個別指導塾って、どんな仕組みで誰が何をどう指導する?

個別指導Axisの校責任者の役割とは?

個別指導Axisには、授業で生徒の教科指導をする「指導者」と「校責任者」がいます。

指導者はいわゆる「先生」で、その仕事も比較的イメージしやすいのですが、では「校責任者」とはどんな役割を担い、どんな仕事をしているのでしょうか?

また、個別指導Axisの校責任者は、ほかの個別指導塾の校責任者と何が違い、どんな強みを持っているのでしょうか?

生徒や保護者の方からも厚く信頼されている人気の校責任者に、その仕事の中身や仕事に取り組む心構え、そこに注ぐ情熱を語ってもらいました。

この記事のポイント

  1. 個別指導Axisの指導体制
    1. 個別指導Axisの生徒指導は、校責任者と指導者の二人三脚体制
    2. 校責任者は合格への道筋を立て、指導者は合格にかなう学力を養う
  2. 個別指導Axis校責任者の役割
    1. 受験の仕組みや志望校・学部・学科選びをサポート
    2. 教室を支える“司令塔”としての一日
    3. 面談はスタート地点、大事にしたいのは“普段の会話”
    4. ご家庭と教室で“チーム”になるための保護者面談
    5. 指導者には、生徒が気づきや興味を持てるプラスαの工夫を
  3. 忘れられない生徒との成功体験 
    1. 県内No.1進学校を志望するも合格圏外、残り5カ月で合格へ
    2. 高校3年間も通い続け、東北大学医学部保健学科に合格
  4. 個別指導Axisと他塾は何が違う?
    1. 校責任者と指導者の両輪体制で編み出される最短・最適な成績アップの道筋
    2. 生徒に最適な学習法を組み立てられる「手段」が揃う
  5. 校責任者としての理想と情熱
    1. 大切なのは、生徒の「やる気を引き出す」こと
    2. 校責任者としてめざすこと
    3. 校責任者の個性で教室の空気も変わる。その相性もチェックして

個別指導Axisの指導体制

個別指導Axisの生徒指導は、校責任者と指導者の二人三脚体制

私たち(株)ワオ・コーポレーションが展開する個別指導Axisの教室には、授業で生徒に寄り添って教科指導をする「指導者」とは別に、「校責任者」がいます

指導者は、いわゆる「先生」です。生徒に科目ごとに授業を行い、答えを導く解法を教えたり、教科書や参考書に書かれていることをよりわかりやすく解説したりします。指導者1人で生徒1人or2人を指導する授業スタイルで、多くの場合、地元の大学に通う学生やオンラインを通じて難関大学生が、定期的な研修を経て指導にあたっています。

一方の校責任者は、生徒に寄り添う「学習アドバイザー」といった存在です。校責任者が生徒に直接学習指導することはありません。では、その校責任者とは何者なのか?その業務内容を具体的にお話しましょう。

校責任者は合格への道筋を立て、指導者は合格にかなう学力を養う

校責任者は、受験の仕組みや志望校・学部・学科選びをサポートし、生徒が望む進路を実現する可能性を高めるのが仕事。言うならば「作戦参謀」です。一方の指導者は、そのために必要となる教科ごとの得点力の向上を図る「コーチ役」です。

こうして役割分担し、この両輪を回しながら日々の指導にあたっているのが、個別指導Axisの指導です

個別指導Axis校責任者の役割

受験の仕組みや志望校・学部・学科選びをサポート

さらに、校責任者の仕事を、大学受験を例にしてお話しします。

いまの大学受験は、生徒のお父さん・お母さん世代とは異なり、選抜方法・受験方法が複雑化しています。その昔は、いわゆる「受験」と呼ばれる「一般入試」が中心でしたが、今は必ずしも科目別の試験を必要としない「推薦入試」「総合型選抜」もあれば、私立大学で共通テストを利用できる制度、国公立の前期・後期試験制度、さらには従来どおりの一般入試など、その種類も仕組みも複雑化しています。

さらには、大学の数も増え、新しい学部も新設されて学科も細分化、それぞれに独自の入試方法で選抜しています。

これだけ複雑化してくると、果たして生徒自身が、それらの「情報の海」から自分の進みたい将来に適した大学・学部・学科を選び、受験方法などの情報を正確に選び取ることができるのでしょうか?

