中3年生は共通テストが直前に迫って来て教室も盛り上がってきてます。
タイトルの件、「当たり前でしょ」と言う声が聞こえて来そうですが、
天幕のジャードゥーガルと言う13世紀の中央アジアを舞台に学問を武器として生きた女性の物語の一節に良い答えがありました。
勉強を嫌がる主人公の女性と一人の男性が会話をしています。
「なぜ学問(勉強)が必要なのでしょうか?」と言う女性の問いに対し、男性は
女性と一緒に屋上に上がり、大きな金属製のタライを投げ落としました。
その大きな音に家中の使用人達は大慌てで外に飛び出してきます。
「君は何故驚かなかったのかな?」との男性の問いに女性は
「投げるところを見ていたので驚きませんよ」と答えます。
「そう、君は投げた先の未来に、大きな音が出る事を予測し、知っていたから対処できましたね」
「つまり、学問を勉強し知識があれば、どんなに困った事が起こっても、何をすれば良いかが解るという事になりませんか?」
との一節がありました。その男性の言う通り、「未来を予測する」ために
我々は日々新しいことを学び、発見しています。時には昔のことを知る事で
新しい未来に気づいたり、将来に向けて勉強をしてるのです。
では未来で必要な勉強ですが、「勉強した事がどれだけ身に着いているか?」
を図るのがテストですね。
しかし気をつけたいのはテストの為に勉強しているのでは無く、その先にある自分の未来、成りたいものやその仕事の中で困らない様に勉強しています。
個別指導Axisでは最初の面談で「将来の夢は何ですか?」と聞きます。
なぜなら将来どうなりたいから何を勉強するのか?に繋がってきます。
また、勉強は一生続きます。どんな職業でも突然ベテラン社員の様にはなれません
しかもテストと違って、答えの無い勉強になります。
そのためにも自分から学ぶことを習慣にする事が大事になってきます。
個別指導Axisでは自ら学び、自ら考え、自らの判断で行動出来る人を作る
を教育理念に掲げて日々生徒と接しております。