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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は例年通り4問でしたが、文章の要点を50字程度の日本語で書かせるなど、新傾向の問題も出題されました。例年必要な情報や概要を、正確に把握する力が問われています。またイラストやグラフなどを使って、必要な情報を読み取る力を総合的に問う問題も増えています。特に大問2の英作文では、与えられたイラストについて、出来事を起こった順に英語で適切に書いていく必要がありました。さらに大問4のフードロスに関する文章が出題され、社会的な話題を問う問題も演習していく必要があります。

対策のポイント
英単語数が増加傾向!

問題に出てくる英単語数は増加傾向にあります。鹿児島県は大問3と4で長文が3つ出題されるのが例年のパターンです。読むだけではなく記述量も大問2の英作文など増加しています。豊富な語彙力をつけるとともに正確に速く読む練習を積んで全体の内容を捉える読解力をつけましょう。

リスニング問題への対策をしっかり!

前述の通りリスニング問題の実施時間が伸びたり、1回のみの放送に対応することが求められたりと年々リスニング問題を重視する傾向があります。「聞くこと」の理解力が問われる問題の正答率は高く、聞いたことを英文で表現する問題の正答率は低いです。英文を聞く習慣を作り、要点を書きとる練習を行いましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ◯◯◯◯
絵や地図を使う◯◯◯◯
メモ・グラフ・表を完成する−−−−
日本語[英語]で答える◯◯◯◯
自分の考えを英語で書く◯◯◯◯
発音・アクセント 発音・アクセント−−−−
くぎり・強勢・抑揚−−−−
読解 英文和訳(記述)◯◯◯◯
脱文挿入◯◯◯◯
内容吟味◯◯◯◯
要旨把握◯◯◯◯
語句解釈◯◯◯◯
語句補充・選択◯◯◯◯
段落・文整序◯◯◯◯
指示語−−◯◯
会話文◯◯◯◯
文法・英作文 和文英訳◯◯◯◯
単語の穴埋め◯◯◯◯
語句補充・選択◯◯◯◯
語句整序−−−−
正誤問題−−−−
言い換え・書き換え−−−−
英問英答◯◯◯◯
条件英作文◯◯◯◯
自由英作文−−−−
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数31313032
リスニング8888
英作文2222

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は5問で例年通りでした。合否分岐を突破する上で、大問1と2を確実に得点することは必須となります。大問1と2の小問集合は確実に全問正解できるよう練習しておくとともに、様々なパターンの総合問題や複数の領域にわたる融合問題にもあたっておきましょう。大問3のデータの活用は読み取るべき情報量が多く、箱ひげ図や累積相対度数を使って、論理的に考えていく必要があります。大問4は二次関数、大問5は図形の問題でした。切り取った立体の体積や、線分の長さを求める問題にも慣れておきましょう。

対策のポイント
「証明・説明・過程の記述・作図」 が4題!

鹿児島県公立入試では記述対策も必要です。今年は作図が1題、証明問題、方程式や計算の求め方の過程を記述する問題が3題出題されました。途中式も含め、確実に得点できるよう日頃から積極的により多くの類題に取り組み、得点力を養成しましょう。

「データの活用」 を要チェック!

近年注目されている「データの活用」は鹿児島県公立入試でも大問として出題され始めています。2026年は中学生の家庭学習時間について、箱ひげ図や累積相対度数を活用して考察する問題でした。四分位数など、基礎的な知識も押さえておきましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数◯◯◯◯
文字式◯◯◯◯
方程式・不等式◯◯◯◯
式の計算◯◯◯◯
連立方程式◯◯◯◯
平方根◯◯◯◯
多項式◯◯◯◯
2次方程式◯◯◯◯
関数 比例と反比例−◯◯◯
1次関数◯◯◯◯
関数 y = ax2◯◯◯◯
図形 平面図形◯◯◯◯
空間図形◯◯◯◯
平面図形と平行線の性質◯◯◯◯
図形の合同−◯◯◯
図形の相似◯◯◯◯
円周角と中心角◯◯◯◯
三平方の定理◯◯◯◯
データの活用 データの分布・比較◯◯◯◯
確率◯◯◯◯
標本調査−◯−−
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 5555
小問数 30363131
記述問題 図形の証明(説明)1011
その他の説明・証明など0100
立式・解法の過程の記述2332
作図(図形)1111
作図(グラフ)0000

