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学力検査では、中学校で習ったことをどれだけ理解しているかが試されます。最近は、知識だけでなく「思考力・判断力・表現力」が重視され、「資料の読み取り」や「自分の考えや結果に至った理由を述べる」といった、覚えた知識を活用する問題が多くなっています。こうした入試問題の出題傾向を知っておくことで、受験勉強で必要な対策がわかります。

英語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数5問、小問数38、リスニング問題数10、英作文の問題数ともにほぼ例年通り。大問1のリスニング問題は、対話を聞いてその内容についての質問の答えを選ぶ問題とメモを完成させる問題。大問2は、英文法。文章中の空欄に入れるものとして、適切なものを選ぶ問題。例年どおり基本的な文法理解が問われ、中学内容の文法が幅広く出題されるため、文法の基礎知識を身に付け、苦手な文法単元を作らないことがポイント。大問5は対話文+英作文。「異文化理解・共生社会」がテーマの対話文とイラストをもとにする英作文の融合問題。

対策のポイント
日ごろから長文はすべて和訳する習慣を身に付けよう

大問3は、毎年「意外と知られていない豆知識」がテーマであるが、今年度はピクトグラムについての出題であった。栃木県の長文では、いたるところで和訳が求められます。今回、大問3の1が和訳の問題でした。答案の中にはalmostの和訳の仕方に苦戦したと思われる回答が散見されました。

英文整序と自由英作文を意識的に多く演習しよう

大問2の2.3では、英文整序と自由英作文が出題されました。英文整序の問題では、日本語のヒントがないので、与えられた単語から構文を推測力が求められます。自由英作文では限られた条件をもとに英文を作成していきます。毎年必ず出題される形式ですので多くのパターン演習に触れておきましょう。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
リスニング 正しい答えを選ぶ
絵や地図を使う
メモ・グラフ・表を完成する
日本語[英語]で答える
自分の考えを英語で書く
発音・アクセント 発音・アクセント
くぎり・強勢・抑揚
読解 英文和訳(記述)
脱文挿入
内容吟味
要旨把握
語句解釈
語句補充・選択
段落・文整序
指示語
会話文
文法・英作文 和文英訳
単語の穴埋め
語句補充・選択
語句整序
正誤問題
言い換え・書き換え
英問英答
条件英作文
自由英作文
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5555
小問数37383838
リスニング10111010
英作文1222

数学

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問数5問、小問数27問でほぼ例年通り。 大問1は小問集合、大問2は数と式からの出題、大問3は図形、大問4は統計、大問5は関数の問題でした。 大問2の「式の計算による説明」は栃木県では頻出、大問3の「図形の証明」は、標準配点が8点と大きい。大問5は「2次関数、放物線と1次関数の融合問題、1次関数のグラフ」からの出題であり、特に3の(3)は格子点の問題で難易度が高く、確かな読解力が求められる。与えられたグラフを活用して規則性にも気付きながら思考すれば解きやすい問題でした。

対策のポイント
「連立方程式」「式の計算による説明」は超頻出

大問2は数と式から出題され、「無理数」「連立方程式」「式の計算による説明」の3問でした。特に「連立方程式」と「式の計算による説明」は栃木県では高頻出の問題となります。しっかり問題文を読んで理解することで解き進められるようにしておきたいところです。

時間配分に気を付けよう!

大問1は独立小問の8問ですが、「数と式」「関数」「図形」以外に、(8)で「反例」を答えるという今まで問われてこなかった形での出題がありました。予想外の問題が出題されると、例年以上に大問1で余分に時間を要する場合がでますので、大問2以降のために時間配分を意識して解き進める必要があります。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
数と式 正負の数
文字式
方程式・不等式
式の計算
連立方程式
平方根
多項式
2次方程式
関数 比例と反比例
1次関数
関数 y = ax2
図形 平面図形
空間図形
平面図形と平行線の性質
図形の合同
図形の相似
円周角と中心角
三平方の定理
データの活用 データの分布・比較
確率
標本調査
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数 6665
小問数 29282827
記述問題 図形の証明(説明)1111
その他の説明・証明など1111
立式・解法の過程の記述5643
作図(図形)1111
作図(グラフ)0100

国語

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問1:漢字の読み書き 大問2:説明的文章 今村信隆『お静かに!』 大問3:文学的文章 高田充『今日も私は、ひとつの菓子を』 大問4:古文 『平家物語』 大問5:『文法・知識事項』と資料をもとにした『作文』 大問構成は前年までと同様。論述問題の数に関しては、大問2~4で合計5問となり、昨年より1問増加している。論述問題で書く自習の合計は60+45+60+30+15で約210文字となり、その後に大問5で240字の作文を書くことになる。

対策のポイント
スピードと時間配分が重要!

大問5では、資料をもとにした「文法事項・知識事項・作文」の複合問題となり、品詞の識別、熟語の構成、正しい敬語表現の選択、そして資料の読み取りについての問題が出題された。作文は条件に沿って200字~240字以内の作文を書く必要があり、50分間で高得点を取るためにはスピードと時間配分の工夫が必要となる。

全体的に読む量が増加しています!

