岩手県の公立高校入試、一般入学者選抜では、調査書(内申書)と学力検査などから総合的に判断され合否が決まりますので、学力検査に向けた受験対策はもちろんのこと、定期テストの対策が必要となります。岩手県の調査書は1年生の成績から反映されるので、1年生の定期テストからしっかりとした取り組みが要求されます。また盛岡第一高校は合格者の3割を当日点重視、盛岡第三高校は合格者の1割を当日点重視、2割を調査書重視で選抜するなど学校ごとに選抜方法が異なるため、志望校に合わせた対策が必要になります。
黒石野中
部活動が非常に盛んで、部によっては朝練習・夜練習も行われるため、計画的に時間を使えるかどうかが重要なポイントです。定期テストでは、その数週間前から実技教科も含めてかなりの量の宿題が指示されるので、計画的に取り組んで早めに終わらせ、自身のテスト対策ができるよう取り組みましょう。高校受験時に調査書(内申点)としても関わる通知表の評定はテストの点数だけでなく、授業に向かう姿勢(関心・意欲・態度)が大きく影響するので、積極的に授業に参加することを心掛けましょう。
松園中
部活動が盛んなので、部活動中心の生活になりがちですが、学習時間も組み込んだ生活のリズムを整えることが大切です。定期テストでは他の中学校に比べて基本問題が多く出題されるため、やや点数は取りやすい状況ですが、その結果、中3の時期に他の中学生と同じ外部のテストを受けた際に得点(偏差値)が低くなり、志望校判定が厳しく出ることがあります。普段から基礎を固めることはもちろん、志望校を見据えた取り組みを進めておきましょう。