現状の把握と目標の再設定
まずは現状を知ることから
限られた時間の中、無駄なことをやっているヒマは少しもありません。何ごとも“効率的に“進めることがとても重要です。そのためにはやみくもに勉強をするのではなく、戦略を持つことです。
目標とする大学の入試科目や合格ラインを再度確認し、模試の成績表から自分に何がどれだけ足りていないかを把握しましょう。科目ごとに、どこを伸ばせば合格ラインに届くのか、また、苦手分野をカバーするには代わりにどの分野をより強固にしていけば良いかなどを明確にします。
過去問の傾向を知ろう
共通テスト、2次試験、私立なら各大学の試験問題を確認しておきましょう。出題傾向を知ることで、的を絞った効率の良い受験対策が可能になります。
実際に1年分取り組んでみるのも良いでしょう。今はまだ解けなくてかまいませんが、どのくらい点が取れそうか感覚をつかんでおくことは重要です。中には自分と相性の良くない入試問題もあるので、対策を練るためにも傾向を早めに知っておくにこしたことはありません。
場合によっては戦略変更を
志望校と現状の自分とのギャップがありすぎる場合は、目標を再設定することも必要です。志望校を変更することは逃げや失敗ではなく、少しでも有利に戦える大学を選ぶという“戦略の変更”なのです。
大学選びは、自分一人で進めるよりも学校や塾の先生にサポートしてもらうのがおすすめです。今まで意識していなかった大学に対する新しい視点が得られるかもしれません。