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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は筆記5問、聞き取り4問の計9問で、総設問数は37問でした。令和8年度も昨年度の出題形式が維持され、筆記テストと聞き取りテストが別の時間枠(筆記70点満点、聞き取り30点満点)の中で完全に分けて実施されました。筆記では、会話文や資料の読み取りなど、幅広い種類の文章や資料を素早く理解し、設問に答えることが求められます。聞き取りでは、英文の内容と一致するイラストを選択する問題や対話文の内容に対する英問英答、発表を聞いてイラストを並べ替える問題、質問に対する答えの完成が出題されました。

対策のポイント
グラフや表などの複数資料を素早く正確に読み取ろう

大問3では、料金表や座席図、上映スケジュールという3つの資料をもとにした対話文の空欄補充が出題されました。学生割引の適用条件や年齢制限などを資料から正しく把握したうえで取り組む必要があります。文法はもとより、複数の情報を素早く整理する力を磨きましょう。

日本語資料を伴う作文は、文脈に合う並べ替えを意識する

大問5では、日本語のアンケート資料をもとにした会話文の並べ替えが3問出題されました。それぞれ不要な語が1つずつあり、多くが資料の内容に関連しているため、単なる文法知識だけでなく、日本語資料の意図を正確に捉えて文脈に合う英文を構成する表現力が求められます。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ
絵や地図を使う
メモ・グラフ・表を完成する
日本語[英語]で答える
自分の考えを英語で書く
発音・アクセント 発音・アクセント
くぎり・強勢・抑揚
読解 英文和訳(記述)
脱文挿入
内容吟味
要旨把握
語句解釈
語句補充・選択
段落・文整序
指示語
会話文
文法・英作文 和文英訳
単語の穴埋め
語句補充・選択
語句整序
正誤問題
言い換え・書き換え
英問英答
条件英作文
自由英作文
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数6699
小問数40403637
リスニング13131313
英作文0000

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は6問、小問数は23問という構成でした。大問1は計算や因数分解、大問2は式の説明、円、確率などの基本問題、大問3は反比例と二次関数、大問4は正六角形を用いた図形の証明と移動、大問5はクイズの得点データを用いた箱ひげ図の読解、大問6は直方体と動点による空間図形の問題でした。証明問題は昨年同様、選択肢から記号を選ぶ空欄補充形式での出題でした。例年通り、幅広い分野から基礎・応用バランスよく出題されており、思考力や読解力が重視される傾向が続いています。

対策のポイント
基本問題の徹底とデータの読解力を

例年通り、様々な分野から教科書の基本を問う問題が多く出題されています。大問1や大問2のような基本問題で確実に得点できるよう、各分野の公式や考え方を身につけ、計算ミスを無くすことが重要です。また、近年頻出の箱ひげ図などの「データの活用」分野は、正しく条件を読み取る力を早めに養っておきましょう。

図形・動点問題の多様なアプローチを

大問4の図形証明は選択式ですが、合同や相似の成立条件を正確に覚える必要があります。後半の応用問題(大問4の転がる正三角形や大問6の動点と立体)は受験生の差がつくポイントです。平面図形・空間図形ともに、様々な視点から図形を捉え、時間の経過による変化を論理的に考える練習を重ねておきましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数
文字式
方程式・不等式
式の計算
連立方程式
平方根
多項式
2次方程式
関数 比例と反比例
1次関数
関数 y = ax2
図形 平面図形
空間図形
平面図形と平行線の性質
図形の合同
図形の相似
円周角と中心角
三平方の定理
データの活用 データの分布・比較
確率
標本調査
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 6666
小問数 21212123
記述問題 図形の証明(説明)3333
その他の説明・証明など1111
立式・解法の過程の記述0000
作図(図形)0000
作図(グラフ)0000

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数は4問、全体の設問数は39問と、昨年度から7問増加しました。大問1は国語の知識問題で、電子メールの下書きを題材にした表記・敬語・語彙が出題されました。大問2の物語文は寺地はるな「雫」、大問3の論説文は渡邊雅子「論理的思考とは何か」から出題され、大問4の古典は『醒睡笑』と『笑林』という二つの笑話を比較する構成です。全体として、複数の資料や対話文を読み解き、文章の組み立てや内容の要点を正確に表現する基礎力が偏りなく問われています。

対策のポイント
実用的な国語知識と基礎を固めよう

大問1では、実用的な電子メールの下書きを題材に、仮名遣いや件名の選択、敬語、品詞、同音異義語の漢字など、日本語の幅広い知識が問われました。行書の特徴や熟語の構成も頻出です。これらは配点も小さくないため、苦手意識がある場合は早めにコツコツと取り組み、確実な得点源にしていきましょう。

