こんにちは。
塾講師のS です!
今回のテーマは 「データの活用」です。
グラフや資料を見て情報を読み取る単元で、入試でもとても狙われる内容です。中2から本格的に触れ始める学校も多いので、ここでしっかりコツをつかんでおきたいところです。
データの活用でまず大事なのは、「グラフや表は“読む”もの」 という意識を持つこと。問題を解く前に、まずはグラフが何を表しているのかをざっくりつかみましょう。「横軸は何?」「縦軸は何?」「何の変化を示してるの?」という3つを確認すると、内容がぐっと頭に入りやすくなります。
それから、折れ線グラフ・棒グラフ・円グラフなど、グラフの特徴を使い分けて読み解く こともポイント。たとえば折れ線は“変化”、棒グラフは“比較”、円グラフは“割合の大きさ”を見るのに向いています。それぞれの得意分野を知っておくと、問題文の意図も読みやすくなります。
また、入試でよく出るのが 中央値・最頻値・平均値 の考え方。言葉だけだと難しそうに聞こえますが、実はどれも“データの中心”を違う形で表しているだけです。まずは自分で表にデータを並べて、どこがどんな意味になるのかを確認してみましょう。
データの活用は、数学というより「読解力」に近いところもあります。でも練習すれば必ず上達する単元です。焦らず、まずはグラフをじっくり眺めるところから始めてみてくださいね。
次回は 「1次関数」 のコツを紹介します。ここから数学がグンと面白くなるのでお楽しみに!