有意義な冬休みを過ごすためのコツ
模試に向けて目標と計画を立てる
これまで受けた模試を分析もせずに放ったらかしにしていませんか。高校生にとって外部模試は大学受験に直結する貴重な材料です。今の自分は志望校にどこまで通用するのか?偏差値が乖離していたら早急に手を打つ必要があります。冬休み明けの模試の偏差値目標を決め、それに向けて学習計画を立てましょう。
定期テストに向けてはがんばるのに、模試は「実力で受けるものだから」といって何の対策もしない人がいますが、考えを改めるべきです。模試は練習試合のようなもの。試合の際には相手のことを研究し、戦略を立て、自分の弱いところを補うべく練習してから臨むはずです。試合を乗り越えるごとに実力がアップしていくのと同じで、模試は自分を知って成績を上げるチャンスなのです。
残り時間を意識した生活をする
考えてみましょう。学校が終わって部活をして家に帰ってきて、夜ごはんを食べて一息つく、その時刻は何時でしょうか。寝るまでのわずかな時間をフルに活用できているでしょうか。ちょっとだけスマホを見よう、で何十分も勉強時間をロスしていませんか。
今この瞬間にも、残り時間は確実に減っています。勉強のやる気が出るのを待っている場合ではないのです。やる気がなくても、とにかく毎日机に向かうことが重要です。行動することでエンジンはかかります。
学校の冬休み課題をどうするか
課題に追われて冬休みが終わってしまったということがないように、出された課題は目的を持って取り組むことが大切です。難しすぎてまだ自分がそのレベルにない場合は、時間をかけすぎず、さっさと解答解説を見る潔さも必要です。今の自分の力になるちょうど良い難易度の課題であれば、課題をテキストとして使いこなしましょう。自分にとってさくさく終わるレベルなら冬休みの早い段階で1日、2日くらいで集中的に終わらせてしまうと良いでしょう。。
高1は差が付き始めている時期。まだあまり力量の差がなかった夏休みのように、冬も全員同じように課題に取り組むことは難しいでしょう。高校の勉強は、言われるままにするのではなく、大学受験を常に考え、今の自分の実力に合わせて強弱をつけて取り組むことが必要です。