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問1:漢字、同音異義語、楷書 大問2:説明的な文章 大問3:古文「伊曾保物語」 大問4:文学的な文章 大問5:話し合うこと・作文 昨年同様の5大問構成。大問1の漢字の読み書き。昨年初めて出題された同音異義語、同訓異字は今年も出題されました。書写の楷書の特徴も押さえましょう。大問5では「鹿児島県の産業の活性化」について、話し合いをする場面の問題でした。これも全国的に出題数が増えてきているので慣れておきましょう。

対策のポイント
文章量が多い!

問題用紙が8ページから11ページ構成に変化した2023年以降、継続して文章量が増加しています。また本文だけでなく、資料や会話文の読み取りも多く出題されるため読解スピードが必要です。課題作文に充てる時間も想定して演習しましょう。 ※論説・小説・古文の本文のみの文字数

【話し合い】からの提案を書く「作文」

2026年の課題作文は、鹿児島県の産業の活性化の話し合いを受けて、認知度を高めるための案について、自分の考えを書く問題でした。話し合いの内容を整理したり、情報と情報を関連づけたりする必要があります。内容を受けて、自分の考えを表現する力を身につけておきましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)◯◯◯◯
熟語(三字熟語・四字熟語)◯◯◯−
語句(ことわざ・慣用句)−−−−
文法 文と文節−−−−
品詞・用法−−−◯
敬語、その他−−−−
表現・情報 グラフ・図表の読み取り◯◯◯◯
話し合い◯◯◯◯
伝え方の工夫◯◯◯◯
課題作文◯◯◯◯
聞き取り問題−−−−
文学史 文学史−−−−
現代文(読解) 主題・表題◯◯◯◯
大意・要旨◯◯◯◯
情景・心情◯◯◯◯
内容吟味◯◯◯◯
文脈把握◯◯◯◯
段落・文章構成◯◯◯◯
指示語◯◯◯◯
接続語◯◯◯◯
脱文・脱語補充◯◯◯◯
古典 古文のかなづかい・古語◯◯◯◯
古文の会話・主語◯−−−
古文の展開◯◯◯◯
漢文・漢詩−−−−
文章のジャンル 論説文・説明文◯◯◯◯
記録文・報告文−−−−
小説・伝記◯◯◯◯
随筆・紀行・日記−−−−
詩−−◯−
和歌(短歌)−−−−
俳句・川柳−−−−
古文◯◯◯◯
漢文・漢詩−−−−
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5555
小問数25262726
記号解答881313
記述式解答(漢字の読み書きも含む)17181413

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り大問5問構成になっています。物理、化学、生物、地学から各1問、4分野総合問題が1問出題されています。資料や問題文も多く、与えられた情報を読み取り、自分の知識を活用できているか問われていました。問題形式は作図問題や記述問題が昨年同様増加しており、記述問題では、実験の結果を分析し考察するものが見られました。基本的な実験をテーマにした出題が多いですが、資料を正確に読み取れているかを問われる出題も多く見られます。

対策のポイント
「図表の読み取り問題」に要チェック!

「図表の読み取り問題」というのは、問題文中の文章による説明が少なく、図表が示されている問題で、近年出題が増加しています。図やグラフから短時間で情報を正確に読み取ることが求められます。基本的な知識の理解と共に過去問演習で実戦力をつけましょう。

