時間を共有できる身近な存在
下郡校の先生方は、「中学生や高校生のとき、こんな先生がすぐそばにいてくれたら素敵だったのに」、と思える先生像をイメージしながら私たちの指導をされているそうです。頭ごなしにではなく、いっしょに問題を考えてくれる。進路について相談したときも、たくさんの資料を集めてくれたり自身の経験を熱く語ってくれたりします。授業がない日でも私がアクシスに自習に来るのは、わからない問題を解決するだけではなく、そんな先生方と時間を共有したいからなのだと思っています。
学習の『身体感覚』を高める
下郡校では、シャーペンを手にグラフや図形を何度もノートに描くことにこだわっています。ただ頭の中で考えるだけではなく、空間図形などもわかりやすく平面に描く練習をすることで、学習の『身体感覚』を高めることができるというのがその理由です。英文や問題文を音読したり、辞書引きをしたりすること。地図帳や資料を調べることなども『身体感覚』を向上させる効果があるようです。スポーツや吹奏楽などの部活も、『身体感覚』を磨くために練習しているのですね。
「事始(ことはじめ)」を宣言する
下郡校では学期の初めに、これから習慣にしたいことを各会員が宣言する。宣言した内容は、名刺の大きさのカードになって渡され、毎回の授業のときには机の上に置いておく。ぼくと担当の先生が、いつでも「事始宣言」を目にすることができるように、だ。そして、学期の終わりに、ぼくと先生方が達成状況を評価する。今学期のぼくは、誘惑に負けずに何とか習慣にすることができた。次の学期も新たな「事始」に挑戦するつもりだ。
先生といっしょに苦手科目に挑戦する
算数にくらべると、ぼくは国語が苦手だった。テストを受けても平均点ぐらいしか取れなかったのだ。つまらないミスも多かったしね。でも新学年になってから、国語が少し好きになったような気がする。アクシスの先生に勧められて、問題の文章を声に出してていねいに読むようになったことも影響していると思う。また、すぐに答を書かずに、問いの意味をよく考えるようにもなった。国語辞典を調べることも楽しくなって、先生といっしょに国語を得意科目にすることが今の目標だ。