さらには、本当にふさわしい大学や学部は、本人には見えていない情報のなかに埋まっているかもしれません。

そうした状況の中で、本人が見えていない情報も探し、一人ひとりに適した進路選択の大枠を描き、必要な受験戦略の道筋を組み立てる。それが校責任者の仕事です。

[関連ページ]志望大学・学部の選び方、決め方

教室を支える“司令塔”としての一日

さらに具体的に、校責任者の日常をお話ししましょう。
まずは、校責任者の生活時間割をお見せします。

◆個別指導Axis校責任者1日
(秋田校責任者Sさんの場合)

12:30 出社
13:00 開校
生徒の指導方針の立案
マネジメント業務など
16:00 学校を終えた生徒が教室に来始める
指導者と生徒指導に関する打合せなど
17:00 授業スタート
授業や自習室にやってくる生徒などへの声かけ
授業を巡回して実際の指導をチェック
生徒や保護者との面談など
21:30 最終授業終了
22:00 閉校・退社

面談はスタート地点、大事にしたいのは“普段の会話”

生徒さん本人との面談は、「形式的」には年3回行っています。成績に関する悩みや困りごと、今後の学習方針などについてコミュニケーションしています。しかし、この「3回」はあくまで形式的なもので、むしろこの面談をふまえた上で、普段の「何気ない会話」の方が大切だと思っています。

ご家庭と教室で“チーム”になるための保護者面談

保護者の方にも同様に、年3回の面談を行っています。保護者の方との面談で大切にしているのは、今後の学習方針はもちろんですが、それ以上に「保護者の方と私たちの役割分担」を意識しています。

 中学・高校時代は、人生でもっとも多感な時期です。私たちの教室は、家でもなく学校でもない。私たちはこの教室が、生徒にとって一番自然体でいられる場、本音で話せる場であって欲しいと思っています。

たとえば、学校の先生と生徒の「上下関係」では、なかなか本音は語れません。ましてや親と子どもの間では、親が子どもに言えば言うほど、先生と生徒の関係以上に「対立」が生まれてしまいかねません。

親が直接子どもに言うととげとげしくなることも、私たちが言えば案外すんなり受けいれてもらえることもたくさんあります。保護者からは学校や家での様子、私たちからは教室での様子なども共有しながら、生徒に私たちから伝えたほうがいいこと・親から伝えていただきたいことなどのすり合わせをすることも少なくありません。

こちらの年3回も「形式的」な回数です。面談で得た共通理解にもとづいて、日常的に電話連絡するなど、密なコミュニケーションが大切です。

指導者には、生徒が気づきや興味を持てるプラスαの工夫を

校責任者が向き合っているのは、生徒とその保護者の方だけではありません。指導者に対しても自分が考えた「指導の道筋」を話し、理解・共感してもらい、時には指導者から別の視点からのアイデアももらい、二人三脚での指導体制を築かねばなりません。

その際に私が指導者に要望していることは、「指導者としての工夫」です。私が指導者に伝えている基本ルールは、「テキストに書いてあることだけを話すのはNG」。生徒にはこの教室に来て、何かを発見し、興味を覚え、新しい気づきを感じ、家や学校に持ち帰って欲しいと思っています

[関連ページ]アクシスの指導者インタビュー「授業で心がけていることは?」

忘れられない生徒との成功体験

県内No.1進学校を志望するも合格圏外、残り5カ月で合格へ

私が校責任者として担当しているのは個別指導Axis秋田校です。秋田県内で一番の進学校は秋田高校です。合格するには500点満点で最低でも410~420点程度は必要です。

その女子生徒は中3の10月ごろに、この教室にやってきました。学力は380~390点程度。合格するには30~40点足りません。1年ぐらいの時間的猶予があるならば、この程度の「点数の溝」は十分埋められる範囲です。しかし残り時間はあと5カ月程度。間に合わすにはやや時間が足りません。

弱点分析から始めましたが、原因は明らかに「数学」でした。5科目で400点以上が必要なら1科目あたり必要なのは80点です。他の教科はきちんと得点できているのに数学だけはそこに及ばない。80点以上の科目を90点にするよりも、60点を80点にする方が伸びしろが多く、合格させるにはそこを強化する方が効率的です。

しかし、入試に向けた最後の模試の判定も合格圏には届かない点数でした。その女子生徒は「負けず嫌い」な性分でしたから、私はあえて「このままだと合格は難しい。もっと頑張れ!」と厳しめに指導しました。

高校3年間も通い続け、東北大学医学部保健学科に合格

その模試結果を見て、本人もいよいよスイッチが入ったようでした。指導者とともに数学の単元ごとの正答率を分析し、正答率の低い単元を基礎からやり直した結果、残り5カ月と限られた時間ではあったものの、無事秋田高校に合格。さらには、その成功体験が彼女の学ぶ意欲を刺激したのでしょうか、高校3年間もこの教室に通い続け、大学は東北大学医学部看護学科に合格することができました。

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個別指導Axisと他塾は何が違う?