記述問題の対策が必要

大問3では、実験結果から3種類の金属のうち最もイオンになりにくいものを考察し表現する問題が出題されました。記述する文字数は80字を超え、自分の言葉で丁寧に説明する力をつけていくことも必要です。記述は基礎知識の組み合わせですので、重要語句は教科書の最後までチェックしておきましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき−◯◯◯
光と音◯−−◯
電流◯◯◯◯
電流と磁界−−−◯
力のつり合いと合成、分解−−◯◯
運動の規則性◯−−◯
仕事とエネルギー◯◯◯◯
化学 物質のすがた−−−−
水溶液−◯◯◯
状態変化−−−◯
物質の成り立ち、原子・分子−◯−◯
物質の化学変化◯−◯◯
化学変化と物質の質量◯−◯◯
水溶液とイオン、電池とイオン−−◯◯
化学変化と電池◯−−◯
生物 生物の観察と分類の仕方◯−◯◯
生物の体の共通点と相違点◯−◯−
生物と細胞−◯−◯
植物の体のつくりと働き−◯−◯
動物の体のつくりと働き◯−◯−
生物の成長とふえ方−◯−−
遺伝の規則性と遺伝子−◯−−
生物の種類の多様性と進化−−◯−
地学 身近な地形や地層、岩石の観察−◯◯◯
地層の重なりと過去の様子−◯−−
火山と地震◯◯◯◯
自然の恵みと火山災害・地震災害◯◯−◯
気象観測◯−◯◯
天気の変化−◯−−
日本の気象−−−−
自然の恵みと気象災害−−−−
天体の動きと地球の自転・公転−◯◯◯
太陽系と恒星◯−◯−
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)−−◯−
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)−−◯−
生物と環境(生物・地学)−−◯−
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5555
小問数39383939
記号解答11171816
短文記述5354
計算問題9744
図・グラフ、モデル3142
語句記述

[関連記事] 【中学生】理科の成績の上げ方|苦手になる原因や勉強のポイント

社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問は地理1問、歴史1問、公民1問の計3問で昨年と同じでした。小問数も例年並みです。ページ数はP12と増えており、情報量が多く、図や資料・グラフを絡めてより複雑に問われています。 例年通り全体的に基本的な知識を問う問題が多いですが、2026年では企業の社会的責任を表す「CSR」を説明する問題も出題され、難易度が高い記述問題が出題されています。複数の資料から思考力や読解力を試す問題、時事的な話題から考えさせる問題など様々な出題パターンが見られます。記述問題への入念な対策が大きなポイントとなります。

対策のポイント
記述力が問われます!

2026年では記述問題が8問出題されています。例年、資料から読み取れることを記述させる問題が出題されているため、資料の読み取り対策と記述対策の両方が必要です。資料を読みとる問題はたくさん解いて慣れることがいちばんの近道です。いろいろな資料に繰り返し接していけば、入試本番までに必ず解けるようになります。

知識の正確さが問われる「完答問題」が出る!

近年、知識の正確さが問われる完答問題が出題されています。2026年でも3つすべて正解しないと〇がもらえない問題が出題されており、部分的で曖昧な知識では正解にたどり着かないことが想定されます。教科書の知識を確実に定着させて総合的に活用する力を養うための対策が必要です。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形◯◯◯◯
気候−◯−◯
人口◯◯−◯
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)◯◯◯◯
第二次産業(工業)◯◯◯◯
第三次産業(商業・サービス業)◯◯◯◯
貿易◯◯◯◯
地域 アジア州◯◯◯◯
ヨーロッパ州◯◯◯◯
アフリカ州◯−◯◯
南北アメリカ州◯◯◯◯
オセアニア州◯−−◯
九州地方、中国・四国地方◯◯−◯
近畿地方、中部地方◯◯◯◯
関東地方、東北地方、北海道地方◯◯◯◯
歴史的分野 日本史 平安時代まで◯◯◯◯
鎌倉・室町時代◯◯◯◯
戦国・江戸時代◯◯◯◯
明治時代以降◯◯◯◯
世界史 古代−◯◯◯
中世−−◯◯
近世−◯◯◯
近・現代−−◯◯
テーマ史 政治・外交史◯◯◯◯
社会・経済史◯◯◯◯
文化史◯◯◯◯
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活◯◯◯◯
個人の尊重と日本国憲法◯◯◯◯
現代の民主政治、三権分立◯◯◯◯
地方自治−◯◯◯
経済 消費生活と流通◯◯◯◯
企業と生産活動◯◯◯◯
財政、国民生活と福祉◯◯◯◯
国際 地球社会と私たち◯◯◯◯
経済と貿易−◯◯−
環境問題 ◯◯−−
時事問題 −−−−
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数3333
小問数38413837
記号解答13181614
用語記述00014
文章記述1112118
作業・作図0011