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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は例年通り4問。リスニング・文法・イラスト問題・英文読解・英作文で構成され、小問数は34題。リスニングの問4は昨年同様ライティングとの融合問題でした。資料読解は文字情報が多く、解答に時間が掛かりそうです。長文読解では会話文の長文が出題され、メモをまとめるという新傾向の問題が出題されました。表を用いた問題は今年は1題だけでしたが、図表などの資料読解が継続して出題されると思われます。自由英作文や部分英作文など、表現力を問う問題が全体の3分の1近くを占めています。

対策のポイント
リスニング対策を万全に!

リスニングは100点満点中の35点と高配点です。リスニング力は実際の英語を聞き取る練習をして初めて身につくものですから、日頃からリスニング教材での練習を習慣にしておきましょう。ライティングとの融合問題は、素早くメモや条件に目を通し、理解した上で聞き取るような練習を早くから繰り返そう。

英作文問題の練習を増やそう!

短文でよいので、基本表現を正確に書けるようにしましょう。できるだけシンプルな表現を用いることが大切です。特に最後の英作文は配点が高く加点方式なため、あきらめずに一文だけでも書けるようにしましょう。完璧でなくとも、中間点を積み重ねていけるよう、基本文を暗記することから始めてください。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ
絵や地図を使う
メモ・グラフ・表を完成する
日本語[英語]で答える
自分の考えを英語で書く
発音・アクセント 発音・アクセント
くぎり・強勢・抑揚
読解 英文和訳(記述)
脱文挿入
内容吟味
要旨把握
語句解釈
語句補充・選択
段落・文整序
指示語
会話文
文法・英作文 和文英訳
単語の穴埋め
語句補充・選択
語句整序
正誤問題
言い換え・書き換え
英問英答
条件英作文
自由英作文
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数34353434
リスニング13131313
英作文7777

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は5問、小問数24問でほぼ例年どおりでした。 大問1は計算・小問集合、大問2は文字式の証明、大問3は関数、大問4は証明を含む平面図形、大問5は相似な立体の体積の総合問題でした。今年は統計分野の出題が大問で無く、文字式・方程式の大問が出題されました。読解や記述の分量も年々増加傾向にあり、記述式は5題・配点は31点と割合が高くなっています。資料や文章を読み解く力や、見慣れない問題に対し自分の知識を用いて落ち着いて解く力も求められています。

対策のポイント
基本問題を確実に得点する!

「出来る問題を確実に得点する」ことが重要です。中1~2の内容で取りこぼさぬよう、数と式、一次関数、作図、図形、データの活用など過去の学習内容を定期的に振り返り弱点を無くしておきましょう。大問1の小問集合は確実に得点できるようにし、その後は分野ごとの大問の出題パターンに慣れていきましょう。

分野ごとの出題パターンに慣れよう!

入試問題は基本的な要素の組み合わせですが、問題の読み方や解き方に慣れが必要です。バランスよく復習して出題パターンに慣れておきましょう。各大問の最終問と最後の応用問題は難問となる場合が多いので、つまずいたらいったんその問いは飛ばして後回しににするなど、時間配分にも気を付けましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数
文字式
方程式・不等式
式の計算
連立方程式
平方根
多項式
2次方程式
関数 比例と反比例
1次関数
関数 y = ax2
図形 平面図形
空間図形
平面図形と平行線の性質
図形の合同
図形の相似
円周角と中心角
三平方の定理
データの活用 データの分布・比較
確率
標本調査
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 5555
小問数 22222424
記述問題 図形の証明(説明)1221
その他の説明・証明など1112
立式・解法の過程の記述2122
作図(図形)1101
作図(グラフ)1000

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問1:漢字の読み書き、小問集合、古文「大鏡」 大問2:論説 小林道憲「芸術学事始めー宇宙を招くもの」 大問3:対話文・資料の読み取り 大問4:資料の読み取り・表現 例年同様の4大問構成で、小説文の出題は無く、古文も大問1の一部、大問3が対話文、と昨年と全く同じ構成でした。大問4の資料の読み取りは二つあるキャッチコピーから1つを選び、選んだ理由について書くという、自由度の高い新傾向の出題でした。大問3・4ともに内容を読み取るだけでなく、記述する表現力がより重視されています。

対策のポイント
記述力を身につける!

後回しにして時間切れになってしまうのが記述問題。しかし本文中の表現を使ってまとめれば得点できるものがほとんどです。悩んだら設問に戻り「何を聞かれているか」「何を答えればよいか」を明らかにして書く練習を繰り返しましょう。解答に使える表現を本文中から見つけ、読んで意味が分かるようにまとめてみましょう。

長文は先に設問を読んでおく!

