公立高校の入試では、合格ラインの前後に何十人も固まると言われ、内申点の差で合否が分かれることがあります。しかし、多くの場合、内申点には中学3年間の成績や活動実績が反映されるため、受験生になってからではなく、中1から内申点を上げる努力をしておくことで高校受験が有利になります。

内申点アップ

2025年度入試における
調査書点(内申点)の計算方法

通知書の評定をもとに内申点を計算することができます。福島県立高校入試の一般選抜では、中1〜中3の9教科5段階の評定が内申点の対象になり、中1〜中3いずれも実技4教科は2倍にして計算します。つまり、中1{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階×2倍)}+中2{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階×2倍)}+中3{(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階×2倍)}=合計195点満点となります(特色選抜では主要5教科と実技4教科は同等で135点満点)。さらに、高校によって評定以外の項目の点数化も行われます。

内申点の計算方法

2025年度/令和7年度

評定の記載方法
中学1年生 5段階(絶対評価)
中学2年生 5段階(絶対評価)
中学3年生 5段階(絶対評価)

特色選抜調査書点(内申点)の算出方法

調査書点(内申点)の算出方法
中学1年生 9教科×5段階=45点
中学2年生 9教科×5段階=45点
中学3年生 9教科×5段階=45点

135点満点

高校は、傾斜配点で加点することができる。
また、「各教科の学習の記録」以外の記載項目も点数化できる。

一般選抜調査書点(内申点)の算出方法

調査書点(内申点)の算出方法
中学1年生 5教科×5段階+実技4教科×5段階×2=65点
中学2年生 5教科×5段階+実技4教科×5段階×2=65点
中学3年生 5教科×5段階+実技4教科×5段階×2=65点

195点満点

高校は、「各教科の学習の記録」以外の項目を点数化(各項目に配点し合計55点満点)することができる。

内申点を上げるには?

各教科の評定は、定期テストや単元テストの点数だけでなく、提出物の状況や授業態度なども含めて評価され、点数化されます。また、内申書では、学校行事や部活動、委員会活動などへの積極的な参加やリーダーシップ、貢献度なども評価されます。そのため、毎回のテストや日々の授業に真剣に取り組むことはもちろん、授業以外でさまざまな活動に参加して実績を積むことは、受験にも有利に働きます。

定期テスト(中間テスト・期末テスト)の点数

単元テスト・小テストの結果

授業態度

課題(ワーク・レポートなど)の提出

授業以外の活動

福島県

中学校別対策

中学校の定期テストや単元テスト、
提出物、授業への取り組み方など。

福島大学附属中学校

福島県福島市

福島大学附属中学校の定期試験は、教科書内容の基本事項に加え、考察力や記述力を要する問題も出題されています。日々の学習では、基本事項の定着はもちろんのこと、各教科とも、深い理解と根拠ある解答を導くことを意識していく必要があります。例えば、数学では途中過程・立式の根拠を持ち、解答として表現できるか?という部分にも目を向けて学習を進めていかなければなりません。高校入試へも繋がる重要な視点にもなってくるので、毎日、習った部分は丁寧に復習し、曖昧な部分は「調べる」という習慣が必須となります。アクシスでは、そのような学習の方法に加え、定期試験に向けて基礎~応用まで段階を踏んで対策を行い、成績UPを目指していきます。

福島第四中学校

福島県福島市

公立中学校の中でも、福島高校へ進学する生徒が多い中学校です。立地としても福島高校の近隣であること、また塾に通う生徒が多いことも背景にあるようです。確かに上位層は厚く、先取りで学習している生徒も多く、新教研等の外部模試で優秀な結果を出す生徒もいます。一方で、学校の授業についていくことができない生徒もおり、「何がわからないかわからない」という点では他の公立中学校と同じようです。まずは学校の定期試験で得点をすることが大切です。その先にモチベーションや目標という話になっていき、具体的な勉強が定まっていきます。通っている生徒の中には、やるべき内容を明確にして、自習ブースを利用しながら毎日がんばっている生徒もいます。高校受験は学習量がものを言いますが、ただがむしゃらに量を確保しても成績が伸びないケースもあります。個別指導Axisでは勉強内容の確認だけでなく、具体的な学習相談も行いながら総合的にサポートしていきます。

岳陽中学校

福島県福島市

文化部・運動部を問わず、ほとんどの生徒が部活動に参加していて、クラブチームと掛け持ちしている生徒も見受けられます。勉強との両立においては、早めに学習習慣を確立することが重要になります。定期テストは広範囲から出題されますが、成績上位で頑張っている生徒も多いため、教科によっては90点以上得点しても学年順位が30~40番台になることもあります。上位高校を目指すなら、40番以内からさらにもう一歩、高い順位を目指していきましょう。学習習慣を崩さずに部活動と両立するために、早めの学習習慣化・定着を意識しましょう。アクシスでは、早い時期から受験を見据えつつ、どの時期にどんな勉強をしていくべきか具体化しながら、家庭学習指示と進捗管理も並行してサポートしていきます。

北信中学校

福島県福島市

北信中は、毎回のテスト範囲が広く、また問題数も多いので、テスト前にまとめて復習するということではなく、常に授業に合わせながら知識の確認をしていくことが大切です。ここ数年の学習状況を見ていると、前学年の内容が身についていないまま、現在の学年に進んでいる事例が多く見られます。アクシスでは、いま学校で進んでいる単元と、前学年の重要単元の補足とを並行し、基本の定着を常に確認し、時期ごとの目標(定期テスト、入試対策)に合わせて学習内容を調整し指導を進めていきます。学区が広く、一学年約250名ほどですが、福島・橘・東など県立上位高に進学できる生徒は50名程度です。上位校を目指すには、学内で5分の1に入っていることが目標となります。

信陵中学校

福島県福島市

通学範囲が広く多くの生徒数を誇り、市内上位高校に例年多くの合格者を輩出している中学校です。部活動も文化部・運動部ともに力を入れていて、県大会に進出することもしばしばです。部活がひと段落した中3の夏頃から本格的な受験勉強に取り組む生徒も見受けられますが、受験学年からの学習は範囲も広くなりなかなか大変です。受験前に限らず、普段から部活動と家庭学習にバランスよく取り組むこと、早めにスタートすることが重要になります。アクシスでは、日々の家庭学習のアドバイスも率先しておこないます。中1・中2の学習内容の理解度、成績が高校進学の大きな部分を占めることを生徒面談で常に確認し、本人のモチベーションをあげていくことを大切にしています。

伊達中学校

福島県伊達市

伊達市の中学校ですが、福島市内の進学校への進学意欲が高い生徒が多く見られます。ただ、受験学年になってからの入塾生が多く、その遅れを取り戻すのに時間がかかる事例が多いので、中1・中2からの学習量確保ができるよう計画を立てて取り組むことが大切です。志望校に合わせて、基礎力定着、学校テスト対策、入試対策を進めていきます。 個別指導Axisでは、全校舎に集中して学習できる自習スペースを整えています。伊達中の生徒も、伊達中学から自転車で通える距離の校舎はもちろん、少し遠方の校舎でも授業前後などで自習室を利用する生徒が多く見られます。進学意欲を合格に結びつけられるよう、ぜひ授業と自習室とをご活用ください。

アクシスでは、福島県内および
近郊のすべての中学校に対応しています。
上記以外の中学校については
校舎までお問い合わせください。