=合計45点満点となります。
内申点の計算方法
中学1年生 | 5段階(絶対評価) |
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中学2年生 | 5段階(絶対評価) |
中学3年生 | 5段階(絶対評価) |
調査書点(内申点)の算出方法
中3重視
中学1年生 | - |
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中学2年生 | - |
中学3年生 | 9教科×5段階=45点 |
45点満点
内申点を上げるには?
各教科の評定は、定期テストや単元テストの点数だけでなく、提出物の状況や授業態度なども含めて評価され、点数化されます。また、内申書では、学校行事や部活動、委員会活動などへの積極的な参加やリーダーシップ、貢献度なども評価されます。そのため、毎回のテストや日々の授業に真剣に取り組むことはもちろん、授業以外でさまざまな活動に参加して実績を積むことは、受験にも有利に働きます。
長野県
中学校別対策
柳町中学校
長野県長野市
県内有数の文教地区に位置する歴史ある中学校「柳中(りゅうちゅう)」です。親子代々でこの中学校に通う家庭も多く、独自の伝統が引き継がれているのも特徴です。式典服はありますが基本的に制服がなく、校則も緩やかで、『唯一心』の校訓のもと、生徒に自律的な行動を求めています。近隣の中学校と比べ大きな行事が多く、【柳中バザー】【柳華祭】【スプリングコンサート】などは生徒たちが主体で企画運営を行う一大イベントです。そんな校風を反映して、学習面でも自主性を重んじており、忙しい行事の合間でも流されずたゆまぬ努力をすることが求められます。伝統校であることや生徒数が安定していることから、テストの校内順位である程度の進学先高校の目途がつきますので、平均点と自分の点数との比較や順位がバロメーターになります。まわりと比べて穴がある科目はそのつど、まめに復習をすること、またテストで分からなかった問題は学校の先生や塾の先生にすぐに質問する習慣をつくることが、柳町中での成績アップの鍵です。
櫻ケ岡中学校
長野県長野市
長野市内で上位に入る大規模な中学校です。その分通学区も大きく広がっていて、櫻ケ岡中の学区は、市内の主要な高校はほぼ自転車で通学できる範囲内となります。長野市は、生活圏が犀川を挟んで南北に分かれ、進学する高校も居住エリアの中から選択する傾向がありますが、櫻ケ岡中は地理的な位置と学区の広さから在校生の志望校の選択肢が広く、他の中学校と比較すると進学先が多岐にわたります。同じ高校を目指す仲間が相対的に多くないため、一人ひとりが自律的に目標と課題を設定して学習に励むことが求められます。生活指導面では、東部中学校と同様、クラス担任制ではなく「学年担任制」を敷いており、先生方がチームを組んで生徒一人ひとりを見るのがこの学校の特長のひとつです。部活動も文武問わず活発、特に合唱部が強豪として有名です。アクシスの授業は曜日・時間帯をご希望に合わせられますので、勉強と部活動の両立で忙しい櫻ケ岡中の生徒のみなさんにぴったりの環境です。
北部中学校
長野県長野市
市内でも屈指の生徒数を誇る中学校です。隣接の中学校(東部中・柳町中)と同様、学区の区分けが複雑な地域のため、通学範囲が広いのが特徴です。部活動では特にバレーボールやソフトテニス、またウィンタースポーツが伝統的に強く、県大会以上に進出することもしばしばです。学習面に目を向けると、北部中の定期テスト・総合テストは市内の中学校の中でも毎年レベル・質が高く、科目による質のばらつきが少ないのが特徴です。本番の入試レベルに近く点数が取りづらいつくりになっていますが、逆に言えば、しっかりと毎回の答案を見直し、復習をかけることで、受験に直結した学びになるといえます。
東部中学校
長野県長野市
東部中学校では数年前から「学級担任」の枠を外し、担当の先生方がチームで学年全体をみる『学年担任制』を敷いています。相談内容によって打ち解けやすい先生はお子さまによって異なる、という考え方から、安心して学校生活を送れるよう配慮した取り組みで、一定の成果を上げています。ただ反面、学習・進路面でのアドバイスが先生によって異なることもあるようで、それに関連してか、科目や回による定期テストの傾向・レベルのばらつきが大きめな印象があります。また、バスケットボール部(※現在はクラブチーム化)を始めとして部活動が盛んで、生徒たちの意識の持ち方により勉強量に差が出る学校でもあるので、中3の「総合テスト」では平均点が中1・2時までよりも極端に低くなる傾向があり、勉強量不足だったお子さまは、影響が中3で一気に出てしまう形です。アクシスでは、教科書に即した教材はもちろん、さらに上を目指すお子さまにはハイレベルな教材も使用し、演習と解説を繰り返します。部活動や学校行事により時間の融通が利きづらいお子さまでも、通塾の時間帯がお選びいただけるのは個別指導ならではの利点です。学ぶ内容や方法もオーダーメイド。高校入試だけでなく「その先」も見据えた学習提案をいたします。
信州大学教育学部附属長野中学校
長野県長野市
附属中は、他の公立中学校に比べると学習進度が早く、かつ、課題解決型・対話型の授業を中心とした深い学びを実践していきます。したがって定期テスト・中3実力テストともに公立中に比較して内容が濃く、分量も多いため、ふだんから圧倒的な演習量と思考が必要となります。また附属中は建学の趣旨から、教育実習・研究授業が数多く行われるため、授業の進め方が急に変更になったり、学習テーマの順番が入れ替わったりということがよく起こりますので、まわりの環境に惑わされず自分の力で学習を進めていく自律性・推進力も求められます。骨太な学力をつけるために、全国のアクシスの教室で国立大附属中生が使用している専用の教材を、ここ長野のアクシスでも用意しています。附属中特有の、学校進度の急な変更にもすぐに対応できるのも、個別指導のメリットです。ハイレベルな内容に特化した集団型授業「オンラインゼミ」も用意していますので、得意科目はオンラインゼミでとことん究めることも可能です。
アクシスでは、長野県内および
近郊のすべての中学校に対応しています。
上記以外の中学校については
校舎までお問い合わせください。