複数情報の整理と言語化を正確に

近年のトレンドとして、本文の内容を「生徒のノート」や「話し合いの対話文」の形で整理させ、空欄を補わせる傾向が強まっています。文字数制限のある記述問題や、二つの文章・資料を比較して共通点や相違点を見つける問題が重視されるため、日頃から文章全体を素早く要約し、要点を整理する練習が不可欠です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)
熟語(三字熟語・四字熟語)
語句(ことわざ・慣用句)
文法 文と文節
品詞・用法
敬語、その他
表現・情報 グラフ・図表の読み取り
話し合い
伝え方の工夫
課題作文
聞き取り問題
文学史 文学史
現代文(読解) 主題・表題
大意・要旨
情景・心情
内容吟味
文脈把握
段落・文章構成
指示語
接続語
脱文・脱語補充
古典 古文のかなづかい・古語
古文の会話・主語
古文の展開
漢文・漢詩
文章のジャンル 論説文・説明文
記録文・報告文
小説・伝記
随筆・紀行・日記
和歌(短歌)
俳句・川柳
古文
漢文・漢詩
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数23333239
記号解答15242230
記述式解答(漢字の読み書きも含む)811109

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

例年通り大問6問構成になっており、総設問数は28問でした。化学・物理・生物・地学がバランスよく出題されており、形式は全体的に記号選択問題が中心ですが、内容は用語、計算問題、図表の読み取りなど広くにわたります。記述や作図の出題はなく(化学反応式が1問出題)、比較的難度の高い思考力・計算力を要する問題がいくつか見られました。多くは知識問題ですが、中には実験の条件や結果から考察・計算する問題や、惑星のデータから計算する問題など、応用力を必要とする問題も出題されました。

対策のポイント
基礎的な用語や公式は確実に

大問1では、知識があれば正解できる基本的な問題が各分野からバランスよく出題されています。また、大問2以降の総合問題においても、一般的な問題集にあるような定番の実験や図表が多く扱われています。まずは教科書レベルの基礎知識を広く網羅し、典型的な類題を確実に習得することが得点に直結します。

計算力や図表の読解力を高めよう

本年度は音の速さと三平方の定理を活用した応用問題や、惑星の半径の比から体積の倍率を四捨五入して求める問題など、一歩踏み込んだ計算問題が出題されました。単に用語や性質を丸暗記するだけでなく、問題文の条件や図表から必要な数値を正しく読み取り、処理できる計算力と応用力を身につけることが大切です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき
光と音
電流
電流と磁界
力のつり合いと合成、分解
運動の規則性
仕事とエネルギー
化学 物質のすがた
水溶液
状態変化
物質の成り立ち、原子・分子
物質の化学変化
化学変化と物質の質量
水溶液とイオン、電池とイオン
化学変化と電池
生物 生物の観察と分類の仕方
生物の体の共通点と相違点
生物と細胞
植物の体のつくりと働き
動物の体のつくりと働き
生物の成長とふえ方
遺伝の規則性と遺伝子
生物の種類の多様性と進化
地学 身近な地形や地層、岩石の観察
地層の重なりと過去の様子
火山と地震
自然の恵みと火山災害・地震災害
気象観測
天気の変化
日本の気象
自然の恵みと気象災害
天体の動きと地球の自転・公転
太陽系と恒星
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)
生物と環境(生物・地学)
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数6666
小問数29272828
記号解答23201819
短文記述5201
計算問題2533
図・グラフ、モデル19181616
語句記述

[関連記事] 【中学生】理科の成績の上げ方|苦手になる原因や勉強のポイント

社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問は地理、歴史、公民、総合問題の計4問構成で、例年どおりでした。総設問数は28問、記述問題は「環境」の指定語句を含む短文記述が1問と、語句指定の記述が1問出題されました。全体として基本知識を問うものが中心ですが、初見のデータを含む図表やグラフ、地形図、年表などを正確に読み取り、複数の資料を関連付けて論理的に判断させる問題が目立ちます。大問4の総合問題では万博やグローバル化をテーマに、3分野の知識がバランスよく融合された形で出題されました。

対策のポイント
資料を読み取る問題を正確に解き切ろう

地理分野をはじめ、全般的に表やグラフ、地図、農業産出額の内訳など、複数の資料を照合して適切な選択肢を選ぶ問題が出題されます。一見複雑ですが、選択肢を一つずつ丁寧に整理すれば正答に到達できます。数値の増減や比較対象、割合などの細かい違いに注意して解く練習を重ねましょう。

歴史では出来事の順番や世界とのつながりに注意しよう

歴史分野や総合問題では、複数のできごとを年代順に並べ替える問題や、特定の時期に該当するものを選ぶ問題が頻出です。単に一問一答で歴史語句を覚えるだけではなく、時代の前後関係や歴史の大きな流れ、さらには同時代の日本と世界との関わりについても常に意識して学習を進めましょう。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形
気候
人口
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)
第二次産業(工業)
第三次産業(商業・サービス業)
貿易
地域 アジア州
ヨーロッパ州
アフリカ州
南北アメリカ州
オセアニア州
九州地方、中国・四国地方
近畿地方、中部地方
関東地方、東北地方、北海道地方
歴史的分野 日本史 平安時代まで
鎌倉・室町時代
戦国・江戸時代
明治時代以降
世界史 古代
中世
近世
近・現代
テーマ史 政治・外交史
社会・経済史
文化史
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治、三権分立
地方自治
経済 消費生活と流通
企業と生産活動
財政、国民生活と福祉
国際 地球社会と私たち
経済と貿易
環境問題
時事問題
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数4444
小問数30282828
記号解答26252525
用語記述3212
文章記述1121
作業・作図0000