時間配分が重要なのが長文問題の特徴です。先に設問を読んでおくことで、何を聞かれているか、どのような観点で本文を読めばよいかが分かり、主題を把握しやすくなります。また読む時も登場人物や言い換えやキーワードに( )や〇をつけるなど、本文中に書き込みながら読むようにしましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)
熟語(三字熟語・四字熟語)
語句(ことわざ・慣用句)
文法 文と文節
品詞・用法
敬語、その他
表現・情報 グラフ・図表の読み取り
話し合い
伝え方の工夫
課題作文
聞き取り問題
文学史 文学史
現代文(読解) 主題・表題
大意・要旨
情景・心情
内容吟味
文脈把握
段落・文章構成
指示語
接続語
脱文・脱語補充
古典 古文のかなづかい・古語
古文の会話・主語
古文の展開
漢文・漢詩
文章のジャンル 論説文・説明文
記録文・報告文
小説・伝記
随筆・紀行・日記
和歌(短歌)
俳句・川柳
古文
漢文・漢詩
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数30262926
記号解答8101210
記述式解答(漢字の読み書きも含む)22161716

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り大問5問構成になっています。大問1は各分野の小問集合として出題され配点は28点、大問2~5で物理、生物、地学、化学の各分野から1題ずつ出題されました。配点も各分野18点で均等になっています。設問内容は、実験や観察に関する記述問題が5題に減り、昨年より少なくなった上に記述すべき量も減り書き易くなりました。作図問題も昨年同様3問です。完全解答は5題と少ないですが、中間点を与える問題が9題あります。実験・観察を理解し、その結果をふまえて考察・表現する練習が必要です。

対策のポイント
実験や観察の基本事項を理解しよう!

小問集合以外の大問は実験や観察からの出題で、図や表の読み取りが重視される内容です。実験・観察の文や問題文には、答えを導くのに必要な情報が必ず書かれています。再度教科書を使ってノートに整理し直してみましょう。その際には教科書に出てくる図やグラフを改めて書き、作図やグラフを書く練習もしておきましょう。

答えとなる「キーワード」を探そう!

文章記述は10問程度出題されます。「説明しなさい」「理由を書きなさい」という出題が中心で、答えとなるキーワードがきちんと書いてあれば得点できます。実験・観察内容の理解とともに、問いに対して適切な解答を書く表現力が必要です。普段から教科書や問題集の解答のまねをして、的確な表現を心がけるようにしましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき
光と音
電流
電流と磁界
力のつり合いと合成、分解
運動の規則性
仕事とエネルギー
化学 物質のすがた
水溶液
状態変化
物質の成り立ち、原子・分子
物質の化学変化
化学変化と物質の質量
水溶液とイオン、電池とイオン
化学変化と電池
生物 生物の観察と分類の仕方
生物の体の共通点と相違点
生物と細胞
植物の体のつくりと働き
動物の体のつくりと働き
生物の成長とふえ方
遺伝の規則性と遺伝子
生物の種類の多様性と進化
地学 身近な地形や地層、岩石の観察
地層の重なりと過去の様子
火山と地震
自然の恵みと火山災害・地震災害
気象観測
天気の変化
日本の気象
自然の恵みと気象災害
天体の動きと地球の自転・公転
太陽系と恒星
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)
生物と環境(生物・地学)
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5555
小問数32323232
記号解答4187
短文記述10896
計算問題6445
図・グラフ、モデル3535
語句記述

[関連記事] 【中学生】理科の成績の上げ方|苦手になる原因や勉強のポイント

社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

昨年度同様に大問4問で、大問1は3分野の小問集合、残りは歴史・地理・公民が各1問でした。記述問題が10題、完全解答の出題は11題でした。配点は小問集合が34点、歴史22点、地理22点、公民22点でした。地図・統計・グラフ・写真などの資料に基づく問題や、分野を問わず時事的な問題の出題がよくみられます。世界地理ではグラフから金額を計算する問題、公民分野からは需要と供給のグラフが出題されました。資料を正しく読み取る力が問われました。

対策のポイント
現代社会、北方領土問題は必須!

日頃からニュースに注意し、SNSやインターネット、AIなどにまつわる問題を整理しておきましょう。また、北海道・北方領土に関することは毎年出題されています。島々の名称や位置は確実に押さえ、漢字で書けるようにしておきましょう。

記述問題は過去問・模試の復習で対策を!

指定された語句を使って事項を説明する問題や、与えられた資料からわかることを考えさせて記述させる問題が増えてきています。過去問などを利用して資料を利用した問題に慣れ、「与えられた条件」に沿った解答を作成する練習を重ねましょう。解答例を書き出して覚えてしまうのも一つの方法です。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形
気候
人口
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)
第二次産業(工業)
第三次産業(商業・サービス業)
貿易
地域 アジア州
ヨーロッパ州
アフリカ州
南北アメリカ州
オセアニア州
九州地方、中国・四国地方
近畿地方、中部地方
関東地方、東北地方、北海道地方
歴史的分野 日本史 平安時代まで
鎌倉・室町時代
戦国・江戸時代
明治時代以降
世界史 古代
中世
近世
近・現代
テーマ史 政治・外交史
社会・経済史
文化史
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治、三権分立
地方自治
経済 消費生活と流通
企業と生産活動
財政、国民生活と福祉
国際 地球社会と私たち
経済と貿易
環境問題
時事問題
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数33333334
記号解答10101316
用語記述16131218
文章記述89119
作業・作図0000