【春休みの勉強法】周りと差がつく、やるべきこと3選。春期講習の必要性についても解説!

春休みは進学する人にとっても進級する人にとっても、1年のひと区切りがつき、次への準備をするとても大切な期間です。しかし、春休みの重要性に気づける人は多くはありません。周りに差をつける充実した春休みにするために、どのように過ごせば良いのでしょうか。この記事では、春休みを有意義に過ごすためのポイントをお伝えします。

この記事のポイント

  1. 春休みが大切な理由
    1. 春は周りに差をつけるチャンス
    2. 春からの受験勉強で優位に
  2. 春休みにやるべき3つのこと
    1. 1年間の目標と計画を立てる
    2. 英語または数学/算数の苦手単元を克服する
    3. 英語または数学/算数の先取りをする
  3. 塾の春期講習を活用すべき理由
    1. 効率よく学習することができる
    2. 続けられそうか見極めることができる

春休みが大切な理由

春休みは、すでに「新学年」です。この期間の過ごし方で1年が決まるといっても過言ではないほど、春休みの位置づけは重要です。ですが、このことをあまり意識しないまま、春休みを何となく過ごしてしまっている人はたいへん多いのです。なぜ、春休みはほかの長期休みに比べて、勉強への熱が上がりにくいのでしょうか。

(1) 春は周りに差をつけるチャンス

春休みは、比較的宿題が少なく、中には全くない学校もあります。補習も一律にはおこなわない学校が多いようです。また、夏や冬なら、休み明けのテストや模試のための対策をやらなければいけないという意識を持つこともできますが、春休み明けのテストは実施がないか、あっても環境の変化した日々に流されてしまい、軽視されがちです。
直近の明確な目標を持ちにくいことで、勉強の必要性が感じられないことが、何となく春休みを過ごしてしまう大きな原因です。春は、勉強へのモチベーションが上がりにくいのは実は当たり前なのです。
だからこそほかの人に先駆けて、春休みを有意義に使いましょう。夏や冬は周りもがんばるので、差をつけるにはさらにその上をいくようながんばり方をしなければいけません。ですが、春はまだエンジンがかかっていない人が多いので、周りを引き離す絶好のチャンスだということになります。

(2) 春からの受験勉強で優位に

春休みの2週間は短いようですが、これは約4か月間の日曜日分に相当します。入試直前期なら、おそらく喉から手が出るほど欲しい日数です。学校のない自由に使える14日間。この期間をぼんやり過ごしていたらほんとうにもったいないと思いませんか。
また、勉強の効果は、ゆっくりと時間をかけて表れます。がんばったからといってすぐ成果が出るものではありません。だから、勉強したことが点数に結びつくピークを入試時期に間に合わせるには、早く始める必要があるのです。伸び始めた時期が、入試が終わった後では意味がありません。当然、スタートは早ければ早い方がいいのです。夏ではなく春から始めたいものです。

春休みにやるべき3つのこと

長期休みはどうしても生活が不規則になりやすいものです。夜更かしをせず睡眠をしっかり取り、朝は学校に行く日と同じ時間に起きて、食事もきちんと取るなど規則正しい生活を心がけましょう。2週間という限られた時間をムダなく過ごすためには、日中のコンディションを良好に保つ必要があります。その上で、春休みにやっておきたいことを3点お伝えします。

(1) 1年間の目標と計画を立てる

受験生にとっては入試まで1年もないのですが、まだ先だと時間を長く見積もってしまう傾向があります。ほかの学年はなおさら勉強の重要性を実感できません。
時間をムダにしないために、これから1年の目標と年間スケジュールを立てましょう。その際、「志望校に合格する」というような大きな目標を立てるだけで終わらないようにしましょう。遠すぎる目標は、いま現在の動きを鈍らせてしまいます。志望校に合格するためには、どの時期にどうなっていたいのかを、逆算方式で細かく目標設定することが必要です。そして、その時期ごとの目標を達成するために、何をどのように勉強するのかを決めていきます。
1学期が終わるまでに〇〇ができるようにする、といった近い目標からさかのぼって現在までの時間を、1か月、1週間…とさらに細かく分解し、具体的な計画に落とし込めるとなお良いでしょう。

(2) 英語または数学/算数の苦手単元を克服する

英語や数学など、学習内容がつながっていく積み上げタイプの教科は、前のことがわかっていないと次のことを習っても理解することができません。油断していると、新しい単元を習うにつれてわからないことがどんどん増え、どうしようもなくなってしまいます。前学年に残してきた理解の浅い単元は、可能な限り解決しておく必要があります。
春休みは、夏や冬に比べてまだまだ心に余裕がありますので、苦手単元でも落ち着いて取り組むことができます。じっくり丁寧に問題に向き合うにはとても良い時期なのです。

(3) 英語または数学/算数の先取りをする

明るい学校生活を過ごすためには最初が肝心。ですが、新学年が始まって環境が変わると、リズムがつかめるまでは学習習慣が乱れやすくなります。特に、小学校から中学、中学から高校へと進学する場合は、通学時間や人間関係も変わるため、慣れるまでに時間がかかるでしょう。そのような中でも授業は進みますので、不安定な状態でもつまずかずにきちんと学校についていけるよう先取りをしておくことはとても意味があります。
英語や数学など積み上げ教科の「学習貯金」は、疲れてどうしても今日は勉強できない…というときにとても役に立つはずです。未来の自分のために春休みに先取りをしておきましょう。

塾の春期講習を活用すべき理由

先述したように、春休みは物理的にも精神的にも自由度が高いのですが、うまく時間を使えている人はあまりいません。新学年に向けて態勢を整えないといけない時期にもかかわらず、目的意識なく過ごしてしまう人が多いのです。スタートでつまずくと、そのあとも学習習慣を確立できないままズルズルと時間が過ぎてしまいます。塾の春期講習に参加してリズムを作り、学習量をしっかり確保したまま新学期をむかえましょう。

(1) 効率よく学習することができる

苦手単元を自分だけで解決するのはなかなか難しいのですが、塾、特に個別指導であればつまずいているところを見つけて効果的な復習の仕方を教えてくれるので、次の学年に持ち越したくないあいまいな単元を効率よく学習することができます。
また、先取り学習は、最初に変なクセがついてしまったり間違ったやり方で覚えてしまったりすると、あとが大変になりますので、正確にインプットすることが重要です。初めて見る知らないことは一人で参考書を読むよりも、塾で教えてもらった方が効率良く進む場合があります。

(2) 続けられそうか見極めることができる

新学期から塾に通うことを考えている場合、春期講習はまとまった回数を受講できるので、このあと続けられそうか?という判断がしやすくなります。また、春休みから塾に行き始める人は多いため、途中から入るよりも教室になじみやすいというメリットもあります。
塾は勉強に困ってから通い始めるのではなく、困る前に行くことをおすすめします。学年が上がると、学校で習う量や難易度は当然上がります。困ったと気づいてからでは取り戻すのが大変になります。春休みに部活が忙しい場合は、曜日や時間帯が選べる個別指導を活用しましょう。

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