大問2の説明的文章の分量は2000字で、本文で用いられる語句も平易なものではなく、難易度も高かった。大問3の文学的文章の分量は1600字で、その内の1問は「本文を読んだ生徒たちの会話が設問内に書かれ、その会話内容から出題される」という形式(大学入試共通テストでの頻出)でした。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
漢字・語句 漢字(読み・書き・筆順・画数・部首)
熟語(三字熟語・四字熟語)
語句(ことわざ・慣用句)
文法 文と文節
品詞・用法
敬語、その他
表現・情報 グラフ・図表の読み取り
話し合い
伝え方の工夫
課題作文
聞き取り問題
文学史 文学史
現代文(読解) 主題・表題
大意・要旨
情景・心情
内容吟味
文脈把握
段落・文章構成
指示語
接続語
脱文・脱語補充
古典 古文のかなづかい・古語
古文の会話・主語
古文の展開
漢文・漢詩
文章のジャンル 論説文・説明文
記録文・報告文
小説・伝記
随筆・紀行・日記
和歌(短歌)
俳句・川柳
古文
漢文・漢詩
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数5555
小問数33333333
記号解答15141616
記述式解答(漢字の読み書きも含む)18191717

理科

2026年度/令和8年度

出題傾向

物理、化学、生物、地学から大問は計8問。 大問1は中1内容、動物の分類に関する問題。 大問2は中2内容、化学変化による気体発生に関する問題。 大問3は中2内容、前線の通過と気象の変化に関する問題。 大問4は中3内容、斜面を運動する小球に関する問題。 大問5は中2内容、植物の葉に光合成と呼吸に関する問題。 大問6は中1内容、音の性質に関する問題。 大問7は中3内容、太陽系の天体に関する問題。 大問8は中3内容、金属のイオンへのなりやすさに関する問題。

対策のポイント
入試問題演習に取り組み、複数回解く経験を積みましょう

大問6では、音の波形から振動数を求める選択問題が出題されました。加えて、音の高さに関する仮説検証の選択問題では、実験の条件、実験結果から表が表している内容を正確に読み取ることが求められ、限られた時間内で正確に解法するには、入試問題演習で類題を複数回解き、経験を積んでおくことが大切です。

イオンの問題では、「知識+実験結果」から判断する訓練が必要

大問8では、電解質の物質を選ぶ選択問題が出題されました。金属とイオンの反応についての模式図を扱っており、銅より亜鉛、亜鉛よりマグネシウムの方がイオンになりやすいという知識のみで解くのではなく、実験とその結果から判断できるように多くの演習を積み、自己の理解度を高めておくことが大切です。

過去4年間の出題実績

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分野出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
物理 力のはたらき
光と音
電流
電流と磁界
力のつり合いと合成、分解
運動の規則性
仕事とエネルギー
化学 物質のすがた
水溶液
状態変化
物質の成り立ち、原子・分子
物質の化学変化
化学変化と物質の質量
水溶液とイオン、電池とイオン
化学変化と電池
生物 生物の観察と分類の仕方
生物の体の共通点と相違点
生物と細胞
植物の体のつくりと働き
動物の体のつくりと働き
生物の成長とふえ方
遺伝の規則性と遺伝子
生物の種類の多様性と進化
地学 身近な地形や地層、岩石の観察
地層の重なりと過去の様子
火山と地震
自然の恵みと火山災害・地震災害
気象観測
天気の変化
日本の気象
自然の恵みと気象災害
天体の動きと地球の自転・公転
太陽系と恒星
分野融合 エネルギーと物質(物理・化学)
自然環境の保全と科学技術の利用(化学・生物)
生物と環境(生物・地学)
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数9988
小問数36363232
記号解答15192020
短文記述6538
計算問題5572
図・グラフ、モデル3122
語句記述

[関連記事] 【中学生】理科の成績の上げ方|苦手になる原因や勉強のポイント

社会

2026年度/令和8年度

出題傾向

大問は地理2問、歴史2問、公民2問の計6問。 大問1は日本地理からの出題で、語句を答える問題が2問、選択問題が3問、正しい組み合わせをつくる選択問題が2問、論述問題が1問出題された。大問2は世界地理からの出題で、語句を答える問題が1問、選択問題が5問、論述問題が1問出題された。大問3は歴史からの出題で、古代~近世の問題であった。大問4は歴史からの出題で、近代~現代の問題であった。大問5は公民からの出題で、政治・経済分野の問題であった。大問6は公民からの出題で、国際分野・公民総合の問題であった。

対策のポイント
「資料と文章を正確に読み取る論述問題」が出る!

大問2の5(3)で、資料で表される「日本との位置関係」「チリの国土の広がり」「販売時期の特徴」の3つから、チリ産ブドウの販売時期の特徴を答える論述問題が出題されました。文章を正確に読み取り、指示されたとおりに的確に答えることがポイントとなります。

教科書の太字は文字だけでなく内容を正確に理解すること

大問5の1から6までは、日本国憲法、国会・内閣・裁判所、地方自治に関する正確な知識が問われました。「憲法の番人」という語句は教科書の太字となりますが、その語句そのものを知っているかもしれないが、その内容も正確に把握しておく必要があります。

過去4年間の出題実績

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分野 出題内容 2023年 2024年 2025年 2026年
地理的分野 日本の姿
世界の姿
地形
気候
人口
産業・貿易 第一次産業(農林水産業)
第二次産業(工業)
第三次産業(商業・サービス業)
貿易
地域 アジア州
ヨーロッパ州
アフリカ州
南北アメリカ州
オセアニア州
九州地方、中国・四国地方
近畿地方、中部地方
関東地方、東北地方、北海道地方
歴史的分野 日本史 平安時代まで
鎌倉・室町時代
戦国・江戸時代
明治時代以降
世界史 古代
中世
近世
近・現代
テーマ史 政治・外交史
社会・経済史
文化史
公民的分野 政治 現代社会と私たちの生活
個人の尊重と日本国憲法
現代の民主政治、三権分立
地方自治
経済 消費生活と流通
企業と生産活動
財政、国民生活と福祉
国際 地球社会と私たち
経済と貿易
環境問題
時事問題
過去4年間の出題数

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出題形式 2023年 2024年 2025年 2026年
大問数6666
小問数44444446
記号解答30252427
用語記述7131412
文章記述7667
作業・作図0000