愛知県の公立高校入試は、2023年の入試からルールが大きく変わりました。学力検査の回数変更(2回→1回になりました)、マークシート形式の導入、受験期間の前倒しなど大きく変わりましたので、対応していく必要があります。調査書(内申点)と学力検査、面接の結果などから総合的に判断されますので、定期テスト・学力検査を重視した対策が必要となります。受験校内順位の決定方式はいままではⅠ~Ⅲでしたが、ⅣとⅤの方式が追加されています。特にⅤは各地域の上位校で採用されており、当日の学力検査合計点が2倍に換算されるため、筆記試験の配点が高くなります。特に旭丘高校、岡崎高校、一宮高校、刈谷高校、時習館高校などを志望する場合は、内申点が低いと合格可能性が著しく下がるため、中学1年生から内申点対策をしておく必要があります。同時に、定期テストで高得点を取っておくことで、合格可能性が高まります。アクシスでは、定期テスト前の対策として、勉強会や、演習会を実施しています。また、5教科をバランス良く学習するために、AIを活用した学習や、プロ講師によるオンライン授業、いつでも見られる映像講座などの中から、効果的な学習方法をご提案しています。
長久手北中学校
長久手北中学は通知表の評価の根拠となるものが明示されている点が一つの特徴です。通知表の科目ごとの項目に「レポート提出」「ノート提出」など何が含まれているか記載があります。また、定期テストもそれぞれの問題に、通知表の「知識・理解」「思考力」のどちらの評価対象になるか全ての問題に記載があるなど、内申点の根拠が数字化されています。そのため、科目ごとにどの項目を改善するのか、具体的に行動に落とし込んでいくことが内申点アップにおいて非常に重要です。
名古屋国際中学校
1学年3クラスのうち1クラスがインターナショナルクラスとなります。一般クラスでも英語の進度が公立中学よりも早いですが、英語以外の科目は公立中学校と変わらず、着実に学習を進めることができる学校です。美術のテストで毎回「芸能人の似顔絵を描く」、家庭科のテストでは「献立を考える」など、他中学校では一問一答形式だと思われがちな副教科のテストもただの一問一答形式ではありません。9科目の総合順位を上げるためには、思考力・表現力・判断力も大切な学校です。