一雨ごとに季節は進んでいく、とはよく言いますが、
9月に入っても、まだまだ日によって寒暖差が
大きい日が続いております。体調には十分留意したいものです。
さて、先日将軍野校のプログラミング講座に通っていただいている
小学生の保護者の方とお話をしたところ、
「プログラミングの学習を始めてから、
読解力が身についたように感じるんです」
というお話をされていました。
プログラミング講座は「論理的思考力」や「空間認知能力」等が
身につくと一般的には言われていますが、保護者の方が
感じられたように、読解力の向上にも繋がる
「やり切る力」を高めていくのではないかと感じます。
例えば、ロボットを動かすプログラムを作る時、
記号がひとつ違うだけでもロボットは全く動きません。
子ども達はロボットを動かしたい気持ちが強いので、
「どこが間違っているんだろう?」と一つひとつ
自分が作ったプログラムをチェックして間違いを見つけて修正します。
そして、思い通りに動いた時に、達成感と成功体験を手に入れるのです。
こういった一見面倒で地道な取り組みが物事を途中で投げ出さずに
最後まで粘り強くやり切っていく経験は大切です。
また、文章を途中までしか読んでいない状態で勝手に自分で意味を解釈し、
問題で聞かれていることとは「真逆」のことを答えてしまうということも。
なぜ、そんな事が起こるのか?それは
日本語の大切なことは文末に書かれているからです。例えば
「今日、彼は学校に行き〇〇〇」
文章の〇に入る言葉でまるっきり意味が違ってきます。
行きました⇒過去形 行きます⇒現在形 行きますか⇒疑問形
今はスマホの予測変換機能の性能も上がっているので、
言葉を少し入力すれば表示される“候補”の中から
簡単に言葉を選ぶことが可能です。
しかし、各種テストでは自分で正確に読み取り、指示通りに
答えなくてはなりません。
小学生の皆さん。先で差がつく読解力の向上を見据えて、
アクシスのプログラミング講座を体験してみませんか?