入試本番まであとわずか。「過去問を解いているけれど、どうしても制限時間内に終わらない…」と焦っている受験生も多いのではないでしょうか。
「時間の使い方」と「読み方のコツ」を変えるだけで、タイムアップを回避し、あと5点、10点をもぎ取ることは十分に可能です。
1. 1分を笑う者は1分に泣く!「設問ごとのタイムリミット」
「英語全体で90分」というざっくりとした目標だけで解いていませんか? 時間が足りなくなる最大の原因は、「特定の難問に固執して、後ろの解けるはずの問題を逃すこと」にあります。
戦略: 大問ごと、あるいは設問ごとに「撤退ライン」を決めましょう。
ポイント: たとえば英語の長文読解なら、「問1・問2の語句整序は各2分以内」「パラグラフごとの内容一致は1つ3分」と時計を細かくチェックします。 「解けていなくても、時間が来たら次へ行く」という潔さが、最終的な合計点数を最大化させます。
2. 展開を先回りする「予測読解」のススメ
一言一句を丁寧に訳していると、時間はいくらあっても足りません。文章の「次の展開」を予測しながら読むことで、脳の処理速度を上げましょう。
戦略: 論理のサインを見逃さず、ストーリーを予測する。
例文(英語): 冒頭に「"Artificial Intelligence improves our lives, but..."(AIは生活を豊かにする、しかし…)」とあれば、その後に何が書かれるか予測できますか?
おそらく「プライバシーの侵害」や「雇用の喪失」といった負の側面(マイナスな内容)が続くはずですよね。
この予測があるだけで、その後の英文を「確認作業」としてスラスラ読めるようになり、読解スピードが格段にアップします。これは国語や古文でも同じことが言えます。
3. 「設問の先読み」でターゲットを絞る
真っ白な状態で長い文章に挑むのは、地図を持たずに迷路に入るようなものです。
戦略: 本文を読む前に、設問(問いの文章)を先にチェックする。
ポイント:「傍線部①の理由を答えよ」とあれば、傍線部①の直前直後を重点的に読めばいいと分かります。 あらかじめ「何を探すべきか」を頭に入れておくことで、不要な部分を読み飛ばす(スキャニング)勇気が持てるようになります。
最後まで走り抜けましょう!