大学受験対策
志望校合格に向けた勉強法とは
高校生は忙しい。限りある時間の中で効率よく勉強してきた先輩たちの勉強法を受験勉強に取り入れよう。
無理なくできる量を毎日コツコツ
- 群馬大学 理工学部 合格吉岡 大馳さん
- 私はいつまでにどの参考書どこまでやるかを決め、参考書のページ数を日数で割り、毎日1日にやる量を決めて勉強するようにしていました。最初は自分が無理なくできる量から始めることを意識しました。また、あらかじめに予備日も設けていました。最後にアプリを用いて勉強の記録をすることで、モチベーションがアップしたように感じました。早く取り掛かることが成功のポイントだと思います。
スキマ時間の大切さ
- 山形大学 医学部 合格近岡 珠希さん
- 私は暇な時にスマホを見る癖があったので、スマホでできる英単語アプリをダウンロードしたり、自分が間違えたことをスマホにまとめておいたりして、ごはんを食べている時やドライヤー、歯みがきの時間に見ていました。何度も同じことを見ることで内容が定着するし、わざわざ英単語にまとまった時間を割かずに済むので、他に必要なことを勉強でき効率的だったと思います。地理や生物などの暗記科目の勉強に活用するのがおすすめです。
友達と話して、勉強を楽しむ
- 高崎経済大学 経済学部 合格S.Mさん
- 友達との会話の中で問題を出し合ったり、勉強の話をすることで、楽しく覚えられる。何気ない会話が意外と頭に残っている。前日の会話の中で出てきた単語がテストに出たこともあった。1人で勉強するより、モチベーションも高まる。また、楽しむことで、勉強が苦ではなくなる。新しいこと、知らないことを知ることに楽しさが見出せて、自然と勉強時間が増える。すごく覚えられるようになるわけではないが、勉強に前向きになれる。
大学受験の
勉強スケジュール
コツコツ努力した先輩も短期決戦の先輩も、いつどうやって基礎を固めるか、それが合格へのカギだった。
基礎を徹底的に固める
- 鳥取大学 農学部 合格佐藤 恭誠さん
- 勉強において最も大切なのは、見栄を張らずに「基礎という土台」を盤石にすることです。まずは高2で単語と文法という土台を徹底的に固めてください。長文読解や英作文でつまずいたとき、その原因は応用力不足ではなく、必ずと言っていいほど土台にあります。周囲が難しい問題集を解いている中で、自分だけ復習や単語帳を繰り返すのは勇気がいるし、少し恥ずかしいと感じるかもしれません。しかし、「できない自分」を隠して強がる姿こそ、一番恥ずかしいです。焦らず、自分に嘘をつかず、最強の土台を作り上げてください。
計画を立てて、苦手を克服
- 京都大学 工学部 合格黒木 幸之助さん
- 高校1年生のころ、数学が苦手で克服したいと思い、Focus Goldを3周することを決めた。先生と3・4カ月で1周という目標を定めた後、1日に何問すればいいかを逆算し、各ページにこなすべき日付を書いた。こうすることで、今自分にどのくらい余裕があるか、急いだ方が良いのかを把握することが出来た。2・3周目は間違えた問題のみを反復することで、1周する期間を2カ月、1カ月と早めていき、最終的にどうしても出来ない問題を反復することで、1冊を完璧にした。これを高校2年生までにⅠA・ⅡB・ⅢC全て行い、数学が得意科目になった。
基本事項は早めに習得する
- 大阪大学 工学部 合格狩屋 拓翔さん
- 私は高校3年生の7月中旬まで部活に力を入れており、基本事項(公式や暗記すべきもの)の習得が周囲より大幅に遅れていました。そのため、高3の夏休みは他科目の勉強もしつつ、特に物理と化学の基本事項の暗記に注力しました。物理は学校配布の教材の基礎問題を、化学は先生推奨の必修整理ノートを使いました。夏休み以降は基本を復習する余裕がなかったため、これが後の成績伸長の土台になったと思います。また、教科書の細かい部分は忘れがちで自覚しにくいため、定期テストの際に目を通しておくのが良いと思います。
大学受験の
科目別の勉強方法
やみくもに勉強しても成績は上がらない。回り道をしないよう、先輩たちの取り組み方を参考にしよう。
長文読解の勉強法
- 甲南大学 文学部 合格Y.Sさん
- 英語の勉強は長文読解を中心に組みました。まず長文を読んで問題を解き、採点後にわからなかった単語や熟語を調べました。間違えた問題をそのままにせず、もう一度読み直すことで内容をしっかり理解できるよう意識しました。また単語や熟語の暗記も大切にし、覚えられていない単語は単語帳に付箋をつけ繰り返し確認しました。これらを続けることで、少しずつ英語の長文を読む力が身についていったと思います。
古文読解は一文ずつ訳してみる
- 愛媛大学 法文学部・昼間主 合格長田 碧斗さん
- 私は古文読解の際、全く読めないか、勘違いをして分かった気になっていることが多かったです。そこで一文ずつ訳すことにしました。これによって、どこでズレが起こるのか、単語や文法だけが原因なのかなどを考えられます。時間はかかりますが、単に数をこなすより良いと思います。問いに関わる未知の単語や文法は確実に覚えるようメモすると良いです。誤読の傾向を理解し、減らしていけるようにしましょう。
化学の演習方法
- 岡山県立大学 情報工学部 合格小野 愛奈さん
- セミナー化学を繰り返し解いた。1〜3回目で解けなかった問題につける印の色を変え、テストや模試前に確認した。理解しにくい問題は解説を読んで要点に線を引き、付箋にまとめてノートに貼った。共テの正誤問題でよく見る文章も付箋にまとめた。重要問題集は大問ごとに解いた日付を書き、忘れかけた頃にもう一度解いた。手間はかかるが、無機の反応経路や構造式は自分で書くとイメージが湧き覚えやすかった。
数学の問題で「最初にすべきこと」がすぐ浮かぶように
- 名古屋工業大学 工学部 合格今枝 桜生さん
- 数学のテストや模試で時間が足りなくなる原因は、解法が分からず一つずつ試している時だと感じました。そこで青チャートやプラチカなどの問題を見た瞬間に「最初にすべきこと」が思いつくまでひたすら取り組みました。共通テストは時間が短いため、頻出分野は問題文を一度読んだだけで話の流れが理解できるよう様々な解法を身に付けました。その甲斐あって本番は落ち着いて解くことができ、高得点を取れました。
基礎を固める世界史勉強法
- 関西大学 文学部 合格本間 有琳さん
- 世界史の勉強で一番大切なのは、まず教科書の人物や出来事などの基本事項をすべてしっかり覚えることです。ある程度できたら一問一答で知識を確認し、補強していくのが効率的です。手を出しすぎると量が増えるため、この2つを中心に直前まで何度も繰り返し完璧に仕上げました。また、他の人が覚えきれていない分野も抑えておくと本番で逆転のチャンスになります。各大学の傾向もしっかり把握しながら満遍なく勉強しておくといいと思います。
共通テストの形式に慣れよう!
- 北九州市立大学 経済学部 合格岡田 柚那さん
- あらかじめ基礎的な部分を頭に入れてから、過去問を解きまくって形式に慣れる勉強法です。共通テストは特殊なので形式に慣れることが大切です。どんな問題が出てどんな考え方をすればいいかを体に叩き込んでください。ただし基礎知識がないと意味がありません。例えば数学なら公式と使い方がわからないと過去問を解くのは難しいでしょう。いきなり慣れようとしても基礎がないと理解しきれず、何も身につきません。
問題集・参考書の
活用方法
「反復は奇跡の勉強法」これはある先輩の言葉。地道な演習の繰り返しこそが志望校の問題を解く力になる。
難しいものよりも、自分のレベルに合った参考書
- 大分大学 経済学部 合格橋本 光大郎さん
- 受験勉強をしていく中で、周りにはレベルの高い参考書をやっている人たちが増えていた。しかし、大事なことは、どれだけその参考書を極めるかなので、簡単なものから少しずつ完璧にすることが大切だと考えていた。そのため、先週勉強した文法や単語を復習したり、長文の音読をしたりなど、とにかく基本を大切にした。難しい参考書を1冊仕上げるよりも、自分のレベルに合ったものを1冊完璧にする方が必ず力になると思う。周りがどうであれ自分が何をすべきかを明確にして勉強することで、共通テストの英語で8割を超えることが出来た。
ひたすら英単語帳をまわす
- 和歌山大学 経済学部 合格S.Iさん
- 英単語帳でわからない単語に付箋を貼る。付箋がついているものだけひたすら回す。一週間経ったくらいで、付箋がついているもののうち覚えた単語の付箋を外す。これを全部覚えるまでひたすら繰り返す。単語は毎日必ず触れる。単語帳に載っていないが覚えていない単語はノートに書いて同様のことをし、一度出た単語はすぐに答えられるようにする。音読は、解いたことのある簡単な長文などを使い、訳しながら行う。毎日決まった時間にやると決めて習慣化すると続けやすい。音読は英文を速く読めるだけでなく、リスニングも聞き取りやすくなる。
問題集反復法
- 同志社大学 法学部 合格平田 光さん
- これはテスト範囲の問題を何周もして解法を頭に染み込ませるシンプルな勉強法で、私は数学で実践しました。授業があった日は、帰宅後にそのテーマの問題集を解きます。分からないところも解答を見ながら1周し、間違えた問題に印をつけて理解するまで解き直します。終わったらもう1周し、1周目で正解した問題は類似問題を2題ずつ解きます。2周目で間違えた問題には別の印をつけ、理由を理解して解き直します。全て正解できたらその日の勉強は終了です。次の授業の日は、必ず前回の復習を同時に行いながら、同様のことを行います。