校責任者と指導者の両輪体制で編み出される最短・最適な成績アップの道筋

「個別指導」を謳う塾には、個人立の小規模経営塾も少なくありません。そうした塾では校責任者・指導者といった役割分担はなく、経営者が自ら戦略を立て、教科指導も行っている例もたくさんあります。

このメリットは、生徒の学習のすべてに対して目配せでき、そこから得られる情報を一元的に管理し、それにもとづいて「次の一手」を考えられる点でしょう。

一方、私たちの指導は、校責任者と指導者の両輪体制です。最短・最適に成績を上げる方法や合格への道筋を、複眼で組み立てられることは大きなメリットだと考えています。

生徒に最適な学習法を組み立てられる「手段」が揃う

しかし、校責任者と指導者の両輪体制で生徒の指導にあたるのは、必ずしも私たち個別指導Axisに限った話ではありません。大手の個別指導塾は、多かれ少なかれ、似たような指導システムになっていると思います。

であるなら、個別指導Axisの優位性はどこにあるのか?
そう問われるなら、私は「手段のバリエーションの豊かさ」だと考えます。

(株)ワオ・コーポレーションには、教育に関するさまざまな部署があり、それぞれに必要な指導ツールの研究開発に取り組んでいます。たとえばタブレットやスマホを活用した映像講座やオンライン講座、弱点補強に有効な単元ごとのドリル、集団塾「能開センター」との並行利用、全国規模で参加できる統一模擬試験などなど、さまざまな手段があるのです。

生徒一人ひとりの目的や現状のレベルに応じて、これらの手段を適切に組み合わせる。そうして、いまの学力を測定し、補強すべき点を見出し、集中的・効率的に強化していくことができます。これらの手段を生徒一人ひとりに最適にコーディネートし、効果の最大化を図ることも校責任者の大きな仕事の一つです。

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校責任者としての理想と情熱

大切なのは、生徒の「やる気を引き出す」こと

高校入試であれ大学受験であれ、校責任者が担う最終的な役割は、合格という「結果」です。しかし、その結果だけを求めるのではなく、いや、結果を求めるためにも、生徒本人がやる気を出すという「プロセス」を整えることが校責任者の仕事だと思っています。
そのプロセスを少しでも上質なものにするために心がけているのは、

日常的な「何気ない会話」

面談の場だけではなく、授業に来たときはもちろん、授業がない日に自習室に来るだけのときにも、生徒の顔を見たら必ずこまめに声かけする。

生徒の変化に気づき読み取る「観察力」

生徒には家や学校で過ごす日々があります。家なら、親とちょっとした喧嘩ぐらいは普通に起こります。学校なら、定期試験もあれば部活もあって、それぞれうまくいく時もうまくいかない時もある。そうした時に、さしでがましくならない範囲で、ひとこと言葉をかけてあげる。

自然体で生徒に寄り添う

「寄り添う」というのは「私たちの考えを押し付ける」ことではありません。私たちの教室は、「生徒が一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらえる場」であればいいと思います。欲を言えば、「違った角度・視点から考えられるアドバイスできる場」であればなおいいなと思っています。

こうした「何気ない日常の積み重ね」の中で、生徒自身が次のやる気を生み出せる場であれること。それが、私が考える理想の教室です。

校責任者としてめざすこと

「塾」という場の特性上、どうしても「受験に勝つ」という使命からは逃れられません。その使命を果たすことはもちろんとして、いま私が思い描く理想の校責任者像とは、「一人ひとりともっと深く関わること」です。

多感で大切な時期を生きる彼・彼女らの貴重でかけがえのない場面に私がいる。そして、その人生の選択に何かしらの影響を及ぼしていく。怖くもあり、それ以上の大きな喜びがある。

中学・高校問わず、受験直前の3年生はもちろんですが、そこにとどまらず、1・2年生の早い段階から、彼・彼女たちの進路の選択と受験を支える伴走者でありたいと思っています。

校責任者の個性で教室の空気も変わる。その相性もチェックして

(株)ワオ・コーポレーションの良さは、「いたずらにマニュアル管理に頼りすぎない裁量権の広さ」にあると思っています。個人で創意工夫のし甲斐がある職場と言ってもいいかもしれません。

もちろん、校責任者の業務の標準化はされてはいますが、それでも「その校責任者なりのやり方」を実践できる余地があります。私が自分自身の校責任者としての姿を評するなら、決してスパルタでも熱血型でもありません。「できるだけ論理的に説明し、そこに納得・共感してもらい、そのうえで一緒に走る」。そんな校責任者でありたいと思っています。

個別指導Axisは全国にありますが、校責任者によって教室運営の仕方はさまざまです。もちろん地域の受験事情や環境なども考慮されていますので、同じ個別指導Axisという看板を掲げながらも、必ずしも均質な教室ではありません。

生徒の皆さんや保護者の方には、そうした教室の空気感の合う・合わないも見ていただきたい。どれが正しい・間違いといったことではありません。その人がもっと学びたくなる頑張りたくなる。それぞれの人がその人に適した環境を選ぶことこそ大切なことだと思います。

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個別指導Axisでは、各校の校責任者が、現状の悩みや、その先のゴールをしっかりと見極めて、お子さまに合った学習プランをご提案しています。また、1対1or1対2の個別指導だけでなく、オンライン家庭教師や映像講座などの様々な授業形式と組み合わせた、効率的な学習法もアドバイスしています。ぜひ、お近くの校舎へお問い合わせください。

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お近くの校舎へお気軽にお越しください。

この記事を書いた人

(株)ワオ・コーポレーション
個別指導Axis 校責任者
柴田康太(しばた